岡山布陣予想〜2020シーズン〜
開幕戦の相手も決まり、あとは2月23日の開幕戦を待つばかり。ということで今回は2020シーズンの選手布陣を予想します。
1.GK
・椎名一馬 ・金山隼樹 ・イキョンテ
・ポープウィリアム(新)
GKのスタメン争いは上記の4人。しかし、キョンテが怪我のため実質3人での争いになると思われる。有馬ファジはGKがパス回しに参加する。そのため、昨シーズンの一森程ではなくともある程度の足元の技術とパス精度が必要とされる。
椎名は12年目となるがここ5シーズン公式戦出場がない。ただ椎名は今年も背番号1として練習からチームを引っ張る。
金山は昨シーズンは公式戦10試合出場にとどまったものの2018年は22試合と試合観は鈍っていないだろう。また有馬監督のサッカーを経験していることも大きいだろう。
ポープは新加入の25歳。昨シーズンは片野坂監督率いる大分に期限付き移籍し天皇杯、ルヴァン杯で計6試合出場をしている。大分はGKが積極的にパス回しに参加するため足元の技術は鍛えられている。また2014年にはu-21日本代表に選出され出場もしている。(その試合は完封勝利)25歳と若くまだまだ伸び代があり期待が持てる。
キョンテは怪我中ではあるもののGKとしてのポテンシャルは確か。早期の怪我の回復を期待したい。
2.CB
・後藤圭太 ・濱田水輝 ・増田繁人
・田中裕介 ・チェジョンウォン ・阿部海大
CBのスタメン争いは上記の6人。有馬ファジのサッカーを体現するには長短のパスの精度が必要になり、またスピードも求められる。
後藤は昨シーズン怪我におかされ、3試合出場にとどまった。スピードはあるもののパスが安定しないこともありスタメンは難しいと思う。
濱田はこれまで対人やスピードは十分なもののパス精度が今ひとつだった。しかし昨シーズン出場を重ねるごとにパス精度が向上し安定感が出てきた。
増田は高さが特徴。しかしスピードに課題がある。また、まだまだパス精度に関しては向上の余地がありこれからに期待したい。
田中はスピード、対人、パス精度どれも申し分無いと思う。また後方からの声かけでリーダーシップも取れるためスタメンはほぼ確定だろう。
ジョンウォンは昨シーズン最も成長した選手の1人。スピードは少し劣るが徳島戦で仲間に通したロングパスのように左足のパス精度は光るものがある。あとは落ち着きを持てれば完璧だ。阿部は昨シーズン怪我に悩まされるなどで公式戦の出場は無かった。右足からの正確な長短のパスは注目である。
3.RSB
・廣木雄磨 ・田中裕介 ・椋原健太
・下口稚葉 ・増谷幸祐 (新)
RSBのスタメン争いは上記の4人。昨シーズンはLSHに仲間が入り、また中盤2人が左利きだったため攻撃面で目立つ回数は少なかったが今季は攻撃面も求められる。
廣木は両サイドができる万能型SB。昨シーズンは攻撃面での貢献が大きかったが守備面でのミスが目立った。試合の結果に影響してしまうミスもあり減らしていく必要がある。
田中は昨シーズンはCBでスタメンを張ったが本来はRSB。怪我人が出た場合などは入ることもあるだろう。
椋原は昨シーズン出場数は限られたものの出場した試合はしっかりと結果を残していた印象。
下口は昨季天皇杯で大きなインパクトを残した。またJ3の長野に移籍し、J初ゴール。1回り大きくなった印象がある。
増谷は昨季途中から期限付きで移籍してきてすぐさまスタメン奪取。昨季は主に守備面で貢献した。今季は攻撃面での貢献も期待したい。
4.LSB
・廣木雄輝 ・デューク カルロス
・徳元悠平(新)
昨季は仲間がいた影響で左サイドが攻撃の中心となっていた。おそらく今季も左サイドが主となるのでSBの攻撃性は必要だ。
廣木は昨季LSBで主力に。攻撃性は十分だがRSBでも書いたようにミスが目立ってしまったのでそこは課題。
デュークは本来はWBやSHながらSBもできる。今までは怪我に泣かされ出場がなかったので今季こそはプレーした姿を見てみたい。
徳元は新加入の24歳。日本では珍しい左足のLSB。攻撃的でLSHに入ると予想される上門との連携に期待が持てる。
5.守備面予想布陣
GKは新加入のポープを予想。実戦経験は少ないものの日本代表経験もあり期待は大きい。
CB2枚は田中と濱田を予想。昨シーズンは組んだ試合は少なかったが安定した守備を見せ連携もしっかりと取れていた。
RSBは増谷を予想。昨季途中から加入も安定した守備を見せた。連携も問題なしと思われる。今季は攻撃面でさらに貢献してほしい。
LSBは徳元を予想。攻撃面に期待が持て、LSHに入ると予想される上門との連携も楽しみである。
攻撃面の予想布陣はまた書きます。皆さんも布陣予想してシーズン開幕を待ちましょう!