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営業×CS対談。自分でプロダクトを動かす面白さを、ライフイベントの変化と共に楽しめる職場

Facilo(ファシロ)のセールスとCS(カスタマーサクセス)には、かつて国内有数の大手企業で優秀な成績を収めた女性がいる。子どもの誕生や離職などのライフステージの変化を経て、なぜ次のキャリアにFaciloを選んだのだろうか。

お話を聞くのは、リクルートでトップ営業としてグループ内アワードを受賞した直後、専業主婦への転身に踏み切った高野さん。そして、Googleで自主性を発揮しながら広告営業を続けてきた松森さん。おふたりのキャリア観、Faciloを選んだ決め手、今後のビジョンについて話を聞いた。

お話を聞いた髙野さん(写真左)と、松森さん(写真右)

PROFILE
セールス 髙野 紗弥子

新卒で入社したリクルートにて、主に分譲マンション部門の集客戦略立案・実行支援を担当。グループを代表する社員へ送られるTOPGUN AWARDを受賞。第1子の幼稚園受験をきっかけに専業主婦へ転身。数年のブランクを経てFaciloでセールスとして復職、第一線にて活躍中。趣味は旅行・ピラティス・釣り。

CS 松森 加歩
Googleの広告営業本部アカウントマネージャーとしてエンタープライズ企業を担当。多岐にわたる業界および企業のオンラインマーケティングを支援。子どもの誕生をきっかけにカスタマーフェイスを離れ、大学病院や医療機関とのパートナーシップマネジメントに従事。新たな領域への挑戦を求め、FaciloにジョインしCSとして活躍中。趣味は、ふたりの子供と一緒にするミュージカルごっこ。

優秀な人材の価値はライフステージの変化に左右されない

おふたりがFaciloに入社したのは、どちらもCOOの浅岡さんが声をかけたのがきっかけだ。その才能をライフステージの変化により埋もれさせたくないという想いがそうさせたのだと言う。髙野さんはそのキャリアとライフステージの変化をこう語る。

髙「私の子どもが経験した幼稚園受験の世界は、そもそも母親が専業主婦であることが前提条件なんですよね。当時はTOPGUN AWARDを受賞した頃だったこともあり、いわば一番仕事がノっていた頃。仕事から離れなければならない喪失感はありましたが、初めての挑戦が好きな体質なので、まあ一度くらいは専業主婦をやってみるのもいいかな、と。あとは、アワード受賞者が専業主婦になったなんて経験があれば、ゆくゆくは“オモシロ人材”として誰かが拾ってくれるんじゃないかという想いがありました(笑)」

一度専業主婦を経験してみると、そこにはキャリアを築いてきた女性の悩みや課題があることに気がついたという。

髙「専業主婦の世界を経験してわかったのは、かつて優秀だったであろう元キャリアウーマンが山ほど潜在しているということ。一方で、その多くが復帰に困っている現実もあります。一度前線から離れてからの職場復帰は、想像以上にハードルが高いもの。人材エージェントをしている私の姉からは、『いくらアワード受賞者でも、5年も専業主婦をしていたら価値なんてないよ』と言われてしまいました。私自身のスキルは変わらなくても、世間から見た私の価値が変わってしまうんですよね。離職前のようなポジションにはもう戻れないのかな……また働きたいけど、パートタイムで働きたいわけではないし......などと悩んでいた時に、浅岡さんに声を掛けてもらったんです」

子どもの誕生をきっかけに社内のロールを変えた松森さんは、大きく頷きこう続ける。

松「私がFaciloに入社したのも、浅岡さんとのランチがきっかけです。もともと進むべき道を思い悩んでいたものの、職場環境自体は文句のつけようもないほど恵まれていると感じていたので、あえてその環境を捨ててまでチャレンジする勇気はありませんでした。変化をもたらすために部署やロールを変えてもみましたが、悲しいことに、同じ会社内では結局限界がありました。そうして第二子の妊娠・出産の後、改めて将来のキャリアパスを考えていたところに、Faciloで凄く楽しそうに働いていた浅岡さんの姿を見て、ここが決心のしどころだと感じたんです」

実際にFaciloで働き始めると、これまでの職場とは違ったカルチャーが根付いていることがすぐにわかったという。

髙「私も松森さんも、以前勤めていた職場は、そこまで男女差を感じさせるようなカルチャーや風土の企業ではありません。性別に関係なく、自主性があって周囲を巻き込んでいける当事者意識があれば、男女問わず活躍できるチャンスが拓けていたように思います。それでも、ベンチャーフェーズで当社ほど家庭を持つ女性がフラットに活躍できる環境も珍しいのではないでしょうか。Faciloは『ファミリーファースト』を掲げており、代表の市川を含め、家庭と仕事の時間を線引きしながらバランスよく働いているメンバーが多い印象です」

松「市川さん自身が15時になったらお子さんのお迎えに行ってますもんね、ママチャリで(笑)。彼はアメリカでの育児経験もあって「家族をおざなりにしてまで仕事をする必要はない」と公言しているんです。家庭事情やライフステージの変化に関わらず、本当に目指したいキャリアを見据えられるのが有難いですね」

プロダクトを自分が作っているという自負

現在、Faciloで大活躍中のおふたり。その仕事のやりがいをどう感じているのだろうか。

松「Faciloの魅力は、圧倒的な距離の近さ。社内の別部署や別ポジション同士の距離が凄く近いですし、CSとして接しているクライアントのご担当者様にも寄り添えていると感じます。前職でも客先へ伺うことはありましたが、こんなに濃い密度の中で最大限の価値を届けられる環境は他にないと思います。あとは、スピード感も段違いですね。見つけた課題が当日中に解決できることもあり、全員が『プロダクトを自分が作っている』と感じられる環境は、大企業では絶対に味わえないものですね。」

