❤️長女のこと❤️
それもう!綺麗な駄々でした!
かつてジャスコと呼ばれた(ほんとは、とっくにイオンだったけど)商業施設のオモチャ売り場で、誰もが振り返るような見事な寝技を決めたのが、長女です。
その姿を笑いながら見てたことを、TOMO様のイラストで思い出しました!TOMO様、いつもありがとうございます。
それでは、本編どうぞ( ゚д゚)ノ
次女と違い、長女との思い出は
万引き、家出、親の財布からお金を取るはしょっちゅう
飲酒や喫煙は当たり前、悪い友達とつるんでは、爆音バイクの後ろに股がってパトカーと鬼ごっこなど、バイオレンスなエピソードが満載です!
そんな長女との思い出の中で特に思い出深いのは、ある春の日のことです。
その日、娘達は元奥さんに連れられて佐賀県から千葉県にやって来ました。
やっと同棲の許可がおり、僕が3人を呼び寄せたのです。
婚姻ではなくあくまでも同棲です。
当時、うちの両親は結婚に反対していました。
どうせ長続きしないとタカをくくっていたので、2年もすれば別れているだろうと思っていたようです。
結婚を前提とした同棲です。
僕はこれを機に、子供達にある提案をします。
それは僕のことをパパと呼ぶことです。
これまで、ほぼ月に1度は千葉県と佐賀県を行き来して交流をしてきました。
一緒に遊んだり、お風呂に入ったり、ごはんを食べたりしていたので、すんなり受け入れてもらえると思っていました。
案の定、次女はすんなりパパと呼んでくれました!
「ありがとう!」
心からの感謝と感動です。
さて次は…あれ?
長女からの返事がありません。あれ?
緊張しているのかな?
と思ったけれど、なんだか雰囲気が違う。
ひょっとしたら嫌なのかな?
次女と違い、長女はお父さんとの記憶があるのかも?
それで受け入れられないのかも?
僕は、どんどん不安になっていきます。
長女と2人きりで話をしました。
『僕はこれから2人のパパになりたいと思っているんだ。でも、もし長女ちゃんが、僕をパパと認めるのが嫌なら、諦めようと思っている。無理強いはしたくないし、嫌でも怒ったりしない。長女ちゃんは僕がパパになるのは嫌かな?』
『……』
長い沈黙のあと、静かに首を横にふる長女。
『それなら、僕のことをパパって呼んでくれる?』
『…パパ』
僕は思いきり長女を抱きしめました!
『ありがとう、ありがとう、ありがとう…』
2人とも泣きながら抱き合いました。
気がつくと部屋の入口に様子を見に来ていた元奥さんと次女の姿。
その後、4人で抱き合いました。
あらためて、子供達をずっと守っていこう!
と決意した瞬間でした。
夕焼けのオレンジが幻想的で、あたたかくて
とても忘れられない出来事となりました。
今は2人の母親!
大変だろうけど、負けるなよ
愚痴ならいつでも聞くし
相談ならのるから
子供達だけは、なんとしても幸せにする
そう思って育てていくんだよ。
頑張れ!