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【合格】Facebook認定試験の勉強方法(デジタルマーケティングアソシエイト)
Meta(Facebook)が公式認定資格を展開していることをご存知ですか?
合格すると、Facebook広告や、その他Metaサービスを使ったデジタルマーケティングの知識を有していると、Meta社が認定したことになります。
筆者は、2022年12月、入門レベルの「デジタルマーケティングアソシエイト」試験に合格しました!
入門レベルとは言えど、対策は必須です。
今回はFacebook認定試験の概要や、デジタルマーケティングアソシエイト試験の勉強方法についてご紹介します。
Facebook認定試験とは
Facebook認定試験は内容別に9つあります。基礎的な初心者向けのものから、高度な上級者向け(技術者系)のものまで幅広く用意されています。
100-101 Meta認定デジタルマーケティングアソシエイト
200-101 Meta認定マーケティングサイエンスエキスパート
300-101 Meta認定クリエイティブ戦略エキスパート
400-101 Meta認定メディアプランニングエキスパート
410-101 Meta認定メディアバイイングエキスパート
500-101 Meta認定マーケティング開発者
600-101 Meta認定コミュニティマネージャ
700-101 Meta認定Meta Sparkクリエイター
その中でも、「デジタルマーケティングアソシエイト」は、最も基礎的な知識を問われる試験となっているので、受験ハードルは低めです。
ただ、広告マネージャーを触ったことがない人には難しく感じるかもしれません。Facebook広告運用を始めたばかりの方や、広告成果を上げるために知識を付けたい方におすすめです!
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認定試験を受けた理由
私が認定試験を受けようと思った理由は二つあります。
①広告パフォーマンスを上げるため、知識をつけたかった
Facebook広告運用を始めて1年弱。
トライアンドエラーで広告の改善を行ってきましたが、さらなるパフォーマンス改善のため、体系的にFacebook広告について学びたいと思いました。
②アカBAN対策
筆者は二度のアカBANを経験しています。
アカBAN対策について徹底調査していく中で、「個人アカウントの強さ・信頼性」が「審査」に最も影響していることを学びました。
認定試験に合格することは、「個人アカウントの信頼性」を担保する大きな要素となります。そこで、アカBANリスクを減らすべく、認定試験を受けることにしました!
試験の受験方法
試験の詳細
受験料は99米ドル
受験料が99米ドルと高いので、失敗はできません。
試験レベルが高くなるほど、受験料も高くなります。試験時間は90分
試験時間は90分ですが、試験開始前に本人確認の手続きや受験環境のチェック等で15~30分程度かかります。出題問題数は60問
60問に対し試験時間90分なので、比較的時間はたっぷりあります。
広告マネージャーを触ったことがあり、基礎的な知識がある方であれば、あまり時間が足りなくなるということはないと思います。
70%以上正解で合格です。受験場所はテストセンター or オンライン受験
日本語で受験したい場合は、テストセンター(東京 or 大阪)での受験となります。
オンライン受験は、残念ながら日本語に対応しておりません。日本語以外(英語、スペイン語、ポルトガル語、繁体中国語、ドイツ語、韓国語)で対応可能な場合には、オンライン受験も可能です。
試験レベルが上がると、日本語でのオンライン受験も可能になります。
オンライン受験の様子
事前予約制
事前予約制で好きな受験時間を選ぶことができます。
私は勉強を「ひと通り満足にやり終えた」と思えた段階で試験を予約し、翌日受験しました。
指定ソフトをダウンロードし、自宅で受験
指定のVUEというシステムをダウンロードし、起動した状態で受験します。受験中は、他のアプリやブラウザを使用できません。
環境チェックのため、受験時間の30分前にチェックインし、受験環境の規定を守っているか確認されます。
部屋に受験者ひとりがいる状態で、他の方との会話も厳禁です。受験中PCカメラとマイクは常にオンになっています。
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チェックをつけて見直し
分からなかったり、自信がない設問があればチェックを付け、後からチェックがついた設問をまとめて見直しすることができます。
試験終了後すぐに合否が判明
試験終了ボタンを押すと、次の画面で点数が表示され、一目で合否が分かるようになっています。
翌日、正式な合格通知がメールで送られてきます。
効率の良い勉強方法
Meta Blueprintのページに、様々な学習ツールが用意されています。
以下の順序で勉強すると効率良く習得できると思います。
①Meta Blueprintの無料オンラインコース
スマホでも受講できるので、通勤・通学中に勉強できます。(日本語対応)
一見、トピック数が多く思えますが、それぞれの内容を読むと具体例が多いので、要点さえ掴んでしまえば、意外とサクサク進むかもしれません。
各内容のページ一番下に「主なポイント」が記載されているので、まずそこを読み要点を把握してから、全体を読み始めるのも手です。
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②模擬試験
模擬試験は、どんなレベルの問題が出るのか、どんなふうに出題されるのかを知ることができるので、最も重要です。必ず1回は受験し、不正解の設問を見直した上で、もう一度受験してみましょう。
ただし、問題は、模擬試験が日本語に対応していないことです。(※2023年1月9日現在)
模擬試験は本番と違い、翻訳アプリ等を利用できるので、適宜利用しながら進めることをおすすめします。普段Google Chromeを利用している方は、Google翻訳の拡張機能を付けておくと便利です。
③余力があれば学習ガイド・ライブトレーニング
学習ガイドというテキストが用意されていますが、全て英語表記で、ページ数も46ページと多いです。見直し用として模擬試験で不正解となった項目のみ読むのでも良いかと思います!
ライブトレーニングは、Meta認定トレーナーによるオンライントレーニングセッションです。受講義務ではないので、興味あるトピックがあれば受けてみる程度で良いと思います。
まとめ
広告運用に生かせる知識がつく他、アカBAN対策にもなりますので、Facebook広告をがっつり運用している方は、受験して損はないと思います!
基礎的な内容とはいえ、Facebook広告のみならず、Metaサービス全体(Facebookページ・Instagram・What’s up・Messenger等)についての内容となるので、実務でFacebookを運用している方も対策必須の試験です。
ご紹介した内容が、学習の参考になりましたら幸いです。