君と過ごしたあの季節を忘れない【とあるIF】
去る2024年9月24日スマートフォンゲーム「とある魔術の禁書目録幻想収束」(以下「とあるIF」)のサービス終了が告知されました。
本noteはそんな「とあるIF」への感謝と思い出を綴る、1人のユーザーの備忘録です。
4.5年前程前の話となると所々記憶が怪しいところもありますが、どうか大目に見て頂きたいです
※コンセプト上、大部分は自語り、個人の感想になります。
1.「とあるIF」との出会い
先ずはじめに、私はそこまでソシャゲというものに数多く触れてきた訳ではありません。精々5,6タイトル程でその内3タイトルはカードゲーム原作のソシャゲです。(デュエルリンクス・マスターデュエル・デュエプレ)
そんな中、かつて私が熱中していたソシャゲがあります。
そのタイトルは「ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ」
ウルトラマン、ウルトラセブン等、所謂ウルトラシリーズにおける敵役である怪獣や宇宙人がプレイアブルキャラクターとなった育成・対戦型のゲームです。
この「ウルバト」の特徴的な点はキャラの入手手段がオークション式というものでした。
(例:「怪獣Z」の初期価格が石900、販売数が100体に設定されている状態でユーザーAが石950で入札をする。ユーザーBは石970、ユーザーCは石1000で、Aが対抗して入札価格を1050に変更……とユーザー間で入札が行われ、上位入札100名が怪獣の入手権利を獲得、最終的な入札価格分の石を消費して「怪獣Z」を入手という形式。このオークションが1日2回、期間限定キャラであれば概ね2週間で28回程オークションが行われ、欲しいキャラの入手を目指す)
その為、キャラをガチャで入手するパブリックイメージに近いソシャゲに触れるのは「とあるIF」が初めてで、「キャラを育成しバトルを楽しむ」、「最大強化状態が『星6』」という共通点とも言えないような点から私はとあるIFのゲームシステムに慣れていくこととなったのでした。
そもそも私が「とある」シリーズに初めて触れたのは2017年か18年頃。たしかニコニコ生放送でアニメ「超電磁砲」を偶然見たのがきっかけだったように思います。見れる範囲の話数を追う内に、「超電磁砲」はスピンオフ的な作品で本筋は別にある事を知りました。そこからアニメ「禁書目録」に触れ、原作を読み進め禁書3期の終わる頃に旧約24巻までを読み終えていたと記憶しています。つまり2019年頃、私の中で「とある」熱がかなり高まっていた時期に「とあるIF」が登場したという事になるわけです。
ウルバトは2019/1/16にiosでの配信が開始され、その日に私もダウンロードしました。ウルバトを始めて半年程経ち、ソシャゲという物に慣れた頃合いでもあったわけです。もっとも、先述の通り少々特殊なシステムのゲームだったので勝手は違いましたが。
その後、ウルバトは2021/5/26にサービスを終了しています。
サービス開始から終了までを遊んだゲームは今回で2作目、いつか終わりが来るものであるというのはウルバトで痛感したはずですが、やはり頭で分かっていても好きなゲームが遊べなくなるという事は中々受け入れがたいものです。
最後まで飽きずに続けられたという事はある意味喜ばしいことなのかもしれませんが。
2.ゲーム・生放送の思い出
<2019/7~2020/7>
とあるIFのサービスが開始した2019年7月4日、記憶の限りだと私は一応ダウンロードを済ませログインはしていたものの、ちゃんとプレイをし始めたのは8月上旬でした。その為、始めてまともに遊んだイベントは2回目のシナリオイベントである「とある令嬢の夏季休暇」となります。
足りない手持ちでステージを進めていき、何とか滝壺の覚醒結晶を集めた記憶があります。始めて期間限定キャラのガチャを回したのもたしかこの時。
始めての期間限定星3は絹旗でした。
このガチャはエレガントナイト麦野が強力で、初期のキャラにしては長いこと活躍していた印象があります。
0.5周年では幻想祭宴(イマフェス)ガチャが開催され、オティヌスと【魔神の理解者】の上条さんが実装。
以降フェスガチャではオティヌスのような同色キャラを強化できる潜在能力持ちキャラが次々と実装されて行きます。サブ(控え)に編成しても有効なのでこの手のキャラは最後まで重宝しましたね。
