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新卒1か月目で精神病になった男(無職)の現状

 初めまして。新卒1か月目で精神病になった男22歳無職です。やっぱ文字面にしてみるとつらいですね、この肩書。

 ちょっといろいろ吐き出したいことがあって、せっかくだからここに吐き出しちゃいます。たぶん誰も見ないと思うんですが(宣伝もしないしね)書くだけ書いて、広大なインターネットの片隅に置いておきます。

 ぼくは、ちょっとこの1年か半年かな?不幸がかなり続き、精神的に参っていたんですよね。その不幸の内容は正直ここに書き切れるほど少なくないのであまり言及はしませんが、その状態で新卒で仕事を始めるようになりました。そしたらなんとまぁ辛い辛いこと。正直自分が悪い部分とか仕事がダメなところとか色々な原因があるとは思うんですが、なんと体が動かなくなってしまいました。その後に心療内科に受診したところ、「急性ストレス障害」との診断を受けました。もちろん仕事を1か月休職することになり、自宅療養に。

 そしたらなんとびっくり、罪悪感がぎっしりで全く休めませんでした。ストレスでろくに外に出ていないのに咳も酷くなる、ついでに過呼吸みたいになる。罪悪感ヤバい。希死念慮も今までにないくらいすごい。地獄のような一ヶ月でした。因みに今もこれは咳を出しながら書いています。過去思い出すのってつらいね。

 勿論休職は延長され、退職する運びに。はい、ここに新卒2か月目でやめた無職が誕生しました。勿論社会からはそんなレッテルを貼られながらこれから生きなきゃいけないわけで。そのことだったりを考えると不安で頭がいっぱいになり、睡眠薬がないと眠れない体になってしまいました。今までは昼寝とかたっぷりしても眠かったのに。

 今では起きている時間が地獄にしか感じません。幸運にも周りの友達は優しい奴ばかりだったので(というかうつ病みたいな人がそもそも周りに多くいたからみんなも馴れたのだと思う)励まされながら、動けない日々を送っています。

 ほんとにびっくりするくらい不幸が続いて、家族の中で動けるのがぼく一人になってしまったんですよね。ぼくが働かなきゃいけないのに、なんでこうなってしまったんだろう。そんなことを考えると、ほかの様々なことも重なり合ってもういなくなりたいと思うことが多々あるんです。でもしちゃいけないと思う自分もいるんです。

 なぜかって?実はぼく、世間一般でいうところの自死遺族になるんですよね。だから残された人の気持ちも、死んでしまった人の気持ちもわかる。わかるっていうのは少し傲慢な言い方かな?まぁとにかく葛藤がすごいんです。

 その葛藤の日々の中で趣味がなくなり、興味もなくなり、自分に残ったものは身体という器だけになってしまいました。おなかが減って、トイレ行きたくなって、食べるだけの器に。

 そしていつの間にか、ぼくはぼくのことを否定し続けるようになりました。お前はダメなやつだ。死んだ方がいい。そんな声が心の底から聞こえてくるのです。胸が苦しくなって、頭が痛くなって、吐き気が凄くて。そんな毎日の中ぼくは生きてます。すっごく辛いし、キツいけど。

 きっとぼくと同じような病気を経験された方は多いと思いますが、ぼくより軽い、重い人、症状の出方が全く違う人で様々だと思いますが、さぞ苦しいと思います。みんな、ほんとに今まで頑張ってきたね。ぼくはみんなのことを尊敬しているし、体の中に魂が格納されているだけですごいと思います。もう全人類ノーベル賞に値するんじゃないかと思っています。

 みんな、今生きてるだけですごいんだ。もう頑張るっていうのが何かがわからないけど。今、心臓が動いて、息を吸うだけで頑張っているんだと、ぼくは思っています。当たり前にできることって本当は当たり前じゃないんだ。冷静に考えてみるとなんで?ってなることがいっぱいあるんだ。ものすごく難しいことなんだ。それをどんな形であれ、本当にどんな形であれ、これを見ているみんなは出来ているじゃないか!すごい!

 だから今苦しいそこのあなた。どうか心が悲しい、苦しい、もうだめだと感じているうちに、自分のやりたいようにやりましょう。超えると本当に人の感情がなくなります。今までの自分がなくなります。あ、死ぬこととだれかの命を奪ってしまうことはやらないほうがいいです。

 その環境から逃げたり、ほかの信頼できる、安心できる何かを頼れば、きっと、きっといつかは何かが変わるはずです。逃げてもいいんです。その先にしか見えないものがきっとあるから。その先終わりだなんて、絶対そうじゃありません。生きている限り、終わりはないです。必ず、あなたを必要としてくれるだれか、何かに出会えます。絶対です。この世界に必要じゃない人間なんていません。

 また、ほかの信頼、安心できる何かは何でもいいんです。隣で支えてくれる人だったり、好きなアイドルや俳優だったり、風船を膨らませるのが得意だったらその風船だったり、極論を言えばそこら中に漂っている酸素でもいいんです。何か希望をもって未来を生きていけばきっと何かが見えてくるはずです。その何かがあれば、みんなの悲しみがなくなる世界がきっと来ると、そう思っています。超絶理想論ですが。

 最後に、諦めてもいいから、どうか生きることだけは諦めないで。どうか、どうか。それがぼくの祈りです。苦しいことがあれば、だれでもいいです。ここでもいい。すべて吐き出しましょう。吐き出したところでつらい気持ちは正直あまり変わらないかもしれませんが、自分の中にすべてため込むよりマシにはなるかもしれません。あなたが踏み出したその一歩は、小さな一歩のように見えても、とてつもなく大きな一歩なんです。だから、あなたはすごい!そう思いながら、日々を過ごしましょう。ぼくはどんな形でも、皆さんをすごいって思っています。

 だからみんな、こんなぼくみたいな人もいるんだから、安心して頼る時は頼る、逃げる時は逃げるんだよ。

長文失礼しました。


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