Bloodborneの魅力
この作品を好きな方はもれなく同志です。
言い切れる自信があるくらい、愛している作品です。
私自身は2022年6月から、エルデンリングを遅ればせながらプレイし、そこからYouTube、ニコニコ動画等の動画投稿サイトから、ドはまりしております。
手に汗握る死闘、強大な獣に立ち向かう恐怖、ゴシックな世界観…。
この作品は、見てるだけでも面白い作品ではございますが、ぜひ手に取ってプレイしていただきたいです。
「QOL」は間違いなく上がります。
エルデンリングのDLCを待つ間、お勧めしたいのはやはり過去作。
その中でも一番のおススメとして、紹介します。
ホラーゲームが苦手な方、表現として過激な物が苦手な方もいらっしゃりますが、安心してください。
得意な方、好きな方でも、少し嫌になるような異様な世界観が広がっています。
異質で異様な世界観、まさに狂気の世界です。
好きな方はとことんはまりますし、苦手な方は心の底から受け付けない作品です。
作品紹介なのに、なぜネガティブなこと表現をするのか?
好きな作品だからです。
合う合わないがはっきりとしています。
開始の20分で嫌になる方もいれば、発売日(2018/7/26)から、現在まで楽しむ方がいます。
それくらい独特で、独自のゲーム性を持っているのです。
兎に角薄暗く、どんよりとした雰囲気で、長時間続けることが嫌になるのも無理はありません。
大きな獣に相対すると、急に大きな金切り声を上げますし、クトゥルフ神話特有の形容し難いものたちが段々と蠢いています。
例を挙げるとするならば、「目玉が大量に付いた豚」、「不気味な歌を歌っている肥大した頭を持ったゴスロリ」
本編ストーリーだけでもこのような敵と遭遇する世界観です。
ハクスラ要素を含んでいる「聖杯」に潜り込むと、より奇怪な生物とも遭遇するので、やりこむための心の準備は必要なところ。
回復アイテムが有限なのは、少し難点に思えます。
ソウルシリーズの「エスト瓶」のように自動回復では無い点は、他の死にゲーからプレイされる方々には不便なところ。
基本は現地調達のため、序盤の難易度が跳ね上がっている原因の一つだと思われます。
最序盤でもマラソン(同じ作業の繰り返し)できる箇所、ある種の救済措置はありますが、
「ボスに挑む→やられる→再挑戦する」
のサイクルを楽しむ間にマラソンが挟まります。
慣れてきたらいくらでも余る仕様ですし、周回を重ねると基本的にワンパンなのですが、そこに到達するまでに手間が掛かることを嫌がる人は多いと思われます。
単純に面倒ですし、スキップできるならしたいところですからね。
難易度について
当然、難しいです!
SEKIROと並べられるほどのトップ難易度です。
こちらのほうが難しいとおっしゃられる方もいらっしゃいますが、私はSEKIROのほうが難しいと思います。
(音ゲーが苦手なだけですが…)
他のソウルゲーとは違い、盾が存在しません。
自分を守るのは、自分自身です。
このゲームでは「ステップ」での回避、間合いの取り合いでの駆け引きが重要視されます。
ステップに失敗するとダメージペナルティもあります。
スピーディな相手も多いですが、「なぜやられたか?」が非常に分かりやすいのも面白いところ。
何度も挑戦し、何度もやられるを繰り返す。クリアしたときの達成感は、他のゲームでは味わえません。
少し触れましたが、ゲームシステムに慣れるまでの道中が、少し面倒です。
難易度の高さ故に、回復アイテムのマラソンで集中力が切れることもあります。
この狂気の世界でメンタルが持っていかれる上に、マラソンとなれば気が滅入るのは間違いありません。
攻略サイト等を見るのは、私は構わないとおもいます。
繰り返し同じボスにやられたり、ショートカットが見つからず、面倒になってやめるよりは、頼っていいと思います。
この世界が気に入りそう、楽しそうと感じたのなら、是非そうしてください。
銃パリィの面白さ
小型、人型のボスに対して行う、「銃パリィ」が非常に重要です。
盾で攻撃を捌く、のではなく、敵の攻撃タイミングで銃を当てると「パリィ」状態になります。
これがとにかくスタイリッシュ!
