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未来のあなたに笑顔を― 立ち仕事から守る変形性関節症ケアガイド
ども、義肢装具士の佑吉です!👣
あなたは毎日、仕事や家事で立ちっぱなしじゃないですか? 特に介護職や看護師さんのように、患者さんを支えたり、動き回ったりするお仕事をされている方々!その頑張り、本当に素晴らしいです✨ でも、ちょっと待って!
「最近、膝がズキズキ痛む…」「股関節がなんだか重だるい…」
そんなお悩み、ありませんか? それ、もしかしたら 変形性関節症 かもしれません。
変形性関節症って何?
関節って、骨と骨が直接ぶつからないように 軟骨 で守られています。でも、長年の負担や筋力低下によって 軟骨がすり減ってしまう と、骨同士がこすれ合い、炎症や痛みが出てしまうんです。
関節リウマチのような自己免疫疾患とは違って、「使い傷み」 で起こるのが特徴。だからこそ 立ち仕事の方 や 同じ動作を繰り返す仕事 をしている方に多いんです。
例えば、 ✅ 仕事でずっと立ちっぱなし ✅ 介護で腰や膝に負担をかける ✅ かがむ・しゃがむ動作が多い ✅ 長年、無理をし続けてきた
こうした積み重ねが 膝・股関節・足首・指の関節 にダメージを与え、痛みや動かしづらさにつながってしまいます。
💡 仕事を辞めた途端に痛みが出るのはナゼ?
「仕事を辞めたらラクになるはずなのに、逆に痛くなった!」 そんな声もよく聞きます。実はこれ、関節を支えていた 筋肉の衰え が原因です。
関節は 筋肉・靭帯・腱 などの軟部組織によって安定しています。でも、動かさない時間が増えると、筋肉が衰え、関節が不安定になり、骨と骨がぶつかりやすくなってしまうんです。
つまり、「適度に動くこと」 が、痛みを防ぐカギなんです!🔑
🌟 変形性関節症の予防と対策
「じゃあ、どうすればいいの?」と思ったあなた!今すぐできる 簡単セルフケア をご紹介します♪
💪 1. 筋力トレーニングで関節を守る!
特に 太もも前の筋肉(大腿四頭筋) を鍛えると、膝関節への負担を減らせます。
椅子に座ったまま 片足を伸ばして5秒キープ × 10回(左右)
スクワットは 深くしゃがみすぎず 軽めに行う
🚶 2. 無理のない範囲で歩く!
1日10分 だけでも歩く時間を増やす
日本の成人男性・女性ともに、厚生労働省の目標歩数に1000歩ほど足りていません。
この「1000歩」は早歩きで「約10分」歩いた時の歩数となります。
そのため、今より10分歩くことで厚生労働省も認める健康習慣に近づくことができるのです。ただし、普段あまり歩けていない方は、負荷が大きくなる可能性がありますので、ちょっといつもより動く量を増やすことを意識してみて下さい。足に合った靴 を履く(クッション性のある靴がオススメ)
ヒトは動物です!動く事、移動することができる事がとても重要です。
その時、合わない靴を履いていることは、パフォーマンスを下げるだけでなく、将来動けなくなるリスクを大きく上げてしまいます。そのため、自分の足のサイズに合ったモノ、キチンとした構造のモノを、正しい履き方で履くことがとても重要です。
👟 3. インソールやサポーターを活用!
関節にかかる負担を減らすために、オーダーメイドのインソール や サポーター でサポートするのも◎
ただし、サポーターは、着け続けると筋肉の萎縮や衰えを助長するので、負荷の高い作業をするときや、長時間・長距離歩いたり、走ったりする場合のみ使用するだけにしてもらいたいです。
ただし、医師の指導や治療で必要な時は、それに従って下さい。\
🛏 4. 休息とストレッチでケア!
お風呂でしっかり温める♨️
傷めたばかりや、関節に熱を持っているとき以外は、温めることをオススメします。
そのための入浴は軟部組織の柔軟性、循環を良くしますので、ぜひ湯船で温まって下さい。柔軟性を確保しで関節の可動域を保つ
関節の一つ一つの動きが悪くなると、その関節だけでなく、他の関節にも負荷をかけてしまうので、関節の可動域(動かせる範囲)を保つために、筋肉の柔軟性を確保しておくことがとても重要です。
この柔軟性を確保するのに、動きにくくなっている筋肉や関節を、無理やり動かすと痛めてしまう可能性があるので、負荷の少ない動きを、多くの回数こなしていくことをオススメします。
🏥 5. 痛みが続くなら整形外科へ!
「まだ大丈夫…」と思って放置すると、進行してしまうことも。早めに専門医の診察を受けることが大切です。病院を受診することで、今の状態をしっかり評価してもらい、その状態に合った治療やアドバイスを得ることができます。このアドバイスなどをもとに運動などをすることで、身体を壊さずに変えていくことができるので、日常生活に異常が出るくらいの状態の時は、受診をオススメします。
💖 未来の自分が「ありがとう」と言ってくれる選択を!
今は少しの痛みでも、そのまま放っておくと 歩くのがツラくなる ことも。 でも 適切なケアをすれば、痛みを軽減しながら元気に動ける未来を作れる んです!
「今からでも遅くない!」
ぜひ、今日からできるケアを取り入れてみてくださいね😊 あなたの未来の笑顔のために✨
ではでは👣
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![佐藤佑樹/義肢装具士/オーダーメイドインソール/3Dプリンター製インソール](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146217907/profile_73a393cf4d81f49d1598776c6239ade3.jpg?width=600&crop=1:1,smart)