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"最後の砦" 一森純

J2ファジアーノ岡山からJ1ガンバ大阪への移籍が決まった一森純選手についてです。


基本プロフィール

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https://www.jleague.jp/sp/player/1500558/#gk

 名前 一森純
 ポジション GK
 利き足 右足
 生年月日 1991年7月2日
 身長/体重 182/77
 出身 大阪府泉佐野市

チーム来歴

ゼッセル熊取FC-セレッソ大阪U-15-セレッソ大阪U-18-関西学院大-レノファ山口FC-ファジアーノ岡山

レノファ山口FC、ファジアーノ岡山にはそれぞれ3年間所属

モダンな攻撃的GK

2019シーズン34試合に出場、ビッグセーブを連発しチームを後方から支えた一森。
今回は彼の特徴を大きく分けて2つ紹介する。

1つ目は"速さ"である。

彼は身長が182cmとキーパーとしては身長が高くない。

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-J2今季の主にスタメンを張ったキーパーの平    均身長-

この表を見ればわかる通り22チーム中一番(東京と同率)身長が低いことが分かる。
身長が低いと言うことは反応が遅れてしまうとボールを弾けないと言うことである。
だが彼は身長というハンデを"反応の速さ"と"判断の速さ"でカバーしている。
"反応の速さ"は言うまでもなくシュートストップ時の速さである。
"判断の速さ"はもちろんシュートの見切りもあるがそれだけではない。裏へのボールの飛び出しやボールキャッチ後のパントキックなどである(パントキックを速く蹴ることでカウンターを発動できる) 事実今年はパントキックで得点も演出している。

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https://web.gekisaka.jp/news/amp/?292865-292865-fl

2つ目は"足元の技術"である。

現代サッカーに於いてGKの足元の技術は絶対不可欠である。彼はゼッセル熊取FC時代にはFWをC大阪u-18時代にはCBもやっていた。そのため足元に絶対的な自信を持っている。
今季の岡山は後ろから丁寧に繋ぐ場面が多かった。その中で彼もボール回しに参加。今シーズンはアシストも記録した。
これはデータからも読み取れる。今季の1試合平均ロングパス数は12.6本でJ2のなかでトップ、平均自陣パスも20.4本と高い数字を記録した。
セービングばかりに目が行きがちだが足元にも注目してみてほしい。

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https://www.jsgoal.jp/news/jsgoal/n-00116869/

ガンバ大阪へ

今季の活躍からして大半のファジサポは覚悟していたであろう一森の移籍。
JFL、J3、J2を経験して遂にJ1へと昇り詰めた。JFL時代の山口ではスポーツ用品店で働きながらサッカー選手としてのキャリアをスタートした。
そんな逆境を何度も乗り越えて今の一森純がある。

僕自身はまさかガンバ大阪に行くとは思っていなかった(理由としては❶代表キーパーの東口選手がいるため❷C大阪ユース出身のため)
恐らく東口選手の後釜なのかな?とは思うがスタメンを勝ち取るポテンシャルは十分に持っている。スタメンを勝ち取った時には代表も夢ではないのかなと思っている。逆に言うと東口選手がそのくらい凄い選手ということだが。

最後に

一森選手3年間ありがとうございました!
何度も一森選手のビッグセーブに救われました。J1で戦える日を楽しみにしています。

ガンバサポさんで読んでくれている人がいたら一森選手をよろしくお願いします!
とても優しくて、真面目で面白い選手です。
どんなシュートも絶対に止めてくれます。

                     
   J1の舞台で羽ばたけ一森! 

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https://www.jleague.jp/sp/news/article/16158/?mode=jleague-static


今回も読んで頂きありがとうございます🙏
是非良ければいいねやリツイートまた感想などよろしくお願いします。

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