[Shadowverse EVOLVE]第一回ベータテスト 体験レポ
こんにちは!ふぁがるどです。 今回は幸運にも第一回のベータテストに当選し、遊ぶことが出来たので実際に遊んでみた感想や、皆が気になっているゲームのルールなどを紹介していきます。
始めに言おう。
また、ルールやカード能力の詳細は、ブシロード様から自由に話して構わんで~、ただしこれはあくまでベータ版で正式サービスの時には変わるかもしれんから気いつけてな~、と言われたので分かる限り書いていきます。
(やるのが楽しすぎて全然写真撮ってないから写真少な目です。ゆるして)
1.Shadowverse EVOLVEって何よ
スマートフォンアプリで現在サービスが行われている[Shadowverse]をアナログカードゲーム化したゲームです。アプリ版の基本ルールはそのままに、紙ならではの遊び方やルールを追加した全く新しいシャドウバースのゲームになってます。
4月28日リリース予定!
2.ゲームルール紹介/本家との違い
基本的なゲームルールはShadowverse準拠なので本家と大幅に違う箇所を抜粋して紹介します。
2-1 マリガン
先後共に4枚のカードを”全マリガン”するか”全キープ”するかを選びます。
返したカードは山底に入れなければいけないルールなので、本家以上にマリガンは悩むことになりそうです。(高コストのキーカードをキープするか・・・?など)
また、先攻1ターン目はターン開始時のドローがありません。
(後攻は有ります。)
2-2リーダーの体力
エボルヴでは、リーダーの体力最大値がありません。20の状態でスタートするのはアプリ版と同じですが、その状態でリーダーの体力が回復すると21以上に平気でなります。エイラビショップとか実装されたら40とか行きそうで凄い。
2-3 アクトシステム
シャドバエボルヴの中でこれが最も特徴的なシステムであり、本家シャドバと一番大きく異なる点です。
出したフォロワーが召喚酔い(通常:出したターンには攻撃が出来ない)する点などは共通ですが、フォロワーがアタックをすると、縦向きだったカードを横向きに倒さなければなりません。これをアクトと呼びます。
自分のターン開始時に横向きになっているカード(アクト状態のカード)は縦向きに戻します。これをスタンドと呼びます。
また、フォロワーが攻撃する際のルールも異なります。
フォロワーはリーダーかアクトされているカードしか攻撃できません。
よって上記の画像の状態では、相手のフェアリーなどのカードを攻撃することは出来ず、リーダーしか攻撃対象に選ぶことが出来ません。
このルールが対戦に与える影響は大きく、このルールのおかげでアプリ版のシャドウバースに慣れているプレイヤーでも新鮮にエボルヴ版のシャドウバースを楽しめる事が出来ます。
アプリ版シャドウバースでは、基本的に相手の盤面を空にしてターンを返すことが多く、自分のフォロワーが相手のターンを生き伸びることは珍しいですが、エボルヴ版では平気で存命するので、そこが面白い所ですね。
厄介な攻撃時効果を持つフォロワーなどを優先的に除去できる除去カードの評価がアプリ版より上昇するかもしれません。
2-4 キーワード能力について
基本的なキーワード能力の効果や種類は同じですが、アクトシステムの追加や、アナログでは再現が難しいといった理由でいくつかのキーワード能力が変更されています。
1「守護」
アクトシステムの追加によってゲームシステムが変わっているため変更されています。
「守護を持っているフォロワーは自分のターン終了時にアクト状態にすることが出来る(しなくても良い)」
「アクトしている守護フォロワーが居る場合、相手はそのフォロワーしか攻撃できない」という能力になりました。アプリ版との大きな能力は、自身で守護状態になるかを選べるようになったことです。
2「ラストワード」
大体の能力は変わりませんが、
同時に複数の「ラストワード」能力が働いた際に、そのフォロワーを所有するプレイヤーが好きな順番にラストワード能力を処理できるようになりました。デジタルで自動でやっていた処理をアナログにしたことで使いやすくなった形です。
3[コンボ]
エルフクラスの能力です。
例えば[コンボ_3]と書いてある場合、このターン中にカードを(このカードを含めて)3枚以上プレイしていたなら能力が働きます。
アプリ版で言うところの[このターン中に(このカードを含めず)カードをX枚以上プレイしていたなら]に該当するキーワード能力となります。
流石にテキストが悠長過ぎたため、キーワード能力として纏められました。
アプリ版と違い、ファンファーレを発動させるカード自身も含めて計算するため、注意が必要です。
(このターン中にプレイするカードが3枚目なら、コンボ_3の効果が発動します。)
ファンファーレ コンボ_3:相手のフォロワー全てに2ダメージ のような形で表記されます。
4[スペルブースト]
おそらく最も多くのプレイヤーが気になっているキーワード能力
当然デジタルのまま実装するわけにはいかないため、大幅な改変が加えられています。
エボルヴ版のスペルブーストは、自身の墓場のスペルの枚数を参照します。
例として
ファンファーレ
スペルブースト_5 相手のフォロワーに4ダメージ
スペルブースト_10 更に相手のリーダーに4ダメージというフォロワーを見てみましょう。
墓場のスペルの数が0~4枚なら、無能力、5~9枚なら1つの目の能力が、10枚以上ならどちらの能力も働く、といった能力となります。
この能力変更によって、ファンファーレ:スペルブーストをする系のカードも大胆なテキスト変更が成されています。
例として魔力の蓄積というカードを上げてみましょう。
アプリ版では
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3コスト
