＃７失恋日記②

失恋7日目

彼が振ってくれたタイミングは私の私生活的に悪かったけど
バイトに入るタイミング的には良かった。
バイトの出会いだったので、バイトに入るのは憂鬱だし、地獄のような顔をしている私に話しかけづらそうにしている後輩。
申し訳ないなと思いながら、その日別れたことを告げ、彼の悪口大会ができる最高の飲み会をしてくれた。
「僕は顔のいいやつが嫌いだから言えるんだけど、あいつは顔がいいから先輩にまったく寄り添わず、振ったところで次がいるって思えるやつなんだよ」と。
ほんと顔がいい人って勘違いされてかわいそうだなと本当は思っているけど、そうやって私の味方になってくれることが心底ありがたいなとも思った。
人に感謝できる感情があり、溜め込むけどあまり悪口を言えない性格であることがなんとなく最近になってやっとわかった。

失恋8日目

今日も彼が通っている美容室の前を通って大学に行った。
これがここをきっと通っていると別の時間だけど同じ場所を共有していると考えるだけで幸せ。