バツイチ同士、アラフィフの同棲準備
北国の片隅でサラリーマンをしている、アラフィフのかわうそです。
付き合った彼氏が家に入り浸るようになり、もうちょい大きい物件に引っ越して本格的に暮らしを共にすることになったとき。
私の城に遊びに来てる人ではなくなるので、事前にある程度の決まり事をつくりました。
彼氏には、20歳代後半の一人息子がいます。
私には、来年度社会人になる一人娘がいます。
彼も私も離婚した時に子供を引き取り、自分で育てたバツイチのひとり親です。
今回は、こんなアラフォーとアラフィフの男女が同棲をはじめるにあたり
フンワリと準備したこと、しなかったことを書いていきます。
その1.家計費を決める
家計用の口座を開設して、ざっくりとしたルールを決めました。
・大まかな光熱費、食費を算出。
・旅行など娯楽のための積み立てもする。
・大物家具など臨時の出費は、その都度等分に会計。
・これ以外の出費(衣類、病院、車の維持費など)は各自で支払う。
収入による割合制ではなく、同額ずつです。
今1人で暮らしていて、家賃・光熱費・食費にいくらかかっているか計算して。
(彼はほぼ自炊していなかったのでエンゲル係数がやたら高かった)
13万ずつ入れることにしました。
北国なので光熱費は冬季間に高騰しますし、電気代なんか毎年うなぎのぼりではありますが、今のところ年間で均したら月2万円は超えないくらいで、想定内。
水道料金、これも想定と同等。
食費は2人で五万円程度。
基本自炊+お弁当持ちなので、時には外食で焼肉やお寿司を食べても五万円は超えない感じです。
そのほか雑貨や家具を買っても、ちょっといい旅館泊まったりライブ行ったりしても、2人で毎月26万入れてたら多いんですが。
ひとまず2人の共有現金をもう少しプールしたいので、この金額設定は「ちょーどいいよ!」と言ってあります。
私の言葉をうたぐりもせず、「ボーナス出たから今月はいくら多くいれたらいい?」と聞いてくる、善良なワラビー。
これ、騙し取られても気づかんのでは。
家計簿と家計費の管理は、明朗会計かわうそが担当です。
2.家事の分担を決める
あまりガチガチにしても窮屈なので
・炊事はかわうそ
・ゴミ捨てはワラビー
・洗濯と掃除は2人で
ぐらいに決めて、とりあえずやってみました。
掃除は先に気になったほうがやっちゃうので、かわうそしかやらない結果になりました。
私ばっかり!と思いそうになったら、ピンポイントでお願いしちゃいます。
今日お風呂に入った時、排水溝のネットを替えて♪
Amazonの段ボール解体して捨てて♪
などなど
ワラビーは片付けや掃除に関して、自ら気づくことは一切ないです。潔いほどに。
しかし頼めば全く嫌な顔をせず、即刻やってくれますので全く不満はないです。
ゴミ捨てに関しては、ワラビーが自分の仕事として担ってくれているので、ぜんぶお任せ。
私は今住む地域のゴミ捨て曜日を知らず、今のアパートのゴミステーションに一度も行ったことがありません。
男性って、自分の仕事と思ったことは、とてもきっちりやってくれますね。えらいなぁ。
炊事に関しても、紆余曲折経て気が楽になったので私がほぼ担当でも問題なし。↓
3.2人はこれからどうなるのか
若い娘さんであれば、なんとなく同棲して何年も経過して、婚期逃した上に別れる…なんてことを予防するために、話し合ってから同棲を始めた方がいいと思います。
しかしアラフィフにもなりますと
一緒に住むことのゴールが法律婚だったら、おいそれと同居できません。
すでにいろいろ背負ってしまっている。
法律婚は恐ろしい契約です。重大な責任が伴う。
バツイチは、その重みと痛さをよく知っている。
二人の関係性に名前が必要か否か問題は、後ほど考えさせられる局面が訪れるのですが。
とにかくスタート時は曖昧にしときました。
このスタートから四年目になり、最近気になっているのが…
墓のことです。
ワラビー家の墓は辺鄙なところにあり、かなり遠くて私が自力で行けるところではないんです。
ホネになったら離れ離れなのか…?
こういう悩み事、みなさんどうしているのかなとネットの海に出てみると
事実婚?法律婚?私たちの選択。みたいな、法に縛られないパートナーシップについて悩んで結論を出した先達が、いろいろアドバイスを書いてくださっているのですが。
これから子を産み育てる、多様性に敏感な世代しかおられません。
子の親権や認知について熱心に教えてくれる。
墓については悩んでいない。
世代が違うのかと思い
シニア 再婚 墓 で調べてみると
「一緒のお墓に入りたいって思う人と出会いたい♡」
婚活旅行のCMがヒットする。
違う、コレジャナイ…
てかすごいキャッチコピーですね。
アラフィフバツイチ同士のカップルには、キラキラしてない、燻し銀な悩み事が出てくると知りました。
私、同世代の墓問題におけるパイオニアになれるかもしれません。笑