1年目のフェスキャラだと【自動書記】インデックスは赤強化の潜在に加え、防御ダウンと気絶付与を行うスキルが非常に強力でした。
周年イベントはゲーム外での施策も印象的で、ゲーム内スコアと連動して累計スコアに応じた報酬がもらえるスイカ割りイベントやスマホの壁紙がもらえる自販機キックゲームのイベントもありました。後年になると主題歌を使った音ゲーなんかもありましたね。
ゲーム内でも4/1のエイプリルフールネタの一環でアシストキャラとして自動販売機が実装されたりもしました。
<2020/8~2021/7>
2年目で印象的な出来事として先ず上げたいのは個人的な最推しキャラクターである固法先輩の星3実装です。
ちなみにイラストは同時開催されていたイベント「とある2人の水着事件」(2020/8開催)のシナリオが元となっており……
水着泥棒を追い詰めたところで水をかけられる固法先輩(と帆風さん)。水に濡れ、透けた服では追いかけられないだろうと嘯く水着泥棒を前に2人は濡れた制服を颯爽と脱ぎ去り水着姿にチェンジ。水着を予め着ていたため問題はないと宣言し水着泥棒に改めて対峙する。という一幕。なんなんだ一体
その結果が洗車場で水着姿というわけです。
まあ、固法先輩を例に挙げましたが、とあるIFでは様々なシチュエーションで活躍キャラ達や普段関わりの多くないキャラ同士の掛け合いが見れたりと正にIFストーリーが楽しめるゲームだった訳で……特にキャラ別ストーリーやコラボや周年等一部イベント、後述するオリジナルストーリーではフルボイス仕様と非常に豪華なゲームだったなあと思います。サービス終了でこれらのボイスデータが失われるというのは仕方ないとはいえ非常に惜しい!
聞ける内に聞いときましょう。
本当に
2021/3には【今の居場所】固法美偉がピックアップガチャで登場
実際に入手出来たのは3周年で交換チケットでが配布されてからでしたが……
2年目のイベントだと劇場版モチーフの「とある奇蹟の天空奏歌」も個人的に印象深いです。映画「エンデュミオンの奇蹟」自体が好きなのでイベント開催自体も嬉しかったのですが、通常はレイドイベント形式ではイベントストーリーが全2回構成(イベント開始時と終了時)のところが全5回となっていて、映画のストーリー再現に力を入れてくれていた事に感激した記憶があります。(しかもフルボイス!)
その後劇場版10周年記念としてパワーアップして再度開催されたのも印象的な点です。
アニメ本編再現のメインストーリーや今回のようなイベントだと、アニメとアプリでの演技の違いが聴けるのもとあるIFの特徴でした。
(「天空奏歌」だと一方通行がちゃんと「1!!」と言ってたり)
コラボイベントが初めて開催された年でもありました。
・2020年9月には「この素晴らしい世界に祝福を!」の映画
・2020年10月に「灼眼のシャナ」
・2021年5月には「NieR」シリーズ
とのコラボがそれぞれ開催されましたね。
「このすば」のアクアが異能攻撃タイプでありながら必殺技は物理攻撃という中々独特な性能で当時は面白いと思った記憶があります……流石に後年は扱い辛さが目立つ形となりましたが。
「NieR」コラボの固法先輩は欲しかったんですけど当時は逃してしまいました。
コラボ限定キャラは下手な期間限定やフェス限より入手手段が限られるので、コラボ先のキャラクターが好きだったり、推しがコラボ衣装で登場した人は苦労したことと思います。あと単純に性能が高かったりする事も少なく無かったですし……
とあるIFとのコラボが行われたアニメ・ゲームは名前は知っている程度の知識しか無い作品ばかりだったので、コラボを機に名前やキャラクターを知るということが殆どでした……とあるIFに合いそうな異能バトル系のシリーズにはそこまで詳しく無かった自分が悪いのですが、1回くらいは元から知ってる作品とのコラボというものを経験したかった気もします。
コラボと言えば,、少し変わった形でしたがスマートフォン「arrows」とのタイアップ企画として、「arrows」を手にしたイラストの御坂美琴と食蜂操祈の配布なんてのもありました。(2021/1)
確かメーカーの担当者が「とある」好きで実現したと生放送で説明があった記憶があります。
そして迎えた2周年
個人的に思い出深いのは……Twitterのプレゼントキャンペーンでの初めての当選!
