【ポケカ】サナに負けない!!!!シティリーグ2024シーズン1準優勝エヴォ型リザードンex【全文無料】
どうも、決勝負け芸人かるびです!シティリーグの練習で出た大会すべてとシティ本番までも決勝戦で敗退しておりました。
さて今回はそんな決勝までは必ずいけるリザードンデッキの紹介となります。初投稿なので稚拙な部分もあるかと思いますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
この記事では
①デッキリストとその中身
②不利対面へのアプローチ
③当日のマッチアップ
以上3点に分けて解説していきます。
リザードン自体難しいデッキタイプではないため、本記事を読んで動きを頭に入れてさえしまえばだれでも高アベレージの勝率を保てるようになると思います。
また、リザードンexというカードは、サイドレースについて多くの学びを得れる上、試合全体の流れの予想と勝利までが見えやすいまさにポケカの基本が詰まったカードだと言えます。全ポケカプレイヤーにぜひ1度は使ってみてほしいです!
①デッキリストとその中身
・なぜリザードンを使ったのか
リスト解説の前になぜリザードンでシティに出たのかについて軽くお話をば。ギラとサナに勝てる、安定している、この2つにつきます。また、個人的な話にはなりますが、ここ最近は何か結果をだすのはリザだったということも大きいです。天敵パオジアンの使用率がだんだんと下がってきていたことも後押ししてくれました。
・なぜエヴォ型なのか
リザードンというカードの魅力の1つにHP330という高耐久があげられます。これを活かすためにリザ以外のex,Vをあまり使いたくなかったので、システムをビーダルにしようと考えました。ビーダル型でもエヴォ不採用も考えられますが、やはりアメとリザの2枚要求がネックになると考え、エヴォ型になりました。ネオラントVが必要になる試合は気合で乗り越えます。
海外で流行中のピジョット型ですと、HP280のピジョットがギラティナのロストインパクトでやられたり、ミライドンに弱点を突かれ負けの余地をつくったり、ミラーでもワンパンされる危険性を秘めています。
非エクのシステムでいうとリファイン型も挙げられますが、セイボリーがとんで来やすい環境であることや、手裏剣1回で盤面崩壊してしまう危険性がありました。
・デッキリスト
とにか丸く、とにかく安定に寄せて作り、回しやすいように意識しました。自分調べにはなりますが後1エヴォリューションの成功率は80%,事故率は3%程となっております。(算出方法は200回分の初手+トップを見て計算しただけです。)
特徴的なところは
・ネスト4枚、VIPパス2枚
・ピジョットVの採用
以上2点が挙げられると思います。
またエヴォリザの構築に関して触れておきたいカードは以下になります。
・エンテイV・マフォクシーV
・マナフィ、ジラーチ
・ハチマキ
・スタジアム
・エネの枚数
・ネスト4枚、VIPパス2枚について
これはエヴォリザの「先攻後攻論争」にも関わってくることなのですが、私はこのデッキは後攻でよいと考えております。先攻を取らない理由は、どの対面も基本的に後攻で十分間に合うからです。
後攻を取ることには大きなメリットがあります。それはサポートが1ターン目に使えることです。1ターン目にペパーからエヴォとVIPパスを持ってくるという王道を行くだけでよいのです。面の展開はパス1枚で十分なデッキですので、パスは(サイド落ちケアと上振れ最高も込みで)2枚採用というわけです。
他の方のエヴォリザの構築を見ていると、ネスト2枚、VIPパス4枚の構築をよく見かけます。これはこれで展開できた時の爆発力はぴかいちです。しかし、2ターン目以降、VIPパスって腐るんです。邪魔です。余裕で前歯働きません。サナやロストみたいにVIPパス捨てれませんこのデッキ。エヴォリザ先攻派の人たちはおそらくパス4枚入れていると思うのですが、引けなかったらどうするのでしょうか。リザはミラステもできません。おわりです。
一方、ネスト4枚構築はどうでしょう。2ターン目以降でもちびちび展開していけます。ベンチのポケモンはそんなに多くなくてよい(後述)上、エヴォリザ自体ゆっくりめのデッキですので展開もゆっくりで間に合います。
余談ですが、先攻をとるならエヴォ型ではなくアメ進化で2ターン目から殴っていくほうがやってることも目指す方向性としても正しいのかと思います(その動きが強いことも重々承知しております)。しっぽミュウの採用の有無なども影響してきそうです。ミュウ採用で先攻とるならパス4も少し理解できます。ただそれ、ゲーム後半になるにつれ火力のあがるリザでやるべきことではないように感じます。リザは捲りのデッキだと心に刻みましょう。