一度はまると本当に抜け出せないような快感が待っています。
SEもとにかく爽快感を上げる仕上がりで、自分の上達が目に見えてわかるシステムです。
序盤の難関ボス「ガスコイン神父」が先生と呼ばれる理由でしょう。
勿論、できなくてもクリア可能な絶妙なバランスですが、その後の「時計塔のマリア」を考えると、「銃パリィ」ができないと苦戦必至です。
私は、クリアできません。
変形武器の面白さ
武器種は、他のフロムげーに比べると非常に少ないです。
しかし、それを上回るほど、魅力的なのが変形武器です!
ここでひとつ紹介するのがこちら。仕込み杖です!
初期武器の一つで、一番オシャレさがある武器です。
杖状の武器として攻撃しますが、変形後は鞭になります。人としての紳士さを表すために、杖という表現。そして、人が獣を躾ける姿が想像できる鞭。
この、狂気に満ち溢れた世界で、常に人として保とうとする意志が、武器から感じられます。「RPG」、プレイヤー自身がゲームキャラになりきる、のめり込む為に用意されたと言っても過言ではありません。
その様子はフレーバーテキストからも想像できます。
ここまで世界観を一発で分かってもらえるテキストには非常に心が惹かれました!それを承知の上で振るうこの武器は、さもプレイヤー自身も紳士的であるかのような没入感を与えます。
何より変形中の音、SEが心地よい!
ある程度のゲームはプレイしてきましたが、ただ武器をカチャカチャとしているだけでも楽しいなんて、今まで体験したことがありません!
トロコンが自然とできる、達成したくなるのもこの作品が初めてでした。
圧倒的な没入感
フロムゲーのストーリーは、フレーバーテキストで補う作品が多いです。
ストーリー上で教えられる目的は、「ただ君は獣を狩ればよい」の一言だけ。それ以上のことは多くは語りません。
プレイヤーに考察の余地を与える手法については、語りだすときりがない程!常人では理解できないような行動も、ある種の原則に従って動いているようです。分かりやすい世界、ルートに沿った流れを楽しまれる方には、合わない点でもございます。
特にマップの複雑さ、ストーリーの導線はちょっと複雑さがあります。
中盤のステージに関しては「誰が本当の森を作れといった!」と思うほどの複雑さもありますが…(笑)
ショートカットを見つけた時の安心感もいいですが、何より
知らない街を「探索している」ことに関しては随一です。
いまだに周回してても飽きませんし、隅々まで把握はできていません。
入り組んだマップ、恐怖を掻き立てる世界観。死にゲーとしてのスリル。
いくら語っても足りないほどの魅力が詰まっています。
変形武器の欄でも触れましたが
とにかく音が気持ちいいです!!
基本的に道中のBGMが存在しないため、自分が出した音が響きます。
戦闘中のSEも派手すぎるわけではありません。
この世界で、自分が立てた音、獣になり果てたものの蠢き声が響くだけです。
その中でも注目したいのが、足音!
コツコツと鳴り響く足音へのこだわりは、静かな探索パートにおける間もプレイヤーが「探索している!」感を非常に際立たせます。
そうやって、ダンジョンの探索を行うと待ち受けるのがボスです。
こちらでも外せないのが、音、即ちBGM!
この聖職者の獣です!
この曲は本当に大好きで、頭が本当におかしくなるかと思いました!
体系に見合った大きなダメージ、強烈な金切り声、そして壮大なBGM、
全てを乗り越えた先にある達成感、、、、。
やってやったんだ感は、壮絶です。
より語りたい場所も多く存在していますが、今回はこのあたりで終了致します。
プレイしたことがある方なら、最序盤の話しかしていないと察すでしょう。
つまり、語り切れてない部分がまだまだたくさんある作品なんです!
是非手に取りたいと思われた方、頷いてくださった方、そしてここまで読んでくださった方、ありがとうございました。
定期的に更新していきたいと思います!
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