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傾聴って、自分の気持ちを押しつけないこと

子育て支援員の勉強中

少し前から子育て支援員の勉強をeラーニングでしています。ここでは子どもに多い病気や事故の対応、年齢別の子どもの発育など色んな事が学べるので子育て真っ最中の私にはとても為になる学びになっています。
そんな中「傾聴」についての科目があったのですが、私の中で一番興味をひいた箇所でした。傾聴ってわかっているようでわかってない。傾聴してるつもりでもできてなかったかも。

大切な家族や、友達のちょっと深刻でまじめな話の時に話を聞いて共感したい。でもついつい自分の考えと違うと話を遮って自分の意見を押しつけてしまうことも(決して押しつけたい訳ではないのだが)。
そんな時、ありませんか?
自分の考えはさておき、相手の話をしっかり聞いている態度をあいづち等で表現しつつ最後まで聞く。これって案外難しそう。でもまずは身近な人達の話を遮らずちゃんと聞いてみたいなと思ったのでした。

今思うと本物のプロの先生だった

今から数年前、長男が保育園の一時保育にお世話になっていたとき。50代後半くらいの女性の先生が担当でした。この先生には何でも話せてしまいそうな優しいオーラがいつも漂って、イライラしているところは見たことが無いし、子どもを注意するときも愛がありました。
一時保育を利用できる人数はそれほど多くなく、子どもを迎えに行くと先生と少し話せたのでその時間が私は好きでした。初めての育児で、今と比べてもかなり疲労していた私は先生と話すだけでも癒やされていたし、時には感極まって泣いてしまうこともあった。

それから時が経ち、子育て支援員の勉強をする私は気づいてしまったのです。
「あの先生は本物のプロの先生だったのだ。」

保育園にいる時点でもう本物の先生なのは間違いないので何言ってるんだかって感じですが、先生はいつも私の話を遮らずに聞いてくれた。感極まって泣いてしまうくらい(疲れでメンタルが相当やられていたというのもあるだろうが)しっかり聞いてくれた。

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