・ピジョットVの採用
ピジョットVの採用理由としては雑にベンチにおける森の封印石の貼り先です。雑に出せるというのはネスト4枚だからこその強みです。はたらくまえばを使う前に、手札にネストボールがあるが、リザラインとビーダルラインがしっかりと展開できている場合、空うちすると思います。その空うちをピジョットVのサーチにあてるのです!すると、手札を減らせて、山札も1枚減って、森の封印石が当たりになるという相乗効果が発生します。安定大好きな私からすれば極上の1枚となりました。しかもピジョットV自体が自由に山に帰れるため実質デメリットなしとなります。
とはいってもこの枠は最後まで悩みました。最終的には一番安定感があり、使用感のよかったピジョットVを採用するに至りましたが、ここの枠は次に解説するカードたちの採用を検討できる枠にもなります。
・エンテイV・マフォクシーV
まずはエンテイから。といってもエンテイっていらなくないですか?リザで殴ればよくないかと思います。たしかにリザは序盤180しかダメージでないです。でもこのデッキはベンチを展開しない上、相手依存にもなるからからエンテイでも220はなかなかでません。ドローは前歯で十分だから俊足もいらないですし、わざわざ耐久の低いポケモンでリザの強みである高耐久をつぶしていく理由がなさすぎるかなと。エンテイを採用されている方、ぜひ強みを教えていただきたいです。
続いてマフォクシーについて。これは構築段階で試験的に採用していたのですが一度も技を使う機会がなかったので不採用としました。マジカルファイヤーはエネを2枚もロストしてしまう都合上最後の締めで使うくらいの使い道ですが、それが必要となるデッキは現環境はサーナイトくらいでしょうか。サイドを2枚くれるデカブツが正面にいるならリザで殴ればいいですから。封印石の貼り先としては負け筋にならないピジョットVの方が優秀です。
・マナフィ、ジラーチ
まずはマナフィから。後1でエヴォリューションすると、そもそも先2手裏剣ほぼ撃たれないです。たまにビッパに効くと勘違いして撃ってくれる人もいます(笑)。かくいう私もビッパにキョダイレンゲキをうって初めて意識するようになりました。話が逸れましたが、手裏剣撃たれないので不採用というわけです。パオジアン相手にエヴォできないパターンだけはどちらにせよ不利対面なので割り切ってください。
お次はジラーチ。こちらは採用としました。理由としては、ギラティナ戦で1~2ターン程度の遅れを取り戻せる、またそこそこ回ればギラティナに確実に勝てるという状況を生み出せるのが大きいです。また、たねポケモンをある程度入れていないとネオラントスタートの確率があがってしまうので、抜かなかったとも言えます。ジラーチスタートはどの対面でもうれしい(他のポケモンでエヴォ撃つよりも圧倒的に強い上、ギラ対面でスタートしてやられてもそこそこ勝てる)ので、採用して損はないと感じました。ちょいちょいマッチングしたことも採用の後押しとなりました。また1週間前のシティでデヴォ入りのロスバレが優勝し(身内)、練習段階の大会でクレセリアや、ヨガループケアにもなるので使い道は結構あると思います。当日はエネチャージで山を圧縮してくれました(笑)。
・ハチマキ
まけんきハチマキは、テツノカイナやトドロクツキなどが蔓延る現環境では必須級のカードとなります。一方でげんきのハチマキについてはあまり見かけなくなってきました。実際私も採用していませんが、ときどきほしいときがあります。220と280見れるのが偉すぎます。圧倒的61枚目というかんじです。パオジアンやミライドン、ルギア、ギラティナに対して、サイドが負けていなくも10上昇するのが偉いです。これらデッキの母数によっては採用検討という感じです。
・スタジアム
タウンデパートを2枚採用しました。他の採用候補としてはボウルタウンがあげられますが、ネストボールで展開できるので、なくてもなんとかなります。あったほうが嬉しくはあります。これも61枚目としてはだいぶありよりです。また時々崩れたスタジアムを見かけますが、ネオラントVや手負いのリザを消すことに明確な強さを感じない(消さなくても勝てるし、サイドとってくれた方が嬉しいことも多々ある)上、ベンチが埋まることもあまりないので、それならば安定札に回した方が強いと思いました。
・エネの枚数
