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持ち家自慢はほどほどに②-マチアプ回想録
北国の地方都市でサラリーマンをしています、かわうそです。アラフィフバツイチです。
アラフォーの頃のマッチングアプリで出会った、香ばしい方々との思い出を書いています。
今回は、持ち家のある同世代バツイチ持田さんと、初回のデートを終えたところからの、続き。
終始スムーズなデート終盤、流れるようにLINE交換。
帰宅後、持田さんからLINEが。
持田さん
「今日はありがとうございました!こんなに楽しい時間は久しぶりでした😃さっそく、頂いたチーズとワインで思い出に浸っています」
うん、私も楽しかった。
殿方とデートしたな、って感じした!
ここから、
他愛無いやり取りしつつ
次のデートして
どうなるか決まる流れかな?
と思ってました。
返信しようと画面を開いていたら
「こんなに飲んじゃった🍷」
ダイニングとワインの写真。
「酔ったら夜風が気持ちいい〜🌙」
ベランダの写真。
細やかすぎる怒涛の俺通信!
待て待て。落ち着いて。
酔ってるのかい?
うるさいからLINEの通知切って寝ました←
翌朝、ケータイを開くと
「おはようございます😃よく眠れた!」
朝ごはんの写真
ギャーーー翌朝からも同じだぁーーーー!
ひるごはん
職場の外観
帰宅後は、持ち家のツアー動画
ずっと持田さんのターン。
ボミオス状態でキラーマシン3体に囲まれて
はやぶさぎり されてるみたい。
し、しんどい…なにこれ…
息切れしてきた哀れなカワウソを
ゴリゴリに削りにきた大技↓
「かわうそさんにこの台所で腕を振るってほしいな。エプロンもあるよ❤️」
自炊中の台所の写真。
元嫁さんが揃えたであろう、
ポップでキュート❤️な
水玉模様の食器や鍋など調理器具の数々。
料理は好きです。
だけど
まったく趣味じゃねぇお下がり道具で
元嫁のエプロンつけて
作りたい飯などないわ。
持田さんメダパニ状態?
そもそも。
彼が最大のメリットとして
ゴリ押ししてくる持ち家って
女性にとって負の遺産でしかないじゃん。
…私だけ?
ぃやっほう!家持ち男だぜ!って喜ぶ人いるのかな。
さらに
瀕死のかわうそに、つうこんのいちげき。
持田さん
「ほらほら〜早く住みたくなってきたでしょ〜」
「2人で働けば、定年前にローン終わっちゃうよ♪
そしたら旅行もいっぱい行けちゃうよ〜」
かわうそは しんでしまった!
残債のある物件など、そんなもんは
思い出という呪い付きの借金でしかない。
まだ好きだとも付き合うとも言ってないのに、
持田さんには
俺の城で嫁だけすげ替えて
楽しかった暮らしを取り戻す
(借金も一緒に背負ってくれる)
という幻覚が見えている。
この年齢で、60歳前の住宅ローン完済が見えているのは、甲斐性として魅力的に見える女性もいるかもね。
大きな車も、ガレージも、小さな庭付きのおうちも、小綺麗にしている様子も、魅力的に見える女性はいるだろね。
でも私にはデメリットとしてしか映らない。
ちゃんと私とコミュニケーション取ってから。
これが相手にとって会心の一撃か、痛恨の一撃か
もすこし見極めてから技を繰り出してくれ。
ごめんなさい。
私も悪かったよ。
専業主夫キボンヌモンスターを避けるために、
プロフの年収300万円超えるくらいに設定してたよ。
このシンママが、一軒家を持つのは確かに少し大変かもしれないね。
だからって、
=持ち家チラつかせたら飛びつく!
とは、ならないでしょ…
会話力もあり、エスコート力もあり
スマートでまともな男性に見えたんだけどなぁ。
独りよがり力、高すぎ。
ということで、一度のデートで終了。
つぎ!