スペルブースト を持つ手札のカード1枚を、2回スペルブースト する。
カードを1枚引く。
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という能力になっていますが、エボルヴ版では
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2コスト
自分のデッキの上4枚を見る。
その中から、スペル1枚を公開して手札に加えてよい。
スペル1枚を墓場に置いて良い。
残りを好きな順でデッキの上に置く。
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という能力に変更されています。このうち、スペル1枚を墓場に置いて良い。という能力が墓地にスペルを落とす→スペルブーストが1増える ということでスペルブースト+1の役割を担っていると言えます。例を上げたのは魔力の蓄積ですが、その他にも「手札のスペルを1枚墓場に置いても良い、そうした場合カードを1枚引く」などと言ったカードが複数追加されていました。
5[アクト能力]
アクトシステムの追加によって登場した新キーワード能力です。
フォロワーの持つ能力で、攻撃する代わりに、自身をアクトすることで発動する能力です。
通常の攻撃と違い、召喚酔いが発生しないため場に出したターンから使用可能です。
認識としては疾走を持っていて、フォロワーやリーダーと交戦しない代わりに発動する攻撃時能力、みたいな認識でOKです。
(逆に分かりづらいかもしれん)
6[指定攻撃]
同じくアクトシステムの追加によって登場した新キーワード能力です。
フォロワーの持つ能力で、アクト状態(横向き)状態のフォロワーだけでなく、縦向きの状態のフォロワーにも攻撃できるという能力です。
以上でキーワード能力の説明は終了です。長かったですね、一度お茶でも飲んで休憩してください。
2-5 エボルヴ(進化)について
Shadowverseのアイデンティティであり、目玉要素[進化]
ShadowverseEVOLVEでも"EVOLVE"の名の通り、進化はバトルのカギを握る重要な要素です。
しかし、アプリ版からエボルヴ版になるにあたって、いくつか変更点があります。
1.全てのカードが進化できるわけではない
シャドウバースと違い、進化できるフォロワーが限られています。進化できるフォロワーはテキストに[E_〇]と書かれているカードのみであり、強力な進化効果を持ったカードのみ進化することができます。
(フローラルフェンサーなどが良い例です)
2.進化をするにはコストを払わなければならない
前述した通り、進化可能なフォロワーには[E_〇]と書かれているカードのみです。この〇には数字が入ります。つまり[E_1]だったり[E_2]だったりするわけですね。
フォロワーを場に出した後に、書かれているコストを追加で払うことで進化することができます。
例えばエボルヴ版フローラルフェンサーは
進化前 3コスト3/3 E_2 となっています。
この場合、3コスト払った後に2コストを追加で払うことで進化することができ、スタッツが+1/+1された後に、進化後能力でスティールナイト(2/2)とナイト(1/1)を場に出すことができます。
また、進化したフォロワーは召喚酔いせずに相手フォロワーを攻撃できるという点はアプリ版と同じです。
3.どのターンからでも進化可能
アプリ版では後攻は4ターン目、先攻は5ターン目から進化できますが、エボルヴ版では進化コストさえ払うことが出来ればどのターンからでも進化することができます。実際、筆者がプレイした実戦では2ターン目に出したフォロワーが3ターン目に生き残り顔進化した、ということもありました。
4.EPの存在
アプリ版にもEPは存在しますが、エボルヴ版のEPはアプリ版と効果が全く違います。(そもそも、EP関係なく進化できますしね)
後攻補正として、後攻のみEPが2つ配られます。
EPは進化時にのみ使えるハースストーンのコインみたいなものです。
分からない方のために1から説明すると、進化時に消費しなければいけないコストをEP1つにつき1軽減することができます。
例を上げてみましょう。
3コストでE_1というフォロワーが居たとします。
通常であれば4ターン目でないと進化することが出来ませんが、後攻であれば3PP払った後にEPを1消費することで進化することが可能です。
1ターンで1つしかEPは使えませんが、後攻の方が強力な進化フォロワーを先に展開することが出来ます。
2-6 クイックについて
エボルヴ版にのみ存在する能力です。
自分のターン中に残したPPを使用して、相手ターン中にスペルで妨害できます。
所謂「トラップカード発動!」みたいなもんですね。
アプリ版と違って自分のターン中でも妨害がポンポン飛んでくるから気が抜けなくて楽しいです。手札にクイックカードはないけど、わざとブラフとしてPPを残すなどの戦略が広がりそう。あっ、僕の大型疾走に炎の握撃撃つの辞めてください;;
(炎の握撃はエボルヴ版では4コストのクイック持ち確定破壊スペルです)
3 3つのデッキとバトルボード
ShadowverseEVOLVEでは3つのデッキを使用します。
1つ目は、メインデッキ
これは分かりやすいですね、アプリ版で皆が40枚組んでるアレです。まぁデッキと言えばコレ
2つ目は、トークンデッキ
デッキで使用するトークンカード(ナイトとか)を集めておいておくデッキです。
3つ目は、エボルヴデッキ
シャドバエボルヴ特有の要素であり、前述したエボルヴをするための進化後フォロワーを置いておくデッキです。上限は10枚であり、一度使用したエボルヴカードはその試合中再度使用することが出来ません。
3-1 EX Areaって何?