後1エヴォリューションのかなめは初手にエネを引けるかにかかっています。ペパーではVIPパスを持ってくる都合上、エネは引けなかったらどんまいとなります。2ターン目に気合でアメに触るしかないです(意外といける)。大地の器を採用すればエヴォの成功率がさらに伸びるかもしれませんが、エネ管理がシビアになっていきます。私は炎エネを8枚採用しました。現物が8枚あることで大雑把な管理で済む、またハイパーボールのコストにしやすいなどのメリットがあります。毎試合つりざおに触れるとも限らないので、現物8枚が丁度よく感じられ、私には合っていました。リソース管理に自身がある人は炎エネを7まいにしてジェットエネや大地の器にその枠を回した方が強いのかもしれません。ここは個人の手に馴染むように調整してください。
またジェットエネを3枚採用しました。ビーダルを縛って1ターン稼ごうとしてくる輩がいっぱいいます。3枚あれば概ね引けるのでここが塩梅かなと。いれかえ1とジェット1のような採用を見かけたりもしますが、私のデッキは後1エヴォにかかっているので、エネルギー計11枚採用はくずしたくなかったです。
デッキの中身については以上となります。
②不利対面へのアプローチ
個人的にではありますが、現環境の中ではパオジアンが不利であること以外にはこれといった不利対面があるとは感じません。世間ではサーナイトに不利だと言われているように思えますが、互角だと感じています。結局その日一番もってるやつが勝つんです。
vsサーナイト
タイトルにもある通りこのデッキはサーナイトに勝てます!私自身勝率100%を叩き出しています。注意点としては、ネオラントVやピジョットVをベンチにださない(ピジョットは山に帰れるから封印石は使える)ことです。以下数パターンに分けてサーナイト戦における戦い方を載せていきます。重ね重ねになりますが、すべて後攻を取る想定で書いております。またすべて後2でミラステのキルリアをバーニングダークで倒しているものとしています。
よくある勝ちパターン
先3 330は出せない→シッポでビーダルを取られる。サイド1-1
後3 ボスでサナex倒す。サイド3-1
先4 リザワンパン
後4 もう一回ボスサナex。サイド5-3→勝ち確へ
そんなにうまくいくの?と疑問に思うかもしれませんが想像以上にこれ決まりやすいです。ガチで試してみてほしい。
先3でサナexがでてこない→リザを殴られる&先4ででてくるパターン
後3 バーニングダーク。サイド2-0
後4 ボスサナex。サイド4-2
後5 かえんばく。サイド5-4→勝ち確
後5ではリザードンexに進化しないよう注意。
以下2つは負けの可能性があるが、相手の引きが上振れたときのみ起こる。
先3でサナexがでてこない→ビーダルorトカゲ倒される(リバエネブレインウェーブ)&先4でサナexでてくるパターン
後3 バーニングダーク。サイド2-1
後4 ボスでサナex倒す。サイド4-3
後5 ナンジャモバーニングダーク。サイド5-5
リザ3匹要求の一番きついやつ。ただ相手側の要求もえぐいからほぼない。この後勝てるかはほぼ運ゲ。
先3先4ともにサナexでてこない→リバエネブレインウェーブパターン
後3 バーニングダーク。 サイド2-0
後4 バーニングダーク。 サイド3-2
先5 リバエネ残っていないのでワンパンには丘要求。サイド3-4
後5 ジャモスタジアム貼り替えかえんばく。サイド4-4
先6 フトゥーされたら負け
4つパターンをあげました。下2つは負けもあり得ますが、ほぼ起こらないので、割り切りかなと。また先3でリザ飛ばされるのも割り切り。また後2でリザに乗れないときはサイドを先攻される都合上、殴らないターンの発生もあり得ます。上記4パターンはあくまで1例程度のもので、サナ対面は無限に戦いのパターンが生まれますので、日々の鍛錬でインプットを行っていきましょう。ただ、上記4パターンは、勝つ可能性のあるサイド差の感覚をつかむためにも重要ですので頭に入れておくことをおすすめします。
先攻をとる型のリザですと、サナ対面で先2で殴れてだいぶ勝率あがりそうな感じがするので、先攻をとる型にも少なからず魅力を感じます。しかしリザ以外のex,Vが盤面にでてしまう可能性が高いので逆に下がるところまで見えたりもしますね。
vsパオジアン
ガン不利です。気合で乗り越えましょう。
先2プリファイパターン
先2プリファイ。サイド0-2
後2バーニングダーク。サイド2-2
先3ヘイルブレード。サイド2-4
後3かえんばく。サイド4-4
先4バスターテール。サイド4-5
後5バーニングダーク。サイド5-5
