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MADLIONS MAD 60 HE レビュー

今回はMADLIONS MAD 60 HE RGB版 琥珀軸Proモデルを個人的に購入しましたのでレビューします。
「パクり製品を買うなんてありえない!」というコメントはお控えください。


製品スペック

MADLIONS MAD 60 HE RGB版 琥珀軸Proモデル
・約2,800円(129元)
・アクチュエーションポイント 最短0.1mm
・ラピッドトリガー感度値 最短0.02mm
・デッドゾーン 最短0mm
・ポーリングレート 1,000Hz
・ケース GH60互換
・磁気スイッチ KS-20互換
・WEBドライバー(中国語・英語)

開封

本体、ケーブル、キーキャッププラー付きキースイッチプラー、中国語の保証書が出てきました。
キーキャップからケースまでのほとんどのパーツがプラスチックなので高級感はなく、打鍵音もガチャガチャとうるさいです。
打鍵感は以下の動画の通りです。

設定方法

英語と中国語を選べるWEBドライバーが用意されており、結構シンプルで使いやすいと感じました。流行りのSOCDやDKSにも対応でデッドゾーンも手動で0mmまで調整できます。
キーボードを最新バージョンにアップデートすればラピッドトリガー感度値を0.02mmまで短くできるようです。

入力精度

ラピッドトリガー感度値0.02mm、デッドゾーン0mmに設定してValorantをプレイしたのですが、特に入力切れなどの不具合は発生しませんでした。
しかし、実際には設定した数値は反映されておらず、デッドゾーン0mmに設定しても0.5mmの誤差が発生しています。中国のレビュワーが150万円の試験機で計測したボトムデッドゾーンの実際精度については以下の画像の通りです。
これらの計測値を見る限り、実際には全く高精度ではないということがわかるかと思います。

※1
※2

分解

キーキャップはPBTダブルショットのものですがかなり品質が悪いです。
磁気スイッチは琥珀軸Proというものが使われており、これはEverglide 糯米飯の色違いだと思われます。
中身は吸音フォームなどが詰まっていますがペラペラなので効果はあまりなさそうです。

まとめ

私は淘宝から約2,800円(129元)で購入しました。すべて中国語なのでハードルは高めですが値段は格段に安いです。AliExpressでも購入できるようですが約6,000円でしたね。あまり買って欲しくないので購入リンクは貼りません。
また、ケースがWooting 60HEと酷似しているからかWooting公式も反応していました。さすがにこれはリスペクトの欠けるデザインだと思いますし、私も磁気スイッチ目当てに購入まで踏み切ってしまったことに少し反省しています。

引用

※1 https://youtu.be/29BLzcuNtoc?si=JI4zkgd5ozMnVuOY
※2 https://www.douyin.com/video/7433338127344831771


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