【ポケカ】ミラーに強い!誰が使っても勝てる! CL京都day2進出&Late Night優勝! エヴォ無ビーダル型アグロリザードンex
はじめに
どうもかるびです!2本目の記事になります。
さて今回は私がここ1か月間使用してきた激推しのリザードンデッキを紹介していきます。なお本記事には私以外のツイート等の掲載がありますが、すべてご本人様から許可をいただいております。
・直近の大会成績
デカヌ杯Top16(12/10, 100人規模)
Late Night159優勝(12/13, 183人)
CL京都day2進出(12/23,24)
かなりの高アベレージで自分でも驚いています。おそらくこのリザードンデッキ誰が使っても高い勝率を叩き出せると思います。その理由は後ほど。
デッキリストの変遷と解説
・原案
コンセプトはリザードン単体のパワーと耐久を押し付けること。それ自体の再現性は申し分ないリストを目指しましたが、消費できる札が無さ過ぎて手札が詰まります。しかしナンジャモ環境であることに加え、サポの大量投入が後押ししてくれて、コンセプトを完遂できてしまっていたがゆえに改良が難しかったです。そしてボス4枚の気持ちよさは忘れられません。
・デカヌ杯時点
デカヌ杯は愛知県で開催される100人規模の自主大会です。運営のヌさんにはいつも楽しいイベントを開催していただいており感謝しかないです。
ヌさんのXアカウント
https://x.com/kenukenu3desu?s=20
デカヌ杯直前にビーダル型のリザードンが関東の方での自主大会でよい成績を収めたとの情報が。それを参考にリストを改良しました(結局ポケモン以外同じだった)。消費できる札が増えてどんどん引けて気持ちいいです。釣り竿が1枚になった分、先ほどのリストよりもエネとポケモンを大事にする必要がありリソース管理を意識してプレイしました。
以下参考元です。ポケ実ポケカ部は撮影の雰囲気の緩さが馴染みやすくてすごく好きです。
私との差はヒートタックルのヒトカゲ採用の有無です。私が不採用にしている理由としてはなくてもサナに勝てる上、他の対面でもそこまで使わないからです。ミラーでは生きる場面もあるかもですが流行りのピジョット型にはそもそも勝てる構築なので要らないかなと。逆にまるやけは雪をはがすのにときどき使うのであってもいいかなと。あとHP70えらい。
・Late Night159 時点
LNではまけんきハチマキを不採用にし、アメを4枚に。ラブリィさんが黒炎発売当初、ご自身のYouTubeチャンネルでアメは3でいいとおっしゃっていたのですがものは試しだと思い4枚で試してみました。先2で殴るの強くね?と感じてはいたので。先殴りする分腐りそうなハチマキとはさよならし、消費できる札を一枚減らすこととなりましたが、アメの1枚くらいハイパーボールのコストにしたり、ロスト送りにして問題ないっす。むしろ邪魔なので送りましょう。ついでにアメ4はデヴォにも強いです。
ネストボール採用はただのミス……のはずが、かがリザ出勤の安定性に惹かれました。。。
・CL京都時点
LNからほとんど変わっていませんがネストボールを1枚いれて少しかがリザを使いやすくしました。後は先殴りを意識してるのでキャッチャーがあまり活躍せず、1枚ボスへと変えました。ボス4枚も考えましたが、終盤山が薄くなったときにキャッチャー&ナンジャモが割とキマる印象だったので1枚は残しておくことに。
一方、こちらはウッウ採用らしいです。序盤から使っていけるのが強いです。印象としては0エネで撃てる上に序盤にウッウが出勤しても、終盤に竿で使いまわせそうなのもえらいです。使い込んでみるとまだまだ強みが出てきそうです。しかしかがリザにもウッウにはないいいところがあります。それについては後ほど。
またエネの現物を減らし、竿を増やしていて超強いです。リソース管理が遥かに簡単です。流石です。
・かがリザの強さとは
かがリザに出来てウッウにできないこと。それがかがリザ採用のメリットになります。具体的には
大ダメージ
HP160
以上2点だと考えています。
まず250ダメージが弱いわけないです。具体的に役立った場面で言うとミュウVMAXとギリギリの戦いになったとき、相手のサイドが2枚でこのターンはまだリザードンがたてられないというような場面でかがリザ出勤から勝ちをもぎ取ったりしました。かがリザがいると残りサイドが5-2からでも捲れる可能性を秘めることができます。4-2ならほぼ確実に捲れたりもします。
