介護業界に興味はない!?後悔する「2025年問題」に向けて知っておくべき仕事の裏側(移乗介助)
manoが感じた介護現場でのお話です。
一般企業との違いを知って介護現場の見所をお届けしてます。
『介護で話そうよ』No5
私が勤務していた施設は要介護3以上の方々が入所していました。
身体の拘縮が強く、そのまま固まってしまってる方も多く、身体介護の技術がないと介助者の身体は、すぐに痛めます。
私も定期的に行きつけの整骨院でケアをしていました。
移乗介助に慣れるまでは汗だくの日々。
足の脛はすぐにアザになるし、腰は怠くなるし、帰宅すると食事をしながら寝てしまう毎日でした。
寝ながら食べてる幼児の気持ちが、とても分かります。
・移乗介助、トランスファーの話
私、今となっては、これが一番好きな業務です。
大変で、限界はありますが、私にとっては技の披露的な気持ちです。
勿論、無理や危険なことはダメです。
相手にとって不快な移乗もNGです。
初めて働いたのが、特養で良かったことは、この技術を習得出来たことです。
これが、他の役に立つかと言われると…
分かりません。
しかし、身体の使い方が分かって、健康な気分でいます😉
当時は、一人で移乗介助が当たり前。
習得してからは、移乗介助が楽しくなりました。
入所者が、座りこんだり、寝てたりしても、すくっと立たせたり、ひょいっと起こせたり出来る技なんです(持論)
私は力がないので動かない時は全く動きません。
体位変換も全く動かず、びくとまもしない高齢者の身体。
(トリプル👨)先輩に教わっても、男女の体格差があり、説明されても何ひとつピンときませんでした。
・「古武術を使った優しい介護」の講義
そんな中、
施設で移乗介助についての講義がありました。
受けたら目から鱗です😲
その先生は脳性麻痺や身体障害のある方の介助がメインだったみたいです。(岡田慎一郎氏)
でも、凄い小柄な方です。
ひょいっと人の身体を上げちゃう
(ちょっとしたアトラクション)
それはやっぱり体の使い方が肝なんですね。
原理がしっかりあります。
勿論、身障者の方と高齢者の体は全く違います。
どこを触っても、どこを動かしても、痛い痛い痛い痛いと言うから、その通りにやるのは危ないし、出来ません。
ただ、身体の使い方の原理が凄く分かりました。
・身体の使い方
トリプル先輩に
「腕を使う時は肩甲骨から動かすと良いよ」👨
「はて??」😶
こんな感じだったのが、
この講義を受けると
肩甲骨から動かすの意味が分かります。
不思議ー🧐
めちゃんこメモですよ。
秀才になったかと思うくらい、メモしまくって、面白かったんです!
2回講義を受けて、やっと何となく身体の動かし方が分かりました。
例えば✏️
・腰の位置は相手の腰より下に合わせると重心が軽くなる。
・腰を曲げる時は膝を曲げると腰に負担がない。
・手を使う時は肘、腕を使う時は肩、を意識して動かす。
などなど…
相手の体格やベッド位置や色んな条件によって、使い方が違ってきますが、介護で楽しいのは身体介護です。
仕事の効率や進め方もトリプル👨先輩に教わりコツを知りました。
スタッフも同世代が多く、居心地良くて、そんな職場で働けたのはラッキーでした。
もちろん、酷でブラックで助け合いのない職場はあります。
しかし、自分の力で変えられることがあります。
技術で少し楽になることがあります。
たくさん選択肢があるんです。
介護の3K (汚い臭い危険などある)
だけが、介護業界じゃない。
プロがいることを共有したいと思います。
そして、私が大事にしてる自己覚知をこれから伝えていきたいなと思います。
無理をしないで、人がいるなら手伝ってもらいましょう。
過酷な職場や人に恵まれない職場なら、離れるのが一番大事です。
manoの『介護で話そうよ』
これからもよろしくお願い致します。
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