宇都宮徹壱さんトークイベントに参加して
先日、宇都宮徹壱さんのトークイベント「蹴日本探訪」vol.1 晴れの国・岡山篇に参加しました。
宇都宮徹壱さんについて
宇都宮徹壱さんの最近の著書といえば、「異端のチェアマン」
大変興味深く読ませていただき、感想を記事にしました。
驚いたのは、フォロアーが10名の私のnoteの記事をチェックし、X上でコメントまでくださったこと。
大変嬉しかったですし、そこまでチェックされているのかと、宇都宮さんの守備範囲の広さに驚きました。
ファジサポにおなじみの雉球さん曰く
「アマチュアリーグのクラブに興味をもって調べていると、必ず宇都宮さんの記事にたどり着くんですよ」
サッカーに対する愛の深さ、バイタリティーに凄みを感じるライターさんです。
トークイベントの感想などなど
「異端のチェアマン」はJリーグ関係者40人を徹底取材して執筆されたとのこと。なるほど分厚い内容になるわけだと妙に納得しました。
ファジアーノは2006年1月から取材されているとのこと。冬の夜、土のグラウンドで、錆びたゴールを背にしたファジイレブンの集合写真を見せていただきました。「そこから3年でJリーグにたどり着いたことを思うと感慨深い」と言われてましたし、私もそう感じます。
「ファジやVファーレンのように、地域で細々と活動しているクラブが平均1万人近くまで人を呼べるクラブになるまでの過程を追いかけるのが面白い」と話されていたのですが、私が感じている宇都宮さんのバイタリティーの源泉なのかなと感じました。
Jリーグがコロナ危機を乗り越えられたのは、やはり木村正明さんの功績が大きかったんだなと改めて思いました。
デジタル戦略を進めたこと。
チェアマンが不得手な金融機関や官邸とのやり取りを得意としていたこと。
2018年、ファジアーノが木村さんを失うのは、大きな痛手だと感じていましたが、木村さんがJリーグ専務理事のポジションにいたからこそ、今のJリーグがあるというのも事実なのでしょう。
JFL昇格を決めたMioびわこ戦後、人目を憚らず木村さんが嗚咽していたこと紹介。
木村さんがファジアーノにやってきた当時の経営状況では、苦難の道になることは本人が一番分かっていたはず。
「優秀な人ほど、火中の栗を拾いにいく」は私の中で名言でした。
「誰からも好かれるのは不可能なはずなのに、木村さんはそれが出来てしまう」
私も激しく同意します。
私のようないちサポにも、朗らかに親しみをこめて、しかも情熱的に力強く接してくださいます。
外資系エリートのイメージと、木村さんの人柄との「ギャップ萌え」で、ファンになりました。
Jリーグに昇格するタイミングで、木村さんのゲーフラを作ったことがあるんです。
「日本一の男気社長 木村正明」って。木村さんも恥ずかしがられながらも一緒に写真に映ってくださいました。
ファジの今までを懐かしく振り返る貴重な機会となりました。
宇都宮さん、興味深いお話の数々をありがとうございました。