またサーフゴーやリザードンメタの草タイプのV・exポケモンをワンパンできるのが強いです。相手のサイドが2枚の時に裏のリザードorヒトカゲを進化させずに残しておきながらのかがリザ殴りで強制的に1ターン生み出すこともできます。裏がボスで呼ばれて狩られるならかがリザがもう一度技を使えるし、かがリザがやられるならバーニングダークで勝ちと。
ミラーでもこれと同じように捲れる時も多々あります。正義のグローブをケアするならむしろこれしかないとも言えます(これに関してはウッウでも問題なさそう)。
HP160の強さもあると考えます。例えばロスト対面。相手のサイドが1枚で、こちらはバトル場にリザードン、ベンチにはリザードンがいなくてあな抜けのひもからのおとぼけで負けてしまう場面をかがリザを置くだけで救ってくれます。しかもこいつ1エネ貼ればアタッカーに早変わり。ビーダルでもおとぼけは受けられますが、逃げるor入れ替え要求です。きついです。
以上のようにかがリザはギリギリ負けそうな試合を勝ちへと変える1枚です。ピジョット型のようにサイドを2枚とられるポケモンが常時いるのならともかく、このデッキにおいては能動的に相手のサイドプランをずらせますから、かがリザ不採用は(ウッウ採用を除いて)あり得ないと断言します!
・その他改良点など
入れかえ札について
ポケモン入れ替えよりはジェットエネルギーの方が強そうだと思います。あな抜けのひもは疑似的なボスの指令になる場面があるので個人的には外したくないですがお好みです。ビーダルが縛られるのがだるすぎるので3枚は絶対入れましょう。
しっぽのミュウ
2枚入れたい気持ちが強いです。こいつがいないと話にならない試合が多々あるので、サイド落ちで絶望です。1枚採用の場合は事故と割り切るしかないですが、事故率を下げるためにも2枚目がほしいです。
ポケモンのどうぐ
ポケモン以外のカードをサーチできない都合上、ピン差しがあまり強いデッキではないので私は不採用にしています。しかしハマったときの爆発力もピカイチなのでここもお好みで。
他の型との比較 ~なぜこの型が強いのか~
ピジョット型との比較
先ほども触れましたがピジョット型ではサイドを2枚とられるポケモンが常に場にいることになるので、ビーダル型に比べ早いターンのうちからリーサルを取られてしまう対面が複数存在したり(多いと予想されるミライドンに隙を与えていたり、ちょくちょく見かけるパオやサーフゴーに2-2-2のサイドプランを許してしまうなど)、アメの消費が激しくデヴォから簡単に崩れたり、ex・vの特性依存なので雪道で簡単に止まってしまうなど多くのデメリットが存在します。はっきり言って対策されやすすぎます。Tier1である上に最も流行りの型であることも対策されやすい要因になっています。
それに対してビーダル型では、能動的にサイドにずらせるので2-2-2のプランを咎めて勝ちを掴んだり、アメの消費が激しくないのでデヴォからの復旧が容易であったり、雪道を貼られてもドローしまくって剝がせたりと確実にピジョット型よりもメリットが大きくなります。しかし時々下振れるときもあるのがドロー依存のデメリットにはなりますが、雪やデヴォで何もできなくなるよか全然マシだと思います。
ピジョット型にもメリットがあります。それは確定サーチです。初動さえ順当にいけば後は自由度が高くて自在に攻めることができる点です。上級者はこれを好んでピジョット型を使う人が多いでしょう。
問題なのはピジョリザが強いと聞いて使い始めたけどなかなか勝てないあなた!!確定サーチなんてのははっきり言って難しすぎます!!!(つよいけどね)ドローで回すほうが簡単で分かりやすいのでビーダル型試してみてください。
エヴォ型との比較
こちらは簡単です。先後どっちとる??って感じです。エヴォの場合は後殴りをして逆転を目指すという感じになります。ペパーが採用される分安定して後続が育つ。カウンターキャッチャーを使える場面ではペパーも実質ボスになるし、ネオラントのおかげで最後の詰めでボスを使いやすい。メリットだらけです。