頂いたのはステンレスストロー
勿体無くて袋から取り出せてすらいません。
<2021/8~2022/7>
3年目を迎えるとあるIF
この期間に行われたコラボは
・ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうかⅢ(2021/9)
・転生したらスライムだった件(2021/10)
・失格紋の最強賢者(2022/2)
・灼眼のシャナ(復刻)(2022/5)
「失格紋」については恥ずかしながらコラボで初めて知った作品でした。イリスをイベント報酬の龍の姿で見慣れてしまったので、キャラクター選択で中々見つけられず、見覚えの無い赤髪の少女を選択したらイリスの名前が出て驚いた記憶があります。
性能面の話にはなりますが、「ダンまち」コラボのベル・クラネルはスキルチャージターンが2ターンという短さだったのが当時印象的でした。
3周年では新要素として「上位属性」と「覚醒能力」が実装されました。
上位属性はこれまでの属性を参照するスキルとの兼ね合いがどうなるのか等、実装時は混乱した記憶があります。
上位属性から通常属性へのダメージが1.2倍増しとなるので結構影響が大きいのですが、上位属性のアシストは同色通常属性と組み合わせれば上位属性化するというのは結構面白いと思いました。
覚醒能力は一部の過去キャラにも対応していて後発キャラとのステータス差を多少埋めてくれた要素でもありましたが、この後の新キャラは殆ど覚醒能力持ちで登場したので、結果的には星5以降のステータスの上昇幅が大きくなった要素という形でしたね。
実装後しばらくは強化チケットも限られているし、強化演出スキップが出来なかったのもあり、使うキャラの攻撃だけの強化に留めてました。
潜在能力2を解放する星4、最大強化(完凸)兼イラスト変化の星6に比べ、ステータス強化以外に要素の無かった星5に意味を持たせたのはゲーム性的に大きかったなとは思います。
この時のフェスで登場した【竜王の顎・八竜】の上条さんは上位属性の超赤で、ガチャの引きも良く星6に出来たので随分重宝しました。当時は頭一つ抜けた強さがあったはずです。
ちなみにこの期間に固法先輩の新規は3枚も実装されました
特に【ブライダルライダー】はイベント報酬キャラながら赤物理編成で有用なスキルを持っていたので戦線でもよく使っていました。イラスト・性能込みでかなり印象的な一枚です。
【頼れる先輩】は見慣れた制服姿の★3なので、入手後はこの制服姿のlive2Dをホームに設定することが多かったです。
【銭湯好き】は、よく審査通ったなこのイラスト……と見るたびに思います。
<2022/8~2023/7>
この期間に行われたコラボは
・魔法科高校の劣等生 リローデッド・メモリ(2022/8)
・デュラララ!!×2 (2022/9)
・鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST (2022/11)
・「NieR」(復刻)(2023/5)
魔法科コラボは後に復刻開催されますが、この時はアプリゲーム「リロメモ」とのコラボという位置付けで「リロメモ」側でもコラボイベントが行われ、イベントシナリオも両アプリで見ることでより楽しめるようになっているという中々気合いの入った仕様でした。
デュラララ!!コラボはセルティスが超青属性の物理型キャラとして実装され、活躍していたのが印象的です。私は引けませんでしたが……
引けた中だと園原杏里が制御不能付与を行えるのが貴重で、全体攻撃スキルと合わせての異能決戦の編成に使ったりしました。
鋼の錬金術師は流石に名前くらいは知っていたのでコラボに驚いた記憶があります。当時は鋼の錬金術師側にもアプリゲームがありましたが、魔法科のような相互コラボでは無くあくまでアニメとのコラボという形でしたね。
【『鋼』の錬金術師】御坂美琴が赤物理のアタッカーとして実装後長らく活躍していましたが、例によって引けず……引けた【『焔』の錬金術師】オティヌスは紫異能編成でしばらく使っていました。
復刻ニーアコラボでは前回逃した【ヨルハ二号B型】固法美偉の念願の入手機会だったので結構ガチャを回しました。追加されたオティヌスも強そうなので折角なら当てたいなあと思っていたのですが……108連でコラボ★3が固法先輩だけと随分渋い結果に終わりました。結構苦い思い出です。