髙「大企業にいると、商品やプロダクト自体は規模が大きすぎて動かせない分、いかにそこへ関わる『人』を動かして貢献するのかが重要なポイントでした。ですが、今はFaciloに対して「プロダクトそのものを自分が作っている」という当事者意識があります。会社への愛着とでも言うのでしょうか。全員の顔が見える環境下で、一緒に同じ方向を見て頑張れるんです。エンジニアやCSなど、別ポジションのメンバーを同じチームの仲間として尊敬できる一体感があります」

松「特にみんな、プロダクト愛が強いですよね。Faciloはプロダクトドリブンな会社だからこそ、すべてがプロダクトありきで動いて、その先のお客様目線で行動ができるんです。全員がその原動力を深い部分で理解できているからこそ、自然と会社への帰属意識につながっているのではないでしょうか」

自らの価値を最大化してチーム貢献を目指す

次の活躍の場を探している方にとっては、おふたりがどんな人がFaciloで活躍できると考えているかが気になるところだろう。そこにははっきりとした線引きがあった。

松「新しいことに挑戦したり、挑戦しながら吸収したりするのが好きな人が多いですね。一方で、業務を明確に区切って、自分の分だけやればいいという考えの人は合わない気がします」

髙「なんでもやる人ばかりですよね。全員がそれぞれ『自分はどんな価値を提供できるのか』『組織にどんな貢献ができるのか』を考えている気がします。“Not my business(自分には関係ない)”というスタンスの人は誰もいませんね。どんな環境でも、その中で絶対にパフォーマンスを上げるんだという決心さえあれば、おのずと効率的に動くようになると思います。私も、5年のブランクを跳ね返すほど絶対的な成果を出してやろうという想いでやっていますしね(笑)」

松「最低限の働き方で、一定のお金がもらえればいいという人には、他の職場が向いているのではないでしょうか。でも、働くやりがいとか、いかに自分ならではの価値を発揮していくかを追求したいなら、この職場は最適です。どうすれば自らのパフォーマンスを最大化できるか、のびのびとチャレンジさせてもらえるので、どんどん新しい発見や刺激が得られると思います」

一方で、経験や業種業界を変えてのチャレンジを積極的に受け入れる風土はありそうだ。

髙「不動産売買の分野が未経験の人にも、ぜひ飛び込んでみてほしいです。FaciloはインターネットやITツールに馴染みのない不動産会社さまにもご利用いただけるプロダクトなので、テックに関する深い知見も不要です。不動産会社さまのことを知り、顧客課題を解決してきたソリューション営業経験者であれば、経験業界に関わらず、顧客ニーズを深掘りした提案に挑戦できるはずです」

松「私の場合、CS職や不動産テック分野に携わったのは当社が初めてなのですが、ずっとカスタマーフェイスをしていたことから、顧客コミュニケーションや関係づくりの経験が活かせていると感じます。また、前職でアドテクの最先端に携わっていたことから、エンジニアとのやりとりを想像しながらプロダクトや不動産会社さまと向き合えるのも強みですね。『不動産テックか』と敬遠するのではなく、不動産会社さまの事情を想像しながらケアしようという気持ちがある人であれば、業界知識や経験を問わず活躍できると思います」

不動産業界のゲームチェンジャーを目指して

プロダクトリリース以来右肩上がりの成長を続けるFacilo。今のFaciloの魅力を語り出すと、一気に会話に花が咲いた。

髙「Faciloは、現状でも多くのお客様から愛されていると感じます。世間からの認知度や、出資などもますます増えていく見込みです。今後訪れるだろう、さらなる拡大フェーズにワクワクしています」

松「リリースからまだ間もない現段階でも、大企業から地場に1店舗しかない中小企業まで、幅広いお客様に導入いただいています。誰にでも使ってもらえるプロダクトだからこそ、今後の不動産業界におけるベーシックなプラットフォームに昇華することで、ゲームチェンジャーとなれるチャンスがある。そこに自分が一役買っているというのが嬉しいし、誇らしいです」

急成長するスタートアップに入るなら早いうちに。おふたりの話からは、創業期の少人数チームならではのやりがいが伝わってくる。

髙「プロダクトも会社も、すべてが成長期の真っただ中なんですよね。私はFaciloにとってひとり目の社員として、去年の9月に入職したのですが、あの頃3人だった組織も今では14人になりました。プロダクト自体も日々アップデートを重ねて、当時と比べると驚くほど洗練されています。これほど目覚ましい成長を感じられる組織は初めてなので、そこに属している自分自身も、自然と引き上げられている感覚があります」

松「Faciloには今のところ、メンバー間の階層は設けられていません。全員が横並びでそれぞれのロールをまっとうしている状態です。いつかは管理者が必要となるかもしれませんが、そうなった時にも、プロダクトを何よりも大切にする文化のもと、エンジニア、セールス、CSの3者が力を合わせていれば、進化の循環は決して止まらないはずです。そこの工夫も楽しみですね」

髙「Faciloには大きなのびしろがあり、プロダクトも磨き上げられています。可能性のあるフェーズだからこそ、興味があるなら早いうちに飛び込むのがおすすめです!」

組織の魅力、そしてプロダクトの可能性、会社へのリスペクト。それらをいきいきと自分の言葉を語れることがどれだけ幸せなことかは、プロダクトづくりに関わったことのある方ならおわかりいただけるだろう。あらたな活躍の場を求めている方は、一度Faciloに話を聞いてみてほしい。自分らしい人生を大切にしながら働くひとつの答えが用意されているはずだ。

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