2025ファジアーノ岡山のチーム編成の狙いを素人なりに考えてみた

あくまでもサッカー素人の私見としてこのnoteはお読みください。特にJ1の知識については2025年1月から収集し始めた情報が中心です。

サッカー通の方からご意見をいただければとてもありがたいく思いますので、気づいた点はTwitterのコメントなどで教えてください。

なお、このnoteは途中から有料設定になっていますが、素人の考察であるためお金を払う価値はありません。

純粋な自己満足で執筆しているので、買わなくてもOKです!

今年はJ1チームとの対戦があり、分析される情報が増えることがファジアーノ岡山にとっては楽しみな1年になりますね。

僕なりにファジアーノ岡山のサッカーを3年観察してあまり指摘されていない傾向などは、話すことを控えていましたが、今年はボランティアの分析官も増えそうなので気づいたことも小出しにしていこうかなあと考えています。

特に広めたくないなあと思う情報については、有料設定でプロテクトするかもしれませんので、ご了承ください。

なお、政田練習場の見学や有料媒体などの情報は含まれていないため、かなり精度の低い情報で執筆している点は申し訳ありません。

Jリーグの市場の動向について

まず編成を考えるうえで、今年の市場動向についてふんわりと理解しておきたいと思います。本来であれば海外サッカーなどの情報なども含めたいのですが、あくまでファジアーノ岡山を基準とした市場の動きの解説に限定します。

2025年を勝負の年にするチームがかなり多い

岡山サポならJ2の移籍情報も自然と目にする機会も多いのではないでしょうか。豊川雄太、カプリーニ、ガブリエウのJ2大宮移籍、エドゥアルド、山口 蛍、後藤 雅明のJ2長崎移籍など、ビッグニュースが多かったですよね。この背景には主に2つの要因があると考えられます。

2026年秋春制の移行

2025年まで2月開催だったJリーグが、翌年から8月開催へと変更されます。これはヨーロッパサッカーとの日程調整が主な目的です。

ここで課題になるのが、2026年2月〜8月の空白期間です。この期間については、J1リーグとJ2・J3混合リーグに分かれた特別リーグが開催されることが決定しています。

つまり、来年J1リーグに所属するチームは、18ヶ月にわたってJ1チームとしての活動が決まっています。J1とJ2では放映権収入や入場料収入などで大きな差があるため、この年度は絶対に落とせないチームが多数いるでしょう。

3期連続の赤字禁止のルール

赤字という言葉にいい印象がないかもしれませんが、クラブの規模拡大においては赤字経営は推奨されるべき経営スタイルです。

ただし、急激な規模拡大による経営破綻のリスクも存在する(特に欧州は人件費の高騰が深刻である)ため、Jリーグでは制限を設けることで健全な経営になることを求めています。

そのルールが「3期連続の赤字禁止」です(ただし、J1ライセンスに限り純資産が十分にある場合は3期以上連続の赤字を容認)。

純資産があれば救済措置があるようですが、是正は求められる可能性が高いため、どのクラブチームもこのルールは守るように動くものと思います。

なぜ、このルールが2025年のJリーグでヤバいことになるのか?

それは2023年まではコロナ対応による特例でこのルールが適用外となっていたためです。コロナ禍での入場制限に対する救済措置として設けられていました。

この規制緩和は現在撤廃され、2024年から全チーム揃って「3期連続の赤字禁止」を守ることが求められています。

結果として、2026年に黒字化を目指すチームが多くなっており、岡山も今季は赤字見込みで活動している可能性はおおいにあると考えられます。

一方で、逆張りしたJ1チームもいたチームも見受けられました。川崎フロンターレ、ガンバ大阪、ヴィッセル神戸などのビッグクラブの移籍市場はかなり静かでした。おそらく2025年は現有戦力で黒字化を目指し、他チームと異なる時期での勝負を想定していると推測されます(ガンバ大阪については選手の海外流出もあり、さらなる動きが予想されます)。

