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かつてシナリオライターだった頃もあった(副業だし、稼げてもいない)

こんにちは。ふぁいちと申します。

現在はweb広告代理店で、テックリードのような仕事をしています。
28歳のネコ好き男です。
転職歴は一回で、もともとは某外資系半導体メーカーで技術営業のような仕事をしていました。

最近、昔から応援していた作家さんとの再会や戦友的な存在の復活、お世話になっているイラストレーターさんなどとの交流が深まったこともあり、そもそもの自分の始まりについて思い返してみようというモチベに至った次第です。

私は、もともと副業でシナリオライターやWebライター的なことをやっていたのですが、去年末あたりでほぼ撤退しております(一部IT記事は継続させていただいております)。
そこで、なぜ辞めたのかとかそれまで何をしていてこれから何をするのかなどを、自分の頭の整理のためにもメモしておこうと思います。

需要あるかどうかは捨てゆく!!

副業の始まり(2021年初頭)

最初に副業を始めたのは、2021年に入ったばかりの頃です。
半導体企業に在籍していたタイミングでしたが、「会社の看板無しで、自分の手で稼いでみたい」という気持ちが強くなったのがきっかけだったと思います。なぜそう思ったのかは正直覚えていませんw

クラウドワークス登録日

年末年始休暇で地元の札幌に帰郷しているタイミングで急にクラウドワークスに登録しました。多分めちゃくちゃ暇だったというのも相まって先述の感情が増長されたんだと思います。

最初はちょっとしたタスク案件(たしか映画の感想とか)を複数案件こなして、ちょっとずつ実績を積むことをメインに行動していました。
そこからちょっとずつプログラミング教室向けの記事や、商品のレビュー(アフィではなく本当にただのレビュー)記事などで、コツコツ毎月3~5万円くらいのボリュームで取り組んでいました。

本業の方も爆裂に忙しかったのですが、同時に副業で「自分の力で稼いでいる」感もあったので、比較的満たされている時期だったと思います。

この頃に並行して、カクヨムで(稚拙ながら)いくつか作品も執筆するようになっていました。
この頃にいろんなチャレンジをして多くの素晴らしい仲間に出会えました。ほんとうに楽しい時期だったかもなぁ。

シナリオライターに挑戦(2021年6月以降)

ちょうど転職をするタイミング(2021年6月あたり)で、副業シナリオライターの案件に応募する機会が爆増しました。
クラウドワークスだけでなく、ココナラなどでもシナリオライターとして案件を頂くようになりました。

なぜここまでシナリオライターにモチベが傾いたのかというと、

↑こちらがあったからですね

カクヨムで掲載していた作品が偶然たまたまコンペに通過(実際は特別賞的な感じでしたが)して、KADOKAWA様の『5分で読書 最後はかならず私が勝つ』に掲載いただきました。
これがちょうど2021年の春頃(発売は8月)に決まったので、なんというか、うーん、

シナリオライターいけるんじゃね?

という時期ですね。
自分の文章力はさすがに察していたので、天狗にはなりませんでしたが、かすかな希望は抱いていました。
もともと映画やドラマ、アニメなんから大好きだったので、自分のシナリオが評価されるのは本当に嬉しかったです。
1,000文字も無いような短編でしたが、自分も頑張れば専業シナリオライターになれるのではと希望を持っている時期でした。

ただ、「小説家になりたい」というよりかは「映像コンテツの脚本をやりたい」という意図のほうが強かったので、小説系のコンペはほぼ参加せずに「YouTube漫画のシナリオ」とかの実案件に携わることのほうが多かったです。というか、この頃めちゃくちゃ流行っていましたよね?コロナの影響で私のように副業を始める人が多かったのか。

シナリオ低迷時期(2022年1月〜)

2022年あたりになると、21年夏ほどのボリュームでシナリオの案件は受注しなくなっていました。
理由は比較的単純で「能力不足をめちゃくちゃ実感していたから」です。

受けていた案件との相性も合った(恋愛系とかスカット系とか)もあまり良くなく、自分が面白いと思うものとクライアント様が構想したいものが上手く噛み合わず苦戦していました。
経験値的に考えても、確実にクライアント様が構想する作品のほうが面白く世に受けるものだとは理解していても…というモヤモヤでした。

加えて、本業の方も転職して半年が経過して、担当する仕事の量も幅も増えて忙しくなってきていたこともあり、副業自体あまり積極的に実質できていなかったです。
この頃は月平均3-5万円ほどだった収益も1-3万円くらいに落ちていました。なんなら収益ほぼゼロの月もありました。

あとは実はここらへんで離婚もしてたり…w
それはまた別の機会にでも…
すごい時期で草

一人エンジニア開始期(2022年7月以降)

ここらへんになるとほとんどシナリオ案件は受けていませんでした。
この頃は本業の仕事で、新しく研究開発系の仕事なども任せてもらうになり、ほぼ僕一人と先輩の二人だけでシステム構築から運用まで取り組むことになっていました。
地獄のように忙しかったのですが、もともと理系の出身ではあるので肌に合う仕事内容ということもあり、かなり充実していました。
労働基準法?なにそれおいしいの?という感じでしたが、僕は社畜気質のサラリーマンなので問題無しでした!(白目)

そんなこんなで、シナリオからはかなり遠い場所にいたので、自然と「シナリオライター」を自称しなくなりました。
そのまま、あんまり中長期的なプランもなくがむしゃらに働いて、2023年になると猫をお迎えしたりという変化はありつつも、ほぼ同じように広告代理業+開発業務に追われて過ごしていました。

かわいい

これからの展望(2024年1月から現在)

結局、本業の波に流される+自分の適性不足を実感したという形でシナリオライターはヌルっと辞めていました。
チャンスがあればもちろんやりたいなという気持ちはあるのですが、今は素晴らしい作品を作成されている人達を応援したいという気持ちのほうが強いです。
というのも、2024年に開発系の部署に完全に異動(というか立ち上げ)をしてからはエンジニアリング系の活動の方に舵切りをしてしまったので、シナリオ等に割く時間を失ってしまいました。

部署の立ち上げに関わったということもあり
21年初頭の「個人で稼ぎたい」という気持ちよりも「組織を強くしたい」というモチベにシフトしていることが、自分にとっては一番大きな変化かもしれません。

そして、社畜道を極めていたある日、会社の偉い人から「もっとやりたいことある?」と聞かれたので「うーん、もっと勉強したいです。大学院行きたいです」と正直ベースでダメ元で言ってみたら、すんなり通ってしまった(いろんな人の協力のおかげですすみません)ので、今は学部生時代にお金がなくて諦めた博士号取得に向けて勉強中です。もちろん、働きながらですが…!

※まだ受かってもいないけど。笑

ここらへんはちゃんと進捗が出てから、メモを残そうと思います。

さいごに 

相変わらずの文章のまとまりのなさに、「シナリオライターを目指さなくて良かった」と笑い泣けてくるような記事でしたが、「シナリオライターを辞めようか考えている人」や「シナリオライターとして仕事を受けようとしている人」に少しでも何かを伝えられればと思います。

こういう人生もあるんだなーとか、こういう変遷もあるのかあくらいにでも。

それでは、また何かの記事でお会いしましょう!

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