アフガン撤退についてのペンタゴン幹部の公聴会で、ミリー議長が疑惑の行動について言及。
9月28日、米軍のアフガニスタン撤退についてアメリカ議会の公聴会で、ロイド・オースティン国防長官、マーク・ミリー統合参謀本部議長、ケネス・マッケンジー将軍が証言しました。アフガニスタン撤退についての証言とは別に、ミリー議長はメディアで報じられている、ミリ議長自身の行動について話しました。
多くのメディアが報じているのは、ボブ・ウッドワード、ロバート・コスタ著の新刊「PERIL」で明かされている記事に基づいてのものです。
事実なら、反逆罪に問われかねない問題ですが、ミリー将軍の話している内容とは矛盾点があります。果たして、どちらが事実なのか。
メディアのミリー将軍の声明は、どのメディアもいくつか切り取られて報じられています。この動画はReutersの報道を引用していますが、大事な部分がカットされているようにも見えます。ノーカットのミリー将軍の話を聞くと、また違った印象になります。
アフガニスタン撤退作戦の失敗で、バイデン政権の政治的失策が目立ち始め支持率は低下中、バイデンの責任問題から目をそらすには好都合な話題にも見えてきました。
アリゾナ州マリコパ郡では、大統領選挙の大規模監査の一応の結果が出たものの、メディアは問題がなかった部分だけを大々的に切り取り報道をしました。
問題はまだ何も解決していません。アリゾナ州の司法が更なる調査に動くかが注目されます。