2023年1月から絶極領域(クライマックスバトル)が実装されました。所謂エンドコンテンツの高難易度クエストでその分クリア報酬も多かったので結構積極的に挑戦しました。クリア編成を調べても手持ちに同じキャラがいないということが大半でほぼ毎回クリアには苦労しましたね。最終的には実装された全ステージをクリア(プレイ評価コンプリート)できました。ささやかな自慢の一つです。
2023年6月にはとあるIFオリジナルストーリーが公開開始。事前に生放送でオリジナルキャラクターのビジュアルが公開されており期待が高まっている中、公開数日前からゲーム内でカウントダウンムービーが流れ非常にワクワクした記憶があります。鎌池和馬先生書き下ろしなだけあって気合いが入っているのを端々に感じました。
物語のクライマックスにとあるIFの主題歌が流れる演出も、とあるIFならではの演出で大好きでした。
ストーリー追加が終わった後は所属サイド強化用アイテム回収のために周回するのが新たな習慣になりましたね。
クエスト自体はクエストクリアチケットで簡単に周回できるのですが、挑戦権がその週のスタミナ消費に応じて増えていくシステム上、日曜に纏めてクリアしようとして忘れて、月曜のログイン時に思いだす……なんてことも時々ありました。
<2023/8~2024/9>
この期間に行われたコラボは
・ミリオンアーサー(2023/10)
・オーバーロード (2023/11)
・Engage Kill (2024/2)
・このすば(復刻)(2024/6)
・魔法科(復刻)(2024/8)
ミリアサコラボガチャは20連で御坂と上条さんが引けたので早めに撤退出来たのが助かりました。
オーバーロードガチャはアインズ様が超紫属性の異能キャラで必殺技が特大威力の全体攻撃ということで非常に魅力的だったので結構ガチャを回しました。他にも【守護者統括】麦野沈利は汎用的な物理アシストキャラで最後まで戦線で重宝しました。
エンキルコラボの発表時には既にエンキル側のサービス終了が発表された後でした。その際のプロデューサーレターに「Engage Killのキャラクター達を、わずかな期間ではありますが、別のタイトルで皆さんの元にお届けできる予定です。」との文言があり、一部でとあるIFとのコラボが予想されていました。
何故とあるIFかというと、エンキルのプロデューサーがとあるIF初代Pでもあった中倉さんだったからですね。
コラボ告知のあった生放送時の中倉さんのメッセージには相互コラボとして実現したかった旨が語られていました。
余談ですが中倉さんの様子を見たくてエンキルの生放送を覗いた事があり、ちゃんと中倉さんとか中倉Pとコメント欄で呼ばれているのを見て少し新鮮な気持ちになった覚えがあります。まあ、メイド衣装を望んだり中倉ァ呼びが横行するIFのコメント欄がおかしいだけの話ではあるのですが……笑
中倉P最後の置き土産だと思ってガチャを回したんですけど全然コラボキャラを当てられませんでした。
やっとの思いで引けたのはキサラ。性能も超青の物理型アタッカーとして優秀でよく使ってました。
このすばと魔法科の復刻コラボは追加のキャラがどれも強くてガチャを回すか悩みましたね……特にこのすばコラボは初回が1年目だったのもあり、元からいたキャラは流石に性能が見劣りするようになっていたので泣く泣くスルー
魔法科コラボは我慢できずガチャを引き、後半の初春欲しさにコラボ記念福袋を買いました。そしてこれが最後の課金になりました。
ちなみにリロメモは2023/8/14にサービス終了していたので、リロメモ側のイベントストーリーがまとめられてとあるIF内で読めるようになっていました。
2024年3月に開催のレイドイベント「とある依頼の菓子少女」の報酬として久々に固法先輩が実装されました。
ポップなカラーリングが可愛くて結構好きなイラストの一枚です。
5周年ではダブルキャラが実装されました。上条当麻&インデックスは物理火力強化が充実している超赤属性で実装されたので、圧倒的な火力が非常に印象的でした。しかもイラストや必殺技のシチュエーションは「エンデュミオン」モチーフとなっている上にホーム画面では2人の掛け合いが楽しめると個人的に嬉しい要素ばかりでしたね。
