[チェンソーマン]第6巻レゼ編ラスト マキマのネズミの話の真意とは

こんばんは
今回はチェンソーマン第6巻のラスト、マキマがレゼを仕留めに来たシーンを考察していきます。
単行本6巻までのネタバレを含みます。

レゼ編のあらすじ

まず、簡単にレゼ編のあらすじです。舞台はレゼがバイトしているカフェで始まります。そこでデンジはコーヒーの味を知ります。デンジは気づくとレゼに好意を寄せておりカフェに通うようになり、カフェでは学校の話をして夜の学校に行くことになります。ここでデンジはイソップ寓話の田舎のネズミと町のネズミの話をされます。この話は後程解説します。
後日、二人は縁日に行きデンジはレゼに一緒に逃げようと提案されます。つまり公安を辞め学校に通ったりといような世間一般的な16歳の普通の生活をするということでしょうか。しかしデンジは拒否します。その途端レゼはキスをしデンジの舌を噛み切り背中を刺します。ここでレゼの本来の目的はデンジの心臓ということがわかります。間一髪仲間の助けによりデンジは逃げます。しかしレゼは所謂武器人間であり、猛追します。そのまま町を舞台にデンジ対レゼが始まります。結果的にデンジが勝つのですがレゼを逃がします。まだデンジは彼女のことが好きでいつものカフェで待つと言います。レゼは田舎に逃げよとしますが気が変わったのかカフェへと向かいます。しかし一歩手前でマキマと天使に仕留められてしまいます。
ざっとあらすじです。分かりづらいと思うので、レゼ編(5巻40話~6巻ラスト)を読んでみてください。

イソップ寓話のネズミの話とは

ここでは裏で早川アキと天使の物語が同時並行しています。漫画では同時にこのネズミの話に入っており、レゼがデンジに「田舎のネズミと都会のネズミどっちがいい?」と聞いています。
田舎のネズミとは安全に暮らせるけど都会のようにおいしい食事はできない
都会のネズミとはおいしい食事をできるけど人や猫に殺される可能性が高い
と天使が話しています。この場面では天使とレゼは田舎のネズミ派、デンジとアキが都会のネズミ派ということが分かっています。この記事ではレゼが田舎のネズミ派ということが大事になります。

レゼ編ラストシーンのマキマ

あらすじでも書きましたがレゼは最終的にマキマに仕留められています。この時のマキマのセリフで田舎のネズミを犬に噛み殺してもらうのを見ているのがとても安心すると言っています。このセリフがどういったことなのかを考察します。

マキマはネズミを噛み殺す犬?

このシーンの真意はマキマは田舎のネズミ派であるレゼを殺す犬であるということを暗喩しているのではないかと考えます。マキマは土の中を掘って中野ネズミを噛み殺してもらうと話しています。マキマ自ら土の中を掘り(見つけ)レゼを殺したといことではないかと思います。つまりマキマはネズミではなくネズミを殺す犬であるのではないかと思います。

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