見出し画像

キャリアに対する漠然としたモヤモヤの解消に向けて一歩を踏み出してみた【ポジウィル体験談】


■経歴

別職種を志望していたが、新卒の就職活動がうまくいかず内定の出たIT系の企業に就職。3年半働いた後、キャリアアップのために別のIT系企業に転職。
現状に大きな不満は感じていないが、仕事やキャリアに対して漠然としたモヤモヤを抱えていて不安を感じている。

■受講したきっかけ

漠然としたモヤモヤを抱えていたけれど、解消に向けて何をすればいいかわからないという状態がここ数年ずっと続いていた。

  • 資格を取得したり業後に勉強会に参加するなど頑張っているはずなのに、全然自分に自信が持てない

  • やりたいことや、将来こうなりたいというビジョンがないことが不安

  • 今の業務は嫌いではないが、特にここ数年成長している実感がなく、これからどうしていくべきかわからない  など

そんな時にPOSIWILL CAREERというキャリアコーチングというサービスがあることを知った。
試しに申し込んでみた無料カウンセリングでは、周りに迷惑をかけてはいけないという考えの根底にある私は迷惑をかけているという意識を指摘してもらったり、無意識領域には自分ではアクセスできないということを教えてもらったりした。
価格が安くないので悩んだけれど、進展のないモヤモヤをこれからもずっと抱え続けていくよりは、プロの手を借りて一度とことん自分のキャリアに向き合ってみたいと考えた。

■ポジウィルを受講することで実現したいゴール

受講したキャリアデザインプランでは、担当トレーナーの方と週に一度のペースで、全五回の面談を受けることができた。
私は初回の面談で、今回のゴールを「少し自分のことが肯定できるようになった上で、自分の腑に落ちた選択をできるようになる」に設定した。

■印象に残ったワークとそこから得た学び

ゴールに向けて五回の面談で取り扱うテーマが決まった後は、担当トレーナーの方にテーマに沿った宿題ワークを出してもらい、次の面談時に実施した宿題ワークの内容で気になる箇所を深掘り下げてもらうというのを繰り返して進んでいった。
実施した宿題ワークの中で印象に残ったものをいくつか記載する。

<人生理解ワーク>

家族との関係性や過去の経験(自分史、ポジティブ体験・ネガティブ体験)を振り返って、当時の自分が求めていた言葉を考える。

私の場合は、性格形成に影響を与えていそうな子供の頃の経験には次のようなものがあった。

  • 2世帯同居の環境の中で、母と父方の祖父母の間に立って衝突を最小化するために頑張っていた

  • 頑張っても両親からなかなか褒めてもらえず、結果を出さなければと常に考えていた

  • 母から生まれてこなければよかったのにという言葉をよくかけられていた

子供の頃の自分に対しては、「頑張らなくても捨てられないから大丈夫だよ」という言葉をかけた。

上記の経験から、自信がないという感情は、家族との関係性の中で形成された「私には価値がない/間違っている」という非合理的な信念が原因であることがわかった。
ネガティブな今の自分は過去の努力不足の結果とずっと捉えていたけれど、トレーナーの方から「自分が悪いわけではない。環境が違えば別の考え方をしていた。」と言ってもらえたことで、その考えも思いこみだったと気づけた。

ポジティブ体験からは、短期のゴール・正解が明確・ロジカル・自分でコントロール可能・共通点や法則を見出すのが好き など、自分のモチベーションや強みを理解するためのキーワードを知ることができた。

<妨害者ワーク>

自分の妨害者に名前をつけて、次の観点から妨害者の出てきた状況を振り返ることで思考の癖を見つける。ありのままの感情を肯定した上で、別の捉え方があることを知る。

  • どういう妨害者が現れたか?

  • どんな出来事があって、どんなことを思ったのか?

  • 友達に相談されたとしたらどう言って上げるのか?

  • いつもと違うアクションをとるとしたらどうするか?

妨害者ワーク前に妨害者診断を実施して特に影響が大きかったものは次の三つだった。
潔癖性 :完璧主義。正しさにこだわる。自分にも他人にも厳しい。
優等生  :成功しないと自分には価値がない。一番にならないといけない。
こわがり:自分や他人を疑ってばかり。起こっていない危険も恐れている。

妨害者ワークを実施したことで、事実を自分のフィルター(妨害者)を通して捉えていることに気づけるようになった。
また、妨害者ワークを行うことで、ネガティブな感情が湧き上がってきたときに、今妨害者が働いていると気づけるようになってきた。

<ジャーナリング>

放電ログ・充電ログでは、1日を振り返って思い浮かんだできことをあげる。
セルフトークでは、放電ログ・充電ログで取り上げた出来事のうちの一つについて、連想的に感情を書き出す。

あなたの感情、気分、エネルギーを下げたものは?(放電ログ)
あなたの感情、気分、エネルギーを上げたものは?(充電ログ)
今、何が一番嫌なのか、つらいのか?(放電セルフトーク)
今、一番良いと感じていることは何か?(充電セルフトーク)

出典:グーグル社員も実践!
メンタルが整いすぎると話題の「書く瞑想」超入門

なぜそう感じたのかを言語化する時間を持つことで、普段自分の感情をちゃんと意識せずに過ごしていたことに気付かされた。

■受講後の変化

資格を取得したり業後に勉強会に参加するなど頑張っているはずなのに、全然自分に自信が持てない。
 ↓
自信を持てない根本の原因がわかったことで、自信を持つためにもっと努力しなければという強迫観念から解放された。
また、自分に対して抱いている否定的な評価のほとんどは、客観的な事実ではなくて根拠のない思い込みと考えられるようになった。

やりたいことや、将来こうなりたいというビジョンがないことが不安。
 ↓
必ずしもやりたいことやゴールを見つける必要はない。悩むときは5年後・10年後にどういう状態でありたいかや、大切にしたい価値観を考えてみると良い。

今の業務は嫌いではないが、特にここ数年成長している実感がなく、これからどうしていくべきかわからない。
 ↓
受講期間内に方針を決断できなかったけれど、今の会社で求めるられる人物像やキャリアステップが自分には合っていないことがモヤモヤの原因とわかったので、転職も視野に入れて考えてみる。

■感想

受講前に設定した「少し自分のことが肯定できるようになった上で、自分の腑に落ちた選択をできるようになる」というゴールの達成度は、これからへの期待も込めて現時点ではまだ50点くらいだったかなと思う。
受講しただけで劇的な変化が起こるということはなかったけれど、何にもやもやしているのかよくわからないという状態からは一歩進むことができた。
自分に影響を与えている妨害者とその根本原因を知ったことで、今の自分には正しい決断をするために時間をかけるよりも、ある程度考えたら試してみることや選択した決断の結果を受け入れる覚悟を持つことが大事だと気づくことができた。

特に自己理解ワークは、一人だったら全然深掘りできずに終わったと思うけれど、トレーナーの方と一緒に進められたおかげで過去の自分に向き合ってやり遂げることができた。
思考の癖は完全に変えるのに7年くらいかかるそうだけれど、トレーニングで徐々に変えていくことができると教えてもらったので、妨害者ワークやジャーナリングは継続して取り組んでいきたい。

最後になりますが、受講にあたりお世話になったポジウィルの皆様、本当にありがとうございました。

#キャリア #ポジウィル体験談 #POSIWILL #アラサー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?