5周年フェスガチャ後半で実装された御坂美琴&白井黒子も超電磁砲1期で印象的なシーンがモチーフでテンション上がりました。
キャラ同士の協力や掛け合いが楽しめて、ガードや退場モーションも特別仕様とこれからのバリエーションが楽しみな要素でした。
ただ、スキルが2個使えたり、SPが溜まると永続バフがかかったりと1キャラとしては通常キャラと一線を画した性能なのは間違いないのでダブルキャラが増えた末のインフレも心配していたのですが……
機能面では「お気に入り設定」や編成画面から強化の出来る「簡易キャラクター強化」、「スキル説明と必殺技説明による検索」と便利な機能が立て続けに追加されたのは非常に便利でありがたかったです。
5周年と言えば期間限定で開催されていたミニゲーム「バク走!腹ペコインデックス」も印象的。
従来だと周年イベントに連動したミニゲームはゲーム外でプレイできるというのが通例で、とあるIFのゲーム内で楽しめるというのは驚きました。
ゲーム内容としてはレーン上の障害物を避けながらインデックスに焼きそばパンを食べさせてハイスコアを目指すというもの。
結構楽しめたので、期間限定開催と言わず折角作ったのなら常時置いておいてもいいのにとすら思っていました。
5周年記念生放送で「とある」の声優陣がプレイした際にはインデックス役の井口さんが速攻で脱落し、上条さん役の阿部さんは制限時間内に残基を失うことなくキャスト5名の中で最高スコアを記録し、目標合計スコア達成に大きく貢献していたのが思い出深いです。その後、山田Pが攻略のコツを説明する中で「井口さんには関係ない話です」と茶化す垣根役の松風さんに思わず吹き出しました。
松風さんが生放送で出演される際は毎回印象的な活躍をされるイメージがありますね。自作のカブトムシ05のツノを付けて登場したり、御坂美琴のコスプレをしたり、弁当を食べながらサプライズ出演されたり、周年記念生放送でトイレの写真がスライドに紛れるのが恒例化したりと本当に面白かったです。
ちなみにカブトムシ05のツノの制作の様子はご自身のYouTubeチャンネルに上げられてます
そして個人的な話になりますが、とあるIF5周年記念プレゼントキャンペーンのイラストパネル当選についても触れさせて下さい。
7月下旬、当選通知のメールが来た時は2周年のステンレスストロー以来の久々の当選に驚きました。
ただ通知メールには当選した旨しか書いておらず、どの賞が当たったかまでは書いてありませんでした。
私は「今回の賞品はクリアファイルと……何が当たるんだったかなあ」などと考えながらメンバーズサイトを開くと……
流石に動揺しましたね……なんせ全15名にしか当たらない逸品。大急ぎで発送先情報を打ち込みました。
(実際に登録不備で当選が無効になった方がいるらしく、再抽選が行われたようです。再抽選に当選した方をTwitter上で見かけました……)
どうして【ブライダルライダー】にしたかというと、一応飾るのを考えたうえで好きなイラストかつゲーム内でもよく使っていた思い出のある一枚というのを踏まえたチョイスでした。
当初の予定では到着予定は9月上旬でしたが、途中で10月中予定に変更となり、10月上旬に実物が届きました。
すべてのイラストパネルの当選結果を観測出来た訳では無いのですが、他の方の当選結果と送り状を見るに同キャラクターの別イラストを希望した場合、送り状に記載される名前がキャラ名では無くイラストのタイトル名になるようなので、少なくとも固法先輩被りは無いはずです。
(もしキャラ被りがあれば【ブライダルライダー】と記載されていたと思われる)
完全に同じイラストを希望した方々の例を観測出来なかったので断言は出来ませんが……恐らく世界に一つの品。しかもとあるIFの最後の懸賞になってしまいました。大切にします。
<生放送について>
端々で触れましたが生放送の思い出についても改めて……
と言っても最初期の生放送や動画は見ていないか記憶が薄く、調べてみると芸人さんを呼んだりホロライブのVTuberによるPR配信がされたりしていたみたいですね。多分2020年頭くらいから見始めたんじゃなかろうかと思います。