デメリットとしては、後手1の展開によってはミュウやミライドン、ツキなどのアグロデッキに序盤で盤面を崩壊させられる可能性が若干高いような感じがします。
エヴォ無ビーダル型では先攻でアグロしていく上に、展開札もたっぷりあるのでイージー負けはあまりないという印象です。あとはアグロの方が勝ちやすい対面もそれなりにあるので後攻を取ってわざわざきつい戦いをしなくても済むというのも大きいです
エヴォ型については過去に記事を書いているのでこちらもよければご参照ください。全文無料です。
ビーダル型の強み
ビーダル型を使用する一番のメリットはデッキのわかりやすさ、回しやすさにあります。いっぱい引いて、必要な札を確保するという動き以外にすることがないので誰でも使うことができますし、リザードンのパワーと耐久で簡単に勝つことができます。これが誰が使っても勝てると私が考える理由になります。とはいってもプレイングは詰めれるところまで詰めて勝率アップを目指していきたいです。
ここより先は有料エリアとなります。無料部分だけで十分な充実度になるように書きましたが、有料部分では細かい部分まで見ていきます。
私自身、黒炎環境からリザードンを愛用していまして、その中で学んだことやブラフのはり方、気を付けるべきプレミなど練習の産物を載せています。プレイングを少しでも早く磨くためへの近道となればうれしく思います。値段相応の価値や需要があるかはわかりませんので、応援やday2進出のお祝いまで込みで(ほぼ投げ銭だと思って)購入していただけると嬉しいです。
各対面での立ち回り方
基本的な立ち回り(vsミライドン,トドロクツキ,ミュウ,ルギアなど)
基本的には次のようなベンチの形を目指していきます。ベンチ狙撃やばらまきをしてこない相手にはとりまこの形を目指しとけばOKです。なおしっぽのミュウは1ターン目に積極的に使用していきたいですので盤面にミュウが残っていることも十分にありえます。
展開のし過ぎは必ずしもよいとは限りません。引きにいきたいカードがあるとき手札消費のためにたねポケモンをベンチに広げたり、ボウルタウン、ネストボールなどで山札を見たりできるのが強いからです。もちろんベンチを展開することでケアできるものがあるときには広げるべきではありますが。試合展開によってはかがリザを起動させる必要が出てくるときもあるのでその際は準備しましょう。基本形ではベンチに余裕があるのでかがリザは早めにおき、れんごくしはいでエネをつけておきましょう。
vsサーナイト(ブラフについても記述)
目指すベンチ展開としては基本形になります。セイボリーケアまでできると素晴らしいです。そして相手の動きに合わせてマナフィやジラーチを出していきましょう。その際の立ち回りとしてはクレセやシッポは無視するのが強いでしょう。
対サナではブラフが活きることもしばしばあります。例えばミラステの返しで、こちらの手札にはボスの指令が2枚あるとします。この時はリファインキルリアをボスの指令で呼んでみましょう。相手目線ではボスがもう1枚あるとは思いにくい(はず)です。すると相手がナンジャモを撃たない選択をする可能性、さらにボス無い読みでサナexをたててシッポ起動などを狙ってくる可能性まで生まれます。それならば、あとはサナexを倒して埋められないサイド差をつくって勝ちです。その際ハンドを減らしておけば、さらにナンジャモを撃ちたくないはずですし、ベンチを展開しておけばセイボリーを撃ちたくもなります。ナンジャモを撃たれたくないときには相手に撃ちたくないと思わせることや他のサポを強く見せるなどの工夫ができると勝率が一段あがると思います。
逆に競っている試合展開になるときは、リバーサルを発動させずに耐える1ターンを作りに行く必要があります。そこでしっかりと展開して負けない盤面を目指しましょう。リザードをたてたうえで、かがリザ起動まで可能な盤面を作れると勝てることが多いです。とはいっても基本はアグロで勝てる(と私は思っているし、実際勝てている)のでアグロしましょう。試合展開がゆっくりになるほどサナ側の山が強くなってナンジャモ撃っても全部ひかれて負けみたいな展開になりがちです。
vsパオジアン
正面で殴り合っても勝てないことが多いです。相手の展開を見ながらシステムを狩り続けましょう。セグレイブを狩り切れるとリーサルが確定するので攻めやすいです。ビーダルを狩る展開のときはナンジャモでバグらせながらなんとかしましょう。これ以上言うことないです。