このような流れになることがほとんどです。先2ヘイルブレードの場合は気合でリザ3匹目をたてます。パオ側がビーダル1匹だったりすると、ナンジャモカウンターキャッチャーからわんちゃんつくれたりもします。
③当日のマッチアップ
予選1回戦 vsトドロクツキ
絶望のネオラントスタート+サポなし。かろうじてベンチは展開していきましたが、ほぼドローゴーしていたら負けていました。無念。
この時点でだいぶ目無しかなと感じていましたが、とりあえずドロップは控えようと心掛けました。
予選2回戦 vsロストギラティナ
普通に回りました。相手はアクロマを拾えていなかったものの殴ってはきていましたが、さすがにスピードで上回り勝利。
予選3回戦 vs エヴォリザ
いつもお世話になっている知り合いの方でした。再び絶望の手札。こちらは後1でエヴォリューションできず、サポも使っていなかったため、お相手はこちらの事故に乗じて先2でマフォクシーVの「マジカルファイヤー」を撃ってきました。ベンチのビッパに。効かない旨を伝え、お相手はやっちゃったーという感じでした。そしてこちらの番。リザードに進化して番を終えました。んー渋い。ですが、お相手は前の番にエネをロストしており、この番に殴れないという状況。そのまま番がかえってきました。相手も事故ってますやん。そして後攻3ターン目、こちらは無事にリザードンをたてることができ、サイドを取り始めます。お相手はなかなか動けず、最終的にこっちのリザが3匹完成するところまでいき勝利。運も必要ですこのゲーム。
予選4回戦 vsパオジアンパルキア
4回戦はまさかの階段でした。しかも3番卓。初戦負けたのに3番卓まじかと。車いすの方のために特別卓が設けられており、そこも全勝卓だったのでこの時点で全勝は7人でした。どうやら、上位卓では両負けが大量発生していた模様。階段を踏めたのでオポをあげる大チャンス到来。初手も悪くない!しかし絶望のお相手水デッキ。しかしお相手さん事故っていたようで、サイドを2枚先攻する形でスタートしました。2枚先攻できたらこちらのもん。そのまま殴り勝ちました。
予選5回戦 vsサーナイト
またまたお知り合いの方でした。後1エヴォして先2ミラステされて、返しでバーニング。試合展開は②の上から2番目のパターンへと向かっていました。が私は大きなミスを犯しました。ピジョット戻し忘れていました。。。
当たり前のようにピジョットをとられサイド4-4。盤面にサナexはいないという状況。しかしこちらのベンチにはリザexが残ってしまっている。とりまナンジャモかえんばくで返します。なんとか裏を取られず、ジェットエネでリザを前に出し勝利。プレミ負けしそうな試合でした。まさに紙一重。
今日はもってる日だと確信し、順位発表へ。8位!初戦負けしたけれど、トナメへいけました。諦めないことがすごく大切だと感じました。
トナメ1回戦 vsフュージョンミュウ
また知り合いです。しかし今度は一回も勝ったことない相手でした。負けルーティンのせいで、有利対面だけどかなり慎重にプレイをしました。相手は、リザをたてられぬようにリザードをとってきますが、後2アメ進化。サイド三枚獲得。メロエコでやられるので、次のターンにもう一度アメ進化要求の中、雪ジャッジ。リザ、デパート、ネオラントとかいう神引きを決め、封印石からアメで勝利。運だけでここまで来てます。
トナメ2回戦 vsカビゴンLO
えー、両者ピジョットループとなりました。シティリーグ、フロアルールで決められなくなったとき勝敗の決定権は開催店舗にあるとのこと。魂のじゃんけん。勝利。ちなみに、お相手がエリカの正体を最後のエール団の応援をつかって戻していたらLO負けしていました。
決勝戦 vs トドロクツキ
後2でリザードンになれず、サイド2枚差。後3でバーニングダークを撃つもブーストエナジーをはがせず耐えられ、次のターンに狂いえぐられました。後4で2匹目のリザで、ベンチのブーストエナジー付きのツキを倒しサイドは2-2。理想はかえんばくでイキリンコをとることでしたが叶わず。ちなむとロストスイーパーは前歯のために後2で使って、ブーストエナジー1枚はがしていました。最終ターンお祈りも届かず、狂いえぐられて負けました。
最後に
当日の対戦だけを見ていると運だけ感が正直否めないです(笑)。しかし練習段階では熱い勝負を繰り広げており、かなり自身のある山でした。だいぶ安定感のあるデッキ(のはず)ですのでぜひ一度手に取ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事の内容はあくまで私個人の見解ですので、勉強もかねて、さまざまなご意見をお聞かせいただけるとうれしいです。