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【事実発掘!FACT JAPAN 47 NO.5 】北海道旭川市

おしゃれ番長・松原よりバトンを受けた、メガネをかけた戦略の鬼(自称)鈴木です。
何を隠そう(隠してないけど)鈴木の妻は北海道の旭川出身。
旭川は北海道北中部に位置し、札幌に次ぐ北海道第2の都市と言われます。
家庭にはジンギスカン鍋を常備。
ふなっしーよりあさっぴー。
ということで、今ではすっかり北海道/旭川ファンの鈴木ですが、妻の実家を訪れた当初は、イメージと現実とのギャップに驚いたことばかりでした。
そこで、「埼玉出身の鈴木が驚いた、北海道/旭川のイメージと現実」というテーマで、隠れた事実をご紹介したいと思います。

隠れた事実①
まずベタな話ですが、「寒さと雪」
「いやぁ〜今年はいつもの半分だ」なんて言いながら、身長をゆうに超える道路脇の雪山を見上げる義母。
覚悟はしていましたが、想像の遥か上をいく雪の量でした。
それもそのはず、旭川はなんと日本の最低気温・氷点下41.0度が記録されたこともある極寒の地。なんと富士山頂の記録(氷点下38.0度)よりも低いのです。
※1902年 上川測候所(現在の旭川地方気象台)
今ではここまで低くなることはないようですが、海がない盆地なので、寒暖の差が激しいのが寒さの理由のようです。
なんでも妻の話では、運転免許の路上教習で、緊急回避のために雪山に突っ込む演習をすることもあるのだとか。(もちろん適切な指導のもとに。今もやっているかは不明です。)
埼玉で運転免許を取得した運転スキルでは、北海道の雪道には太刀打ちできないと感じました。笑

隠れた事実②
そして意外だったのが、「キタキツネ」
実家の近所に「神楽岡公園」という自然豊かな公園があるのですが、そこでは時折キタキツネを見かけます。
こんな近所で見られることにも驚いたのですが、さらに驚いたのが、ご高齢のおばさまが、全力で「シッ!シッ!!」と追い払っていたことです。笑
てっきり、ドラマのように「ルールルルルル」なんて呼びかけるのかと思いきや、キタキツネは「エキノコックス」という病気を持っているので、地元の人はそんなことしないんですって。
自分の中で、幻想がひとつ崩れた瞬間でした。笑

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隠れた事実③
個人的に一番発見があったのが、「地名」
北海道の地名は独特な響きが多いと感じたことはありませんか?
実は北海道の市町村名のうち、約8割がアイヌ語に由来しているそうです。
ちなみに意外にも?「旭川」もアイヌ語由来。
市内を流れる忠別川をアイヌが「チュクペッ」と呼んでいると和人が聞き取り、それを「チュプペッcup-pet:太陽・川(転じて)日が昇る川」と解釈して、1890年に「旭川」と命名されたそうです。
単にアイヌが「あさひかわ」と呼んでいたのではなく、音や意味の紆余曲折を経ているのがまた面白いですね。

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何かとイメージが先行しがちな、北の大地、北海道。
大自然、グルメ、レジャー等ももちろん素敵な魅力ですが、開拓史や、アイヌの歴史・文化に光を当てると、その魅力はさらに輝きを増します。
コロナがおさまったら、ウポポイ(民族共生象徴空間)に行って、新たな事実を発見してみたいと思う鈴木でした!
次回の投稿は、FACTきってのマルチエンターテイナー、澤邊からお届けします!



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