イベントレポート|急成長スタートアップのエンジニアとして働く魅力・意義とは?Facilo初のエンジニア採用イベント
こんにちは、Facilo(ファシロ )で採用を担当している瀧川です。
Facilo初となるエンジニア採用オフラインイベントを9月4日に実施しました。この記事では大盛況に終わったイベントの様子をお届けします。
そもそもFaciloとは?
Faciloは2021年に創業した不動産DXスタートアップ企業です。「誰もが軽やかに住み替えられる世界」を目指し、不動産仲介の煩雑なコミュニケーションを一元化・可視化できるクラウドツール「Facilo」を提供しています。
現在提供しているのは不動産売買の仲介会社と不動産の買い手をつなぐプロダクト。買い手のペインと仲介会社の営業さんたちのペインを解決し、不動産購入という人生の一大イベントの体験をよりスムーズに、より良い体験にすることを目指しています。
現在社員は42名、うちCTO含む10名がエンジニアで、Faciloのプロダクト開発を力強く支えています。
創業から約4年、Faciloはかなりのスピードで事業拡大を続けていますが、その大きな原動力の一つがエンジニアたちの開発力の高さ。徹底的な顧客志向を貫き、お客様の業務課題を本質的に解決するプロダクトを開発し続けています。
Faciloのエンジニア組織の良さを知ってほしい!
そんなFaciloのエンジニア組織ですが、実は現在在籍しているメンバーは全員がリファラル採用。エンジニア組織といえど、この規模になるまでリファラル採用だけだったのはとても珍しいことだと採用エージェントの方からもよく言われています。
しかし、今後のさらなる機能拡張やマルチプロダクト化を進めるにあたっては、より幅広い経験やスキルをもったメンバーの力が必要不可欠となります。採用エージェント様のご支援をいただいたり各種採用プラットフォームを活用しながら採用活動を進めていますが、弊社が不動産業界に特化した事業を行っていることもあり、エンジニア界隈での知名度は決して高くなく、Faciloのエンジニア組織での仕事のしやすさやプロダクト開発にかける思いを社外のエンジニアの方々に知っていただくチャンスが少ないことが悩みの種でした。
Faciloのエンジニア組織の特徴はその開発力の高さだけではありません。徹底してエンジニアに寄り添った働き方もFaciloらしさがぎゅっと詰まったもう一つの特徴です。
働き方の実態を知っていただければ、多くのエンジニアの方にFaciloで働いてみたいと思っていただける自信はあるのですが、採用サイトの文章や短い時間のカジュアル面談だけではなかなかその魅力をを伝えきれないため、こうなったら実際に働いているエンジニアから直接具体的なエピソードと共にその良さを伝えてもらおう!と考えました。
開催にあたってはより多くの方に気軽に参加いただけるオンラインのウェビナーでの実施も検討しましたが、実際のリアルをお伝えするには安心してぶっちゃけトークもできる場の方がいいいよね、とのことで、今回はクローズドなオフラインでのエンジニア採用イベントとして開催することとしました。
イベント当日の様子
イベント会場は大手町にある3×3Lab Futureをお借りしました。普段はコミュニティスペースとして活用されており、緑と木に囲まれたほっとできる空間で、堅苦しくなく交流するには絶好の場。18時半の開場と共に参加者の方々が続々と入場し、ドリンク片手に歓談しながらスタートを待ちます。
最初のコンテンツはCEO市川によるFaciloの事業説明。乾杯の挨拶と共に「Forbesスタートアップ100選に選出されたFaciloが目指すもの」と題してプレゼンがスタートしました。
不動産業界の課題、それに真摯に向き合ってきたこれまでのFaciloの歩みや現在のビジネス状況、今後マルチプロダクト化を加速していく中で、エンジニア組織の拡大こそが事業拡大に直結していくなど、ビジネスの観点からエンジニア組織の重要性を強調するプレゼン内容に、参加者の皆様はところどころ頷きながら真剣に聞き入ってくださっていました。
また、プレゼンのタイトルは「Forbesのスタートアップ100選に選ばれたFacilo」だったのですが、途中で市川から東洋経済の「すごいベンチャー100」にもほぼ確定で選出されたというサプライズニュースが発表され、開場から拍手が起こっていました(注:このイベント後の9月17日に正式に発表されました!)