中倉岳大氏(初代プロデューサー)は固法先輩が好きと言っていたので勝手に親近感を覚えていました。初期から生放送で見慣れていた分、Pを交代しチーフプロデューサーとなり生放送での露出が減った際や、その後とあるIFから離れるとなった際は寂しく思ったものです。その後の周年生放送でコメントを寄せてくれた時は嬉しかったですね。
山田浩生氏(アシスタントプロデューサー→2代目プロデューサー)は生放送の言動やプロデューサーレターの内容から、とあるシリーズが大好きで、その魅力をとあるIFを通じて届けたいという思いが特に強く伝わってくる方でした。サービス終了の際のプロデューサーレターには「私の力不足」なんて書いてありましたが、5年間もとあるIFを楽しめたのは山田Pの力あってのものだと信じています。
前川遥樹氏(アシスタントプロデューサー)は当初、生放送でコラボの発表を担当する人みたいな扱いだった気がします。度々、自身もプレイヤーとしてとあるIFを楽しんでいる旨を話されていたり、山田Pと同じくファン目線を持ちつつ運営に携わっている姿が印象的でした。一般の組織に所属しているという話には流石に驚きましたが……
開発チームからは外れますが、「情報発信」に良く出演されていたささきのぞみさん(御坂妹役)の活躍も思い出深いですね。ほぼ「情報発信」の準レギュラーと言ってもいい位には良く出演されていたイメージです。
生放送では「山賊」というゲスト声優が運営チームから元から設定された分以上のゲコ太石やアイテムをむしり取ろうとするという恒例の流れがあり、ささきさんは生放送に参加する機会が多い分、先陣を切って「山賊」をやっていましたね。(「山賊」の生みの親は確か佐天涙子役の伊藤かな恵さん)
ご自身のTwitterでもガチャ結果を度々報告されていたりというのも嬉しかったです。
少々内輪な楽しみ方ではありますが、「とある」の声優陣と「とある」を愛する開発陣の登場する生放送は本当に楽しかったです。
3.行こう戦場(組織戦線の思い出)
ここでは改めてとあるIFの「組織」に関する思い出を書きたいと思います。
組織制度が実装された2020年2月から5月の間は他人の組織に入れてもらう勇気が出ず、最初は一人用の組織を作り、組織イベントをプレイしていました。その名も不死世界(アンデットワールド)。遊戯王の好きなカードから拝借した名前なのですが、改めて書くと恥ずかしい事この上ないですね。
2020年6月、流石に一人組織に限界を感じた頃、観念して組織就活をしてみたところ、ある組織からお声がけがあり、そこに所属する事となります。
★3確定ガチャチケットさえゲット出来ればいい程度のモチベーションかつ、組織メンバー間の交流にはそこまで前向きでは無かった私にとって丁度いい順位と活動内容の組織でした。そこから1年弱その組織に所属する事になります。
2021年に入ってしばらくすると組織内のログイン率が下がっていきました。比較的緩めの組織だったので、それもやむなしではありますが、★3チケットがゲット出来ない戦線が続き、学園都市奪還戦(イマジナリー・ウォーズ)の奪還率100%を達成出来ない可能性が出てくると流石に話が変わってきます。ログイン率が下がる中一緒に組織イベントに取り組んでいた方々には申し訳ない気持ちもありましたが、新たな組織を探す事にしました。
幸いにもすぐお誘いのDMがあり、2021年5月に組織を移籍する事になります。組織名は「スフィンクス」、戦線順位は100位前後の組織でした。
DMをくれたリーダーの方の名前がcv新井里美さんの別アニメキャラで、私自身もそのアニメが好きだったので印象に残っています。
「スフィンクス」に所属して2回目の戦線では84位を達成。と言っても私自身はそこまで貢献出来ていた記憶がありませんが……
とはいえ、この順位が向こう3年間この記録が私自身の組織戦線における最高順位となります。
なぜしばらくの間順位が更新されなかったかというと、この戦線後にリーダーより組織解散の申し出があったから。「スフィンクス」に加入してから2ヶ月余り、2021年8月末のことでした。
