『フランチャイズの失敗』その1「別の事業を模索する」

 あまりの記事の売れなさにすっかり消沈してしばらく投稿してなかったが(笑)、実は既に結構なボリュームの記事を1年以上前に完成させており、このままお蔵入りというのも全くの労力のムダになってしまうので、その分だけでも公開しようと思い立った。

 という訳で、今回から居酒屋の次に大失敗したフランチャイズ事業についてです。

「別の事業を模索する」

 居酒屋開業は、『居酒屋の失敗』に書いた通り残念ながら2014年9月から2015年10月までの営業期間で大損失の大失敗に終わったのだが、せっかく独立したのに約1年でサラリーマンに逆戻りなんて絶対にしたくなかった。そして居酒屋廃業を決めた2015年4月頃から次の事業の模索を始めた。居抜き売却分と保証金の戻りと手持ち資金を合わせればそれなりの金額にはなるので、それで何か別の事業をやろうと考えたのである。この時点では、「飲食業はもう懲り懲りだ」という感情が非常に強かったため、「飲食業以外」というのは決めていた。
 
 居酒屋の失敗を振り返るに、やはり「全て自己流にやった」のも失敗の一因であると考えていた。自己流だと上手くいけば問題ないが、上手くいかなかった時に修正方法が分からない。そこで考えたのが事業をパッケージ売りしている「フランチャイズ」である。

 正直言えば元来フランチャイズに対しては「本当に成功しているのか?」と疑いを持っていた。宣伝広告は、皆間違いなく売上を盛っているだろうし、リスクには全く触れず絶対成功する的な内容がかなり胡散臭いと思っていた。
 しかし、修行させてもらった居酒屋が副業であるフランチャイズ事業をやっており、前の会社の上司の知り合いが塾のフランチャイズで成功しているという話も聞いていたので、キチンと見極めて選べば問題無いだろうと考えたのである。

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