各チームで有力選手を高い報酬で迎えるため、2025年は選手の年俸が全体的に高騰する傾向にあると予想されます。

また、2026年は年間の半分が特別リーグとなるため、戦力強化を抑えつつ黒字化を目指しやすい年になるはずです。

ただし、現時点では2026年の契約時期や決算時期がどうなるのかはまだ不明瞭です。チェアマンの認識では「そりゃあJリーグに全チームあわせるでしょう」との話を聞きましたが、具体的な展開は未定です。

仮に1月契約が維持される場合、2026-2027シーズン後半の2027年以降に大規模投資で巻き返すという戦略も考えられます。ただ、あまりにも情報が少なすぎるので、現時点では妄想レベルの話しとして流してください。

ファジアーノ岡山の移籍の評価

それでは、市場動向を踏まえたうえで、岡山の新加入選手について考えてみましょう。

IN(新規加入選手)

江坂 任 MF 蔚山HD FC 32歳 1,487分出場(K1)
立田 悠悟 DF 柏レイソル 26歳 904分出場(J1)
加藤 聖 DF 横浜F・マリノス 23歳 745分出場(J1)
佐々木 雅士 GK 柏レイソル 22歳 360分出場(J1)【期限付き移籍】
佐藤 龍之介 MF FC東京 18歳 47分(J1)【期限付き移籍】
ブラウン ノア 賢信 FW 徳島ヴォルティス 23歳  2,136分出場(J2)
工藤 孝太 DF 浦和レッズ 21歳 3,240分出場(J3)【期限付き移籍】
藤井 海和 MF 流通経済大学 21歳 0分出場(新卒)
家坂 葉光 MF 中央大学 22歳 0分出場(新卒)
鷲見 星河 DF 明治大学 22歳 0分出場(新卒)

OUT(退団選手)

早川 隼平 MF 浦和レッズ 19歳
本山 遥 DF ヴィッセル神戸 25歳
田中 雄大 MF ヴァンフォーレ甲府 25歳
河野 諒祐 DF SC相模原 30歳
山田 恭也 MF 引退 23歳
井川 空 MF FC岐阜 24歳
吉尾 虹樹 MF 鹿児島ユナイテッドFC 23歳
堀田 大暉 GK ベガルタ仙台 30歳
藤井 葉大 DF カマタマーレ讃岐 18歳
高木 友也 DF 徳島ヴォルティス 26歳
谷口 璃成 GK ギラヴァンツ北九州 21歳
高橋 諒 MF 未定 31歳
カブリエル シャビエル 引退

2024年のスタメン選手をほぼ残すことができ、かなり有力な選手が集まったと評価できます。J1での戦いに向けたベースアップが期待できる陣容と言えるでしょう。

2025年は前年のベースを継続すると、強化部長も語っていたので、2024年のスタメン選手はそのまま主力として起用する可能性が高いと思います。

大きな変化が起きる点は、8江坂と50加藤の加入によってもたらせると考えられます。

2024年のカブリエル シャビエルのポジションに8江坂が加入したことで、攻撃面での圧倒的な変化が期待できます。ただし、プレイエリアについては若干の違いが生じる可能性があります。

(これは僕の勝手な憶測ですが)ガブリエル・シャビエルはゴール前での決定的な仕事が得意な選手であり、8江坂はビッチ中央での展開力に特徴的な選手という印象です(数分ハイライトを見ただけの勝手な印象ですよこれ)。

つまり、8江坂に期待される役割は、中盤までポジションを下げてボールをつなぐプレーメイカーとしての機能ではないかと考えられます。清水での乾 貴士、山形での土居 聖真のようなチームに圧倒的な違いをもたらす役割が想定されます。

ただし、この8江坂を最大限に活かすには、現行の3-4-2-1は最適とは限らないとも考えられます。そのため、シーズン中に8江坂を中央に配置した新たなフォーメーションが試される可能性も高いと予測されます。

また、8江坂の代役として、U-17日本代表10番の39佐藤龍之介の存在も注目されます。佐藤を中心としたシステムも作れるんじゃないかと思うほどつなぎ役がうまいように見えるんですよね(ハイライト数分観察しただけの妄想ですけど)。