短いながらお世話になった組織だったので非常に残念でした……しかし、ずっと引きずっているわけにもいかないので程なくして新たな組織を探すべく組織就活を始めました。
ありがたい事に複数人からお誘いを頂けて、断りのメッセージを入れるのが心苦しかった記憶があります。
2021年9月。こうして組織「フリーダム」に所属する事になりました。
・外部ツールを使用していない
・★3チケットを取れている
あたりが所属の決め手だったと思います。逆に言えばそれ以外のこだわりがなかったはずです。
組織に加入してから1年程経った頃、組織のdiscordが作成されました。(参加自体は任意)
これまで散々メンバー間の交流には前向きではないだの外部ツールを使用していないのが所属の決め手だの書いてきた訳で実際躊躇した部分もあったものの、元から出来上がったコミュニティに入って行くのとはまた違うという事と元々discordのアカウント自体は持っていたという事もあり、参加を決意しました。
時期としては八竜上条さんが出てきたあたりです。強いキャラもゲット出来てモチベーションも充分、というのも理由だったかもしれません。この頃から一気に戦線に対するモチベーションが上がって来た記憶があります。
この頃からdiscordで共有された情報を基に超電磁砲第3章#32で編成のチェックをやり始めました。
他にもバフデバフの最大値やダメージ計算式を調べて編成を見直してみたり、組織内で共有された編成を基に自分の編成に活かせないか考えてみたり……試行錯誤して手持ちの中でベストの組み合わせを探すのが楽しかったです。
加入当初は200位台前半~100位台後半だった戦線の順位が100位台前半まで上がってきた頃、組織の目標として「2桁順位の定着」というものが掲げられました。果たして自分はそこまでやれるのだろうかという不安も正直ありました(戦力面・モチベ維持の面)が……次第に順位も上がって行き、第35回戦線で念願の2桁順位称号をゲットできた時はやはり嬉しかったです。
ちょっと目を離したら1キルラインを上回ってたり、計算ミスって火力足りなかったり……上手く行かない事も色々ありましたが、やっぱり一番とあるIFで楽しんでいたのは組織戦線、組織頂上決戦だったなあと思います。
こんな風に楽しむことができたのも長らくお世話になった組織「フリーダム」のおかげです。精力的に活動してくださったリーダーや一緒に戦って下さった方々には改めて感謝を伝えたいです。
4.9月24日
2024年8月末、第36回戦線が終わり次の第37回戦線は9月の19日から開催されるとの告知がありました。
当時は「次の戦線は結構早いんだな」くらいにしか考えていませんでした。
同時に、イベント「とある思惑の賑夜御祭」が告知された頃、この様なツイートを見かけ私の中でもある疑念が湧くこととなるのです。
「とあるIFの浴衣ヒロインズイベ、『とあるIF最終回』感が強くてサ終がちょっと怖い」
確かに同時開催されたガチャで実装されたキャラクターは浴衣姿の「インデックス」、「レイヴィニア」、「食蜂操祈」、「御坂美琴」、イベント報酬で「オティヌス」と錚々たるメンツ。
しかも同時開催の666万DL突破記念特別ミッションでは対人戦性能の非常に高い浴衣姿の上条さんまで実装される始末。
そしてこんな盛り沢山のイベントが開催されるにもかかわらず公式生放送はなし。
まさか本当に……?
思わずサ終の文字を入れて検索をかけると7月に公開されたロードマップを基に9月末のサ終を疑うツイートを見つけました。
改めて確認すると戦線の開始も早いし、9月の蹴自販機ログインキャンペーンもいつもは月末までやるはずが何故か少し早く終わる予定になっていて、育成支援のキャンペーンも中途半端な日付で止まっていました。
人気投票上位キャラクターの無料ガチャもペース的には9月中には終わりそう……これらのキャンペーンやイベントの終了日はすべて9月24日となっていたのです。
考えられるサービス終了以外の候補として24日から大きなイベントをサプライズで開催するというもの。
今年20周年を迎える「とある」シリーズ、考えられるサプライズは……新規アニメ化しかない!そんな中、某編集者のツイートで気合いの入った新発表をするとの告知が!
