完全犯罪
皆さんは『鈍器のようなもの』という言葉を聞いたことがあるだろうか?
それは、度々「見た目だけ子供」な歳をとらない高校生探偵が巻き込まれる難事件で、凶器として登場するものの呼称である。
なぜ『鈍器』ではなく『鈍器のようなもの』なのか?それは、ある種のトリック犯罪に使われる鈍器に似せた高い硬度を持つものの存在が大きい。
時にダイヤモンドの様に固いとも言われる、冷たさの中に狂気を孕んだそのモノの名は、皆さんお分かりであろう。
そうです。
あずきバーです!
車椅子でウィリーの練習を終えた火照った身体を癒すだけでなく、あわよくば、僕の犬歯を欠いてやろうと、その獰猛で頑強な体に鋼の鎧を纏ったアイスバーです!
カチカチに凍ったあずきバーは、鈍器として相手の脳天をかち割ったあと、美味しく食べてしまえば、後には薄い木の棒一本しか残りません。
そうです!完全犯罪にはあずきバーです!
『真実はいつも1つ』と言っても、食べてしまえば立証不可能!
邪魔な旦那も、口うるさい姑も、役に立たない上司もみんなまとめてあずきバーで退治しちゃいましょう!
しかし、井○屋。
凶器準備集合罪とかで捕まらないか心配です!
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