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0153;急な変化はなるべくない方が無難。で、慣らしが大事。なのだけれど矯正していい場合とそうじゃない場合がある。ので、注意。

ども、子どものインフルを貰ったのか体調不良で寝込んでいた、佑吉です。

今までの睡眠負債を一気に返済してしまうくらい
朝から晩まで、晩から朝まで、しっかり寝ました。
そしたら、身体が休眠モードでフリーズしてしまい
無理やり動かしていたら、ご飯が食べれなくなり
今に至っています。

なんでもいきなりやり過ぎるのは良くないですね。

今日はお餅が食べれました。
大好きなカレーでも、さすがにキツイ!

さてさて、よく、インソールをフィッティングしたときに言うことが
慣らしをしてください、とお伝えしています。
病院でインソールを作る場合、
ほとんどが矯正を入れて作ることになります。
そのため、今まで何も入れていなかったところに
入れる場合がほとんどですので
いきなりフルで使ってしまうと
足部が対応しきれずに
痛みがでることがあります。
そのため、1週間から2週間ほどかけて
慣らしを行ってもらっています。

また、ストレッチを行うことによって
足部の追随性が上がり、矯正力がうまく働きやすくなることもあります。
他に、今まで使われてこなかった筋肉が使われることにより
筋肉痛が出ることもあり
あまり長引く様なら修正をしていきます。
また、今まで入れてなかったものを入れるため
どうしても違和感が出てしまうのですが
2週間ほど慣らしていくと気にならなくなることが多いです。

ただし、注意が必要なのが
関節リウマチの患者さんのインソールを作るときです。
関節リウマチは自分の免疫システムが過剰反応して
自分の関節を攻撃して、関節を壊していってしまう疾患です。
そのため、関節がひどく破壊される前に
いい状態で関節を保つためにインソールを入れることがあります。
また、崩れてしまった足部のアライメントを
これ以上悪化するのを防ぐ目的でも作ることがあります。
この時は矯正をかけてしまうと、更に関節を壊してしまう可能性があるので
ドクターと相談しながら、画像診断も行い
適切に対処する必要があります。

この時は、インソールを入れたことによって
支えられている感じはあっても
矯正されている感じがあると
いくら慣らしてもあまりいいことにはならないので
注意して製作していきます。

他に、足底腱膜が異常に硬い人も注意が必要で
足趾を上に反らせたときに、足の裏にできる筋がハッキリわかり
それがあまりに硬くて押すと痛みが出る場合は
歩行時など、つま先に体重が乗り足趾をするような場合
インソールに押され過ぎて痛みがですことがあるので
ストレッチをして柔らかくなるのならいいのですが
そうならない場合、足底腱膜に影響しないところで
アーチを支えて安必要があるので
もし、アーチサポートを入れて歩行時の蹴り出しの時に
痛みが出る場合、足底腱膜の状態を確認してみてもいいかもしれません。

このように、慣らしは大事ですが
慣らしだけではどうにもならない
構造的な問題がある場合は、作りを見極め
変えていく必要ああるため、注意してください。
もし、インソールの事で気になることがあれば
義肢装具士の入っている整形外科や義肢装具の製作所などに
相談してもらえればと思います。
最近ではスポーツ用品店などでもインソールを扱っていますので
資格を持ってしっかり勉強をされている方に相談されるといいと思います。

ではでは。

サポートありがとうございます!とっても嬉しいです✨