……まあ、正直可能性としてはすこぶる低いだろうとは思っていました。
新発表は「とある」とは無関係の内容、24日に大きなイベントがあるだろうという淡い期待は脆くも消え去るのでした。
その時点で希望が持てる点としては
・キャラクター交換チケットの使用期限が2024年末、ものによっては2025の物も
・暗部組織「アイテム」のイベント「とある組織の水着追想」連動ガチャに組織頂上決戦でのキャラボーナスに関する記載がある事
くらいなもので、流石に10月中にはサービス終了なんてことは無いと言える状況にはなりましたが、サービス終了の告知がされる可能性は正直否定しきれませんでした。
「とある組織の水着追想」をプレイする最中、私はふと「とあるIF」を始めた頃のことを思い出していました。私が初めてちゃんとプレイしたイベント、初めて引いた期間限定ガチャのことを。
そして、初期のイベントのリフレインをすることでサービス終了に向かっているのだろうか、なんて考えてしまう感傷的な自分もいました。
そして第37回戦線を終えた24日の朝、所存組織でも自分自身でも過去最高順位の69位を達成し、私は更なるスコア向上の為にセレクトバトルの色寄せやキャラクターボーナスを重視した属性ボーナス2でも運用可能な編成を考えてみようと次回以降へのモチベーションを高めていました。
TLでは戦線順位報告のツイートや組織就活のツイートが流れ、こんな日々が続けばいいのにと、今日何も起きないで欲しいなと、思ったのでした。
24日昼過ぎ、ふとスマホを眺めると組織discordのメッセージ通知が来ており、そこには「最後の頂上」の文字がありました。
5.幻想の収束
24日夜、最後の開発生放送、山田Pはいつものストライプシャツでは無くスーツ姿で、しかも坊主頭で配信に登場したのでした。
以前、頂上決戦中のトラブルがあった際もスーツ姿で謝罪という事があったので、スーツ姿でというのはまあ、分かります。サービス終了に関わるお知らせという場なので
しかし、坊主にまでするとは思いませんでした……その後登場した前川APが比較的普段の装いだったのが救いでしたね、もし前川APまで坊主頭だったらちょっと笑わない自信が無かった。
生放送では改めてサービス終了までの盛り沢山の施策について触れるとともに、サービス終了の決定が急なものであったという事情も見て取れました。
そんな中でも実装可能なキャラや数々のイベント、オフライン版やメモリアルブックの発売を準備してくれた事に改めて感謝と敬意を表したいです。
最後は山田P、前川AP両名とも涙ぐみながら配信が終わり、この2人をとあるIFの開発陣として見れるのも今回で最後かと思うと私ももらい泣きしそうになりました。
生放送の終盤に山田Pがいつもの調子でとあるシリーズの宣伝をしてくれたのがうれしかった……
6.最後に
ここひと月、サービス終了に際してのイベントが数多開催されました。今後も最後の組織頂上決戦や脳幹先生が登場する後半ガチャなどが控えています。
これらに加えて後回しにしていたストーリー閲覧、CP上げ……シークレットボイスも聞けてないキャラも沢山居るし、コラボ関係の要素はオフライン版だと残らないからできる限りスクショ等で残したいし……やっておきたいことは正直書ききれません。
現時点では視聴可能なYouTube上の情報発信生放送やOP映像、PVなんかもいずれは消えてしまう可能性が高いと考えています。公式サイトもいつまで残るか………
このnoteを読んで下さった物好きなとあるIFプレイヤーの方がもしいるなら、どうか悔いの残らないようスクショ等に思い出を納めておきましょう。
正直PvP系の要素やレイドイベントの順位にはそこまで執着してこなかったので、とあるIFのすべてを網羅出来ていた訳でもなく、大した実績も無く……
熱心な「とある」ファンに比べれば知識も熱量も足りずでどの面下げてこんな文章を書いているのだと言われると立つ瀬が無いのですが……
毎日、ログインをすると表示される「サービス終了のお知らせ」を見るたびに感じる切なさに突き動かされ、ここ一か月とあるIFとの5年間に向き合ってみました。いくらか気持ちの整理は付きましたが、やはりとあるIFとの別れが迫っているという事実は耐え難いものがあります。
とはいえ、サービス終了後もボイスこそなくなりますが各種ストーリーや所持キャラの一部バトル演出が鑑賞出来(コラボ関連を除く)、バク走!腹ペコインデックスが楽しめるメモリアルVerがありますし、各種イラストが収録されたメモリアルブックも受注販売されています。
手元に残せるものがあると言うのは非常に喜ばしいことです。
長々と書いてきましたが改めて最後に一言だけ
本当に楽しい5年間でした
最後までお読み頂きありがとうございました。