真ん中下、フィールドの真下にあるエリアです。
簡単に言えば「トークン専用の手札」となります。
例としてフェアリーサークルを上げましょう。
アプリ版では1コストでフェアリー2枚を手札に加える能力ですが、
エボルヴ版では1コストでフェアリー3枚をトークンデッキからEX Areaに置く能力になっています。
EX Areaに置けるカードの上限は5枚と決まっていますが、それ以外は通常の手札と変わらず、コストを払ってフィールドにプレイ(移動)することが可能です。
この時は手札からプレイしたのと同様ファンファーレなども発動すると思われます。
(ベータテストではフォロワーのトークンのみが存在しており、スペルのトークンが存在していなかったため、アプリ版のスペルトークン<ジャッジメントワードなど>がどういう処理になるかは不明です)
3-2 トークンが死んだらどうなるの?
アプリ版シャドウバースではトークンが破壊されるとそのまま墓場に行きますが、エボルヴ版ではトークンカードがバトル場で破壊されると、墓場ではなくトークンデッキに戻ります。そのため、
スケルトンやフェアリーがいくら死んでも墓場が稼げません!!わお!!
まぁトークンが墓場に行くシステムのままだと、トークンカードの必要数がとんでもないことになってしまいそうなので仕方のない調整だと思います。(実際フェアリー20枚用意しないといけないとか想像するだけでもキツい)
4.おまけ 個人的に面白いと思ったカード
ここまでお読みいただきありがとうございます。
アプリ版とエボルヴ版で変わっている要素が多く、ゲームルールの説明が少し長くなってしまい反省しております。
最後にベータテストで遊んだ中で面白いなと思ったカードを一部ではありますが、幾つか紹介して終わりたいと思います。
ベータテストだったため、触れているカードが少ないことと、試遊時間が限られていることもあり、試遊したクラスが「ロイヤル・ウィッチ・ナイトメア」の3クラスと少ない点はご了承ください。
今から少ないカードプールでもこれだけ面白いカードがあったため、本リリースが楽しみです。
(あと例の如く写真は撮ってないです、バカタレ~!)
4-1 デュエリスト・モルディカイ
恐らくベータテスト会場で最も盛り上がっていたカードです。
アプリ版では
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8コスト 5/5
ラストワード:デュエリスト・モルディカイを場に出す
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という能力になっていますが、エボルヴ版では
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5コスト 5/5
ラストワード:リーダーの体力を-3しても良い
そうしたのなら、これを場に出す。
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いや5コストになっとる~~~wwww
エボルヴでは全体的にカードスタッツが一回り大きくなっていますが、
(ゴブリンが1/2/2 ゴリアテが3/3/4など)それでも5コストは凄い
本リリースされても主力カードとして活躍しそうなカードです。
4-2 ペンギンウィザード
本家の跡形が1ミリぐらいしか存在しないカードです。
新能力「アクト」を引っ提げて魔改造されてきました。
アプリ版では
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2コスト 2/2
自分がスペルをプレイするたび、ターン終了まで+1/+0する。
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という能力になっていますが、エボルヴ版では
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2コスト 1/4
E_1
アクト:自分の手札からスペルを1枚捨てても良い、そうしたならカードを1枚引く。
進化後2/5
進化時:スタンドする。(アクト状態を戻す)
アクト:自分の手札からスペルを1枚捨てても良い、そうしたならカードを1枚引く。
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マジックオウルやん 2枚ハンド入れ替えながら2スペルブーストしてるやん。
なんかちゃっかり進化時能力まで手に入れてるやん 盛りだくさんやん
カード能力見たときに一番驚いたのは間違いなくコイツです。びっくりした。
あとカードゲームらしくて面白いなと思ったのは前述した「魔力の蓄積」です。2コストなのは汎用性高くて結構スペブ軸の縁の下の力持ちになりそう。
以上2枚(3枚)がピックアップしたカードとなります。
スペースの都合上書けなかったカードは有りますが、アナログならではの斬新な能力を持ったカードは沢山ありました。
終わりに
シャドバの要素を残しつつも、TCGとして全く新しいゲームが展開されているShadowverseEVOLVE ただ、シャドバを紙でやるべ~~wwwってなるだけではなく、エボルヴならではの楽しさが沢山つまっている神ゲーでした。
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