岡山のフォーメーションの予想

それでは、新旧のメンバーがどのように融合するのか、現実的な視点を交えながらたっぷり妄想したいと思います。

前提条件

まず、岡山の編成について各ポジション別の適性を整理してみましょう。※複数ポジションをこなせる選手は繰り返して記載します。

CF(センターフォワード) 6名  [ 全フォーメーション]

22 一美  9グレイソン  99ルカオ  11太田龍之介  29齋藤恵太  45ノア賢信

ST(セカンドトップ) 7〜8名[ 3-4-2-1 ][ 4-4-2 ]など

8江坂  19岩渕  27木村太哉 33神谷 11太田龍之介 29齋藤恵太 45ノア賢信 39佐藤龍之介(?)

WG・SH(攻撃的なウイング)2〜6名 [ 3-4-3 ][ 4-1-2-3 ]

17末吉  19木村太哉  22一美(?) 45ノア賢信(?) 39佐藤龍之介(?) 29齋藤恵太(?)

OH(攻撃的なMF)  1〜3名 [ 4-2-3-1 ][ 3-4-1-2 ] など

8 江坂 33神谷(?) 39佐藤(?)

CH(攻守兼任のMF)7人 [ 3-4-2-1 ][ 4-4-2 ]など

攻撃的: 14田部井 7竹内 39佐藤

守備的: 24藤田 6輪笠 3藤井海和 20鷲見星河

アンカー(1人で守れるCH)1〜3名 [ 3-1-4-2 ][ 4-1-2-3 ] など

6 輪笠 3藤井海和(?)20鷲見星河(?)

WB(3バックのサイド)6〜8名[ 3-4-2-1 ][ 3-1-4-2 ]など

両サイド:17末吉 19木村太哉 23嵯峨理久
右サイド:88柳貴博 4阿部海大(?)立田悠悟(?)
左サイド:50加藤聖 16家坂葉光

SB(4バックの守備的なサイド)5〜8人[ 4-4-2][ 4-2-3-1]など

両サイド:23嵯峨理久
右サイド:2立田悠悟 88柳貴博 4阿部海大(?)20鷲見星河(?)
左サイド:50加藤聖 16家坂葉光 43鈴木喜丈(?)

CB(センターバック)6〜7人 [ 全フォーメーション]

右:2立田悠悟 4阿部海大 20鷲見星河(?)
中央:18田上 5柳育崇
左:43鈴木喜丈 15工藤康太

GK(ゴールキーパー)4人 [ 全フォーメーション]

49ブローダーセン 1佐々木 21川上 13金山

予想できるフォーメーション(ほぼ割愛)

3-4-2-1
3-1-4-2
3-4-1-2
4-4-2
4-2-3-1
4-1-4-1
など

詳細な戦術的分析は長文となり、それぞれ個別にnoteが書けるため、頭の中の妄想にとどめて今回は割愛させていいただきます。

本命は3-4-2-1

強化部長も話していたとおり、前年度からの継続性を重要し、基本フォーメーションは3-4-2-1になることはまず間違いありません。

僕の予想するスタメン候補は、既にXに投稿しているので、それを貼っておきます。

ただし、8江坂と50加藤の加入によって、3-4-2-1以外のフォーメーションの可能性も大きく広がっています。リーグ開幕までの妄想が楽しいメンツですよね。ロマンスが溢れるフォーメーションをみんなで考えてもいいかもしれません。

僕の妄想枠はこのフォーメーション3-4-1-2です。

ただの趣味で予想しているだけなので、こんなの当たってる訳ないよ〜と笑いながらみてくださいね。

以上が、ファジアーノ岡山の編成に関する僕の考えです。J1チームを相手にどこまで戦えるのか、あるいは苦戦が続くのか、とても楽しみな1年になるはずです!

今シーズンは具体的な順位目標は設定されていませんが、みんながどの程度の順位を期待しているか、ぜひまた教えください!

さてここから先は、他人に喋るのも恥ずかくなるような僕の勝手の憶測が書かれています。購入する価値はまったくないので買わなくて大丈夫ですよ!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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