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GEON VENOM60HE 組み立て編

提供: Rabbit0 株式会社QUBE
ショップ: https://rabbit0-shop.com/
公式X: https://x.com/Rabbit0_r

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はじめに

今回は、GEON VENOM60HEの組み立てと注意点についてまとめましたのでご紹介いたします。
気になる点や質問がありましたら、遠慮なくふぁいもしのDMまでご連絡ください。

組み立て方

① ドーターボードの切断とスタビライザーの取り付け

PCBに付いているドーターボードを切り離し、スタビライザーを取り付けましょう。
スタビライザーの取り付け位置は6.25Uと7Uの両モデルほぼ同じですが、7Uモデルでバックスペースキー分割を行う場合のみバックスペースキーのスタビライザー取り付けは不要です。

★ポイント
・ドーターボードは手でも取れますが、カッターやニッパーを使うと楽です。捨てずに保管しておきましょう。
・青で囲った大きい穴の方からツメを刺し込みます。金属のポールの向きに注意しましょう。

ドーターボード
6.25U 差し込み位置
6.25U 取り付け例

② プレートの取り付け

①にCompatible Plateを取り付けましょう。
スイッチとセンサーの位置が決まる超重要な作業です。誤入力や精度の悪化につながる可能性があるので、ゆっくり丁寧に行いましょう。
小さな黒い袋にネジが入っているので、青で囲った8箇所に締めていきます。

★ポイント
・新品のネジ穴にはシートの蓋があるため、あらかじめネジで破っておくのがオススメです。
・1箇所ずつ強くネジを締めるのではなく、すべてのネジを均等に優しく締めましょう。終点も強く締めすぎないようにしましょう。

付属ネジ
ネジ穴
6.25U 取り付け例

③ スイッチの取り付け

②にスイッチを取り付けましょう。
スイッチとセンサーの位置が決まる超重要な作業です。誤入力や精度の悪化につながる可能性があるので、ゆっくり丁寧に行いましょう。
LEDは搭載されていないのでスイッチの上下を気にする必要はありませんが、CapsLockキーにのみ南側にLEDが付いています。

★ポイント
・真上からスイッチを押し込み、カチッという音が聞こえたら装着完了です。
・スムーズに装着ができない場合、PCBとプレートがズレている可能性があります。力ずくで行わず、もう一度②を試してみてください。

6.25U 取り付け例

④ ケースの取り付け

③をケースに入れましょう。
使用するケースによっては最初に切り離したドーターボードが必要になる場合もあります。
青で囲った6箇所にネジを締めていきます。

★ポイント
・1箇所ずつ強くネジを締めるのではなく、すべてのネジを均等に優しく締めましょう。終点も強く締めすぎないようにしましょう。

6.25U 取り付け例

⑤ キーキャップの取り付け

キーキャップを取り付けましょう。

6.25U 取り付け例

⑥ 本体の動作確認

ケーブルを取り付けPCに接続し、Venom.Howという専用のWEBドライバーから動作確認をしましょう。

1, Venom.Howを起動
2, ConnectDevice
3, VENOM60HEの許可
5, Setting
6, ChangeSwitch
7, 装着しているスイッチを選択
8, KeyTest

★ポイント
・KeyTestはキーの入力がされると赤色になります。すべてのキーを押して動作の確認を行いましょう。
・反応しないキーがあった場合、スイッチが正しく装着されていなかったり、PCBが故障している可能性があります。ケーブルを外したあとにスイッチを抜き、別のスイッチなどを再度装着してDebugからRecalibrate、その後にKeyTestや⑦を行ってみてください。

Venom.How KeyTest画面
Venom.How Debug画面

⑦ 本体の更新

Venom.Howから更新をしましょう。

1, Setting
2, FirmwareUpdate
3, SelectVersion
4, StableVersion
5, EnterBootloader
6, ConnectDevice
7, VENOM60HE IAPの許可
8, StartUpdate

★ポイント
更新中はケーブルを外さず、PCの電源を付けたままにしましょう。
更新中のキーボードは入力などができないので注意しましょう。

Venom.How 更新中画面

⑧ 本体の設定

Venom.Howからアクチュエーションポイントやラピッドトリガーの設定ができます。
Actuationではアクチュエーションポイント、ラピッドトリガー、デッドゾーンについての設定を行えます。
AdvancedではSOCD、Advanced SOCDの設定を行えます。
プロファイルは4つまで保存することができ、Remapから設定をすれば瞬時にプロファイルの切り替えを行うこともできます。もちろん、プロファイル別にアクチュエーションポイントやラピッドトリガー、SOCDなどを設定することもできます。

Venom.How Actuation画面

以上、組み立て方でした。
誤入力などの不具合がある場合にはケーブルを変えてみたり、③や⑥などを再度行ってみましょう。


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