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【ファシリテーショングラフィック】会議を可視化する3つの方法
今回は、会議を可視化する方法を紹介します。議論している内容をテキストデータとして可視化するだけでも議論が深まったり、広がったりします。なので、第一歩としてはホワイトボードにでも、模造紙でも、A3用紙でも何でもよいので、議論している内容を書いていくことが大切です。
ただし、人は書くスピードよりも話すスピードの方が速いので、書ききれなくならないためにもどうするとよいか3つ紹介します。
1)図解しながら書く
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話している内容を全部テキストデータで文字起こしをしようとするとかなりのスピードで書いていく必要が出てきます。簡単な絵や図を取り入れることで情報量を落とさずに書き起こすことが可能になりますので、図解をしながら書いてみてください。
また、図解するメリットは速く書けるだけでなく、参加者の脳裏に残りやすくなります。人は文字情報だけよりも絵や図があった方が、情報をインプットしやすく記憶に残りやすくなります。議論した内容を覚えてもらう為にも図解を上手く活用してみましょう。
2)記号を活用する
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図解はハードルが高いというとい声も良くききます。そんな方はまず、矢印や囲い込みなど関係性が分かるようにするだけでも効果はあります。文字だけで書いてあると参加者は読むのも大変ですが矢印などを上手く使って議論の流れや関係がわかるだけでも議論を捉えやすく読む助けになります。
メリットとしては議論の流れが捉えやすくなることで抜けや漏れを発見することにもつながります。
3)やっぱり、とにかく書く
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図解することや、記号を使ってかく話をしてきましたが、何はともあれ議論を書きながら、進めることが大切です。どれだけグラフィカルに書くかはその場の雰囲気や場所の文化によってさまざまなので、その場にあった状況を把握して書く必要があります。なので、書き出すことはどのような場でもホワイトボードやA3用紙があれば、書くことがきます。一度、書き始めると結構、受け入れられて毎回、書いてほしいなんてことになるかもしれません。
まとめ
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今回は可視化する方法の話しをしてきましたが、議論を書く効果として一番大きいのは証拠として残るということです。書かない議論を「議論の空中戦」なんて表現することもありますが、話したのに次の日には、「あれ、なんだったっけ?」ことよくありませんか。人は次の日には74%は忘れてしまうらしいです。でも、書いて議論しておけば、会議のあとに写真をとっておき、このように話しましたと主張することができます。せっかく時間をとってやった会議を有効な時間にするためにも、書きながら議論をしてみてください。
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