アラフィフから始める同棲と散らかしワラビー
北国の片隅でサラリーマンをしている、アラフィフのかわうそです。
賃貸物件の建具の色合いがチグハグで気に入らないのですが、設備と立地は申し分ないので、結局なんだかんだ住み続けています。
徒歩圏内に職場とスーパーとカフェがあるので、車のバッテリーが上がりがち。年末から愛車しんでます。
↑こちらの記事で書きましたが、私は部屋が散らかるのがすごくイヤ。
片付けが得意ではないので、モノを置かず、センスもないので色彩も散らかさないように徹底しています。
ティッシュの箱とか、洗面台に置く化粧品とかも色つきはNG。
化粧品その他は無色の入れ物に入れ替えればいいけど、歯磨き粉って入れ替えが難しい。
なので歯磨き粉を使わないことにしました。
我が子の成人式の写真を飾りたいのですが、晴れ着が鮮やかな朱の色無地だったので。
その色は脳内で再生することにして、リビングに飾る娘の写真はモノクロでプリント。
こんな感じで、色彩を散らかさないよう徹底しておりました。
引っ越した部屋のフローリングは暗めの茶で、赤みが入っています。
引っ越し前の部屋の、白基調の建具に合わせて買った青色の家具が、ことごとく合いません。
片付けても片付けても散らかってる感が否めない。
耐え難くて、
泣く泣くソファーにベージュのカバーをかけ、
カーテンをベージュに変え、
クッションカバーを辛子色に変えたら
茶色各種が散らばったお部屋がなんとかまとまったような気がします。
そもそもこの部屋は、私の通勤に便利であると同時に、クォッカワラビー似の彼氏と住むために探した部屋です。
一緒に暮らしはじめた彼は
散らかしワラビーでした。
私は個人的に、男に小言を言いたくありません。
お小言言って育てるのは子供で充分。
小言言わないと耐えられないくらい合わない人と、わざわざ一緒に暮らす意味はないですし、
私もネチネチ言われたら一人暮らしに戻りたくなっちゃうと思うので。
散らかしワラビーには、私がスッキリしたくてスペースを開けると、そこにモノをそっと置きます。
車の鍵置き場になったり
財布置き場になったり
お弁当袋置き場になったり
プレステのリモコン置き場になったり
お気に入りのお煎餅置き場になったり
あまりに流れるようにやるので、もはやこういう習性の生き物として受け入れるしかありません。
さらに、散らかしワラビーには、小さくて可愛らしい小物を収集する習性もありました。
旅先で、思い出の小物を買いたがったりもします。
私としては飾りたくないけど、ニコニコして可愛いものを選んでいる姿を見たら、ダメとは言えません。
私だけの家ではなく、我を通すわけにもいきませぬ。かわいいものスペースを決めて、ここに収まるだけの量にしてねとお願いしております。
いつかこういうのを玄関に飾りたいと、お土産屋さんで見せてきたのが木彫りの馬。両手で持つサイズ。
こわい。いつか木彫りの馬が来たら私はオンナを辞めて、お小言オカンになってしまう。
ウチでは飼えないよ!誰が掃除すると思ってんの!元いたところに返してきなさい!ってなる。
散らかしワラビーには散らかしの才能があるので、色も散らかします。
たとえば、ニンテンドースイッチ。
左が青で、右が蛍光オレンジという破壊力。
色がとっ散らかってるアレを、ソファに座ったら一番目に入る特等席に置く。
慌てて実家から私のスイッチ持ってきて、黒いリモコンに入れ替え。
へーこんな地味なスイッチあるんだな、全く気にしたことなかったわ〜とのんびりしています。
余談ですが、スイッチに比べてプレステ5は、デカいですけど白黒でおとなしくて良い躯体ですね。
ほかにも
真っ赤な眼鏡ケースに入ったサングラスを出かける時に目につくよう、一番いいとこに置く。
カラフルなサウナハットを、リビングに干しっぱなしにする。
ピンクのモクタオルを、かけっぱなしにする。
ぜはぜは。
油断も隙もないぜワラビー。
あと、散らかしワラビーは漫画好きです。
漫画が家にあるのはいいんです。私も大好きですからね。
しかし、リビングにこの漫画を全巻並べるセンスには脱帽。
よりによって
奇数巻が青、偶数巻が赤という激しさ。
散らかしの奇才ならではのチョイス。
あっ、もしかしてニンテンドースイッチと揃えてきました?(ちがいました)
改めて見ると、漫画の背表紙って訴求力高めですよね。
散らかしを見たら、リスが木の実を埋めているところを見たような気持ちになります。
習性で散らかしてるけどどうせ散らかしたことも忘れるんだよね〜笑
と思っていると、腹も立ちません。
今後もきれいなおうちで、散らかしワラビーと共存していきたいと思います。