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思考からの脱出 幻想を生きる

こんにちは。

初めての投稿ですが、自由に私視点から見た社会を綴っていきます。

よろしくお願いします!

さて、私は「人間誰しも思考の中に生きている」と思っています。

例えば宗教を例にとりますと、キリスト教信者にとってはイエス・キリストが絶対的な神とされています。特にキリスト教福音派の方々にとっては人工中絶はタブーであり、中絶に携わった医師、患者、病院を襲撃した恐ろしい事件もありました。特定の宗教にどっぷり浸かってしまうとその教えでしか社会は見えなくなり、時には人を傷つけたりします。

実に馬鹿げていますよね?

だって日本ではかつて(欧米的価値観が輸入される前の江戸時代くらいまででしょうか)人工中絶は当たり前に行われていました。今でも日本では宗教を絶対視して、かつ自分の価値観を他者に押し付けたり主張してきたりする人は少ないので、宗教がらみの事件は起こりづらく、中絶をタブー視する風潮はさほど強くはないと言えます。この様に、地域が違えば見えている社会も違うし、生きている次元も違うのです。

もしかしたら私たちは巨大な何者かに飼育されているかもしれません…人間の視点からだけでは到底考えられない世界が存在しているのは確かです。てんとう虫だか、ダンゴ虫だか定かではありませんが、白い紙の上にその虫さんを置き、ペンで道を書くと虫はその線の上でしか歩かなくなるそうです。

また、かつて脱出ばかりしていた動物園の動物も、何ヶ月間か足輪で繋がれるようになれば、いざ足輪を外した時、ほとんどその場から動かなくなっているようです。

日本は成長の限界とも言える時期を迎えていますし、世界規模でも変革が求められる時代になってきました。(コロナで一層、それが迫られるようになりましたね。)

幻想の中で生きることは人間のみ許された特別な力であり、面白いところなのですが、あまりにも幻想にのめり込むと痛い目に遭います。幻想の中で生きることから離れることがこれからの人類の進化になっていきそうです。どんな動物も進化してきました。生きた化石もいますが。

経済学者のシュンペーターの言葉を借りれば「創造的破壊」でしょうか。

創造し破壊しながら進化していきましょう!

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