vsピジョリザ
ベンチ展開は基本形でOKですがケアできるorすべきならマフォクシーケアを忘れずに。こちら側はかがリザを利用して能動的にサイドをずらせるので、先殴りはしてOKです。ビーダルはしっかり2匹たてましょう。1匹の状態でカウンターキャッチャーを相手に使わせるのはやや厳しいかなと。
かがリザを絡めると勝てることがほとんどなので微有利にはなりますが、死ぬほど練習しましょう。ケースバイケースの対面ではあるので。言語化はしきれるわけがないです。。。
vsロスギラ
目指すベンチ展開は、というか必然的に以下の形を目指さざるを得ません。
しっぽミュウが生き残っている場合、ビーダルが1匹になります。このベンチの展開ですと、かがリザが必要な展開になると1ターン起動要求で厳しいです。山をとにかく掘っておきましょう。
ロスギラ対面もケースバイケースではありますが、1つ言えることはサイドの取り方をそこまで意識しなくてもいいのかなと感じています。ツツジを撃たれてもビーダルのはたらくまえばで復帰できますし、リザードンを倒されるのがつらいみたいなところがあるのでカウンターキャッチャーがそこまでこわくないです。むしろ相手もリザードンを殴りたいと思います。結局、中盤以降より回った方が勝つというところに落ち着くのではないでしょうか。
これはどの対面でもそうなのですが、ボスの指令は大事にしましょう。終盤引きたいというのもそうですが、3枚使って勝つ試合も時々あります。アクロマでロストしたり、ハイボのコストにするときには勝ち筋をよく吟味しましょう。リソース管理がこのデッキのすべてといっても過言ではないです。
デカヌ杯での学び
これは3戦目でのサーナイト戦での話になります。こちらの回りがあまりよくなく、サナ側がサイドを先行する形となりました。が相手はクレセリアでヒトカゲを取り続け、リザードンの二匹目をたてられないように試合を展開してきました。それに対し私はキルリアラインを狩り続け(呼び出し札orひもを毎ターン使用する上振れ)リザをワンパンされぬように、またクレセでエネを分散させるようにプレイしていきました。そして1-1-1-1-2でサイドをとって無事勝利。珍しい展開でしたのでこういう勝ち方もあるのだということを共有しておきます。
CLでの学び&プレミ
事件は4戦目のピジョリザ戦で起こりました。残りサイド2-2でビーダルを縛られ、あなぬけボスで勝ちという状況でした。残り時間が1分を切ったところで相手のナンジャモからボスの指令を引き、前歯で引ける枚数を増やそうとボスを撃ちました。あ……やらかしたと気づいた時には時すでに遅し。なんやかんやあって結局勝ったのですが。。。
時間に追われると焦ってこういうことが起こります。このような場面でこそ練習量だったり上手さが出ますね。もっと精進しようと思いました()
day2でもプレミしてました。ボスorスイーパーを切らなければ勝ちだった(構築とリソースの問題というべきかもですが)試合や、ボス撃てば次のターンで勝てたのに、ナンジャモ撃ったりとやらかしてました。どちらもやっぱり時間に追われていました。やはり練習量ですね。
プレミが俺を成長させてくれると信じこれからもプレミをします(そうじゃない)。兎にも角にも、プレミは教材なのでやってしまったプレミは忘れないようにできるといいですね。
プレミといえば、かえんばくを使う際にはどれだけ時間がなくても相手のサイド枚数を確認する癖をつけておくとよいです。この前その確認を怠って負けました。。。
CL後の構築の変化
変更があれば随時載せていく予定です。
最後に
私に書けるのはここまでです!少しでも参考になれば幸いです。ブラフのところなんかはかなり面白いんじゃないかなと自分でも感じています。もしよければ記事の拡散や、有料部分の宣伝などをしてくださるとうれしいです。X(旧Twitter)のフォローもぜひ!
最後に有料部分で学びがなかった人のためにCL京都day2終了後に食べたご飯を載せておきます。京都駅の味味香というお店のカレーうどんです。ガチうまなのでぜひ行ってみてください!
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!!