市川のプレゼンの後、いよいよメインコンテンツのパネルディスカッションが始まります。登壇したのはCTO梅林、フロントエンドエンジニアの折原、バックエンドエンジニアの長谷川、そしてモデレーターとして引き続き市川が参加します。
Faciloのエンジニア組織のリアル
パネルディスカッションのテーマは2つ、「Faciloのエンジニア組織のあり方、日々の働き方」と「Faciloで働くことによるエンジニアとしてのキャリア」。創業3年のスタートアップながらも数々の大手企業をお客様として高品質のプロダクトを提供しつづけているFaciloのエンジニア組織のリアルをその働き方を通して紹介していきます。
パネルディスカッションでは、モデレーターである市川の問いかけに対して、エンジニアの折原・長谷川が自分たちが実際に経験した具体的なエピソードを答え、CTO梅林がそれを補足する流れで進んでいきました。
当日語られた具体的なエピソード全てをここでご紹介することはできないのですが、その一部をご紹介します。
冒頭にバックエンドエンジニアの長谷川から、「Faciloのエンジニア組織は今まで働いてきた会社でも感じていた働きやすい要素が凝縮されたいいとこどりの環境だ」との発言が。その内容を分解していくと、下記のポイントが上がっていました。
・働く時間と場所を自分で選べる
・ミーティングの時間は最小限
・ユーザーから押し寄せる熱いフィードバック
エンジニア両名から次々に出てくるFaciloはエンジニアが本当に働きやすいというエピソードに対してCTO梅林からは、なぜFaciloではこのようなエンジニアに寄り添った働き方ができているかを説明。
梅林自身がエンジニアとしてキャリアを歩んできた経験から、Faciloの創業時にはエンジニアが一番開発しやすい環境を作りたいと思っていた、と話した後に「もちろん他の企業のCTOも同じことを目指すと思うが、Faciloがそれが実行できているのは自分が創業CTOだから。共同創業者である紘さん(CEO市川のこと)と自分は完全に対等な立場で互いに信頼しあって仕事を行っている。だからエンジニア組織のことは完全に自分に任せてもらえている。だからこそ、エンジニア組織が最大限のパフォーマンスを出し続けるために必要なことは何でもできるし、目の前の短期的な目標に追われることなく、中長期の目標に向かって進む持続可能性のある組織にできている」と続けたのが印象的でした。
全体を通して、Faciloでは熱い思いのあるCTOとエンジニア組織へのリスペクトを持ったCEOの下で多くの優秀なエンジニアが働いているからこそ、本質的にエンジニアが働きやすく、良いプロダクトを生み出せる環境が整っていることを改めて実感できたセッションでした。
パネルディスカッション終了後は、テーブルに分かれての懇親会。ケータリングとドリンクを片手にした参加者からはエンジニアたちや梅林、市川に多くの質問が寄せられ、会場クローズの時間いっぱいまで熱い交流が続きました。
イベントを振り返って
Faciloにとって初めてのエンジニア採用イベントということもあり、始まるまでは社員一同大変緊張していましたが、始まってみると非常になごやか、かつ、賑やかに進み、参加したFaciloのエンジニアたちからも「こんなに気軽で参加者と話しやすいイベントはこれまでなかった」との嬉しい言葉が。
特に交流会ではパネルディスカッションで聞いた内容について、より具体的な例や背景を深堀りして質問している参加者の方が多くいらっしゃり、多くの方にFaciloのエンジニア組織に興味を持っていただけたことを実感できました。
イベント後のアンケートでも「この環境で働いてみたい」「経験豊富なエンジニアがなぜFaciloを選んだかがよくわかった」などのお声をいただき、当初の目的だったFaciloのエンジニア組織の良さを知ってもらえたことにほっとしています。
Faciloでは引き続きエンジニアを募集しています。今後マルチプロダクト化を進めるにあたっては、多くのエンジニアの方のお力が必要です。
この記事を読んで少しでもFacilo、および、Faciloのエンジニア組織に興味を持たれた方はぜひ直接お話させてください。
現時点で選考意思がなくても、まずはFaciloを知っていただくためのカジュアル面談を行うこともできますので、ぜひ採用サイトからご連絡ください!