見出し画像

【FaB】禁止改定を受けてDash,I/Oのデッキを再考しました【CC】


なぜDash I/Oのデッキを再考する事になったのか

Armory Deck発売から1ヶ月を待たずして…

Armory Deckのカードが公開されていた時点で、Heavy Industry Gear ShiftFast and FuriousCerebellum Processorのプロキシを作成し、実際に紙でデッキを回して遊んでいました。
どのカードも強力で、Dash I/Oのデッキはもともと爆発的な打点を生むことができましたが、追加されたカードによって壊れたパワーを手に入れてしまったように感じていました。
特に、Cerebellum Processorについては、9月に極端な優位的攻撃を発生させる根本原因であるカード達が禁止された直後だったこともあって、本当にこんなカードを刷ってしまって大丈夫だろうか?と思うほどでした。
プロキシで爆発的な性能を実感しているタイミングで、10月2日に公式コンテンツのDEV TALK内でHigh Octaneについて、Dash I/Oが支配的な活躍を見せた場合は禁止にする可能性があると発言されました。
事前に公開された内容の通りに、10月18日にArmory Deckは発売されました。が、その後のプロクエストの結果を見ると、直後からある程度の結果は出すものの支配的な状態ではありませんでした。
10月31日から開かれた世界大会でも、TOP8に2人ほど使用者は居たものの、CYBを最大限に有効活用したエニグマが優勝しました。その後もロゼッタで強化されたヒーローや、ミスト勢が高速でLLポイントを稼ぐ中、Dash I/Oはシーズン中85ポイントのみの獲得となりました。
しかし、11月11日。Armory Deck発売から1ヶ月を待たずして、Armory Deckが発売される前からメカノロジストを代表するキーカードであったHigh Octaneは、CCで禁止カードになってしまいました。
コンセプトであるAction Pointにまつわるカードを失ったダメージは大きく、デッキを根本から再考することになりました。

Dash I/Oの新たなデッキとして、Hanabi Dashを提案します

以下の2つのコンセプトから、新たなDash I/Oのデッキを検討しました。
デッキリスト

コンセプト1:攻撃の流れの延長から、武器でも大打点を与える。

High Octaneによる、Action Pointを得られなくなってしまったので、Symbiosis Shotの連撃は不可能になってしまいました。連撃が無いとSymbiosis Shotは、ブーストでデッキを削りながら得た大事なAction Pointを使って2点しか追加することができません。あまりにも軟弱なので、少し昔のカードを引っ張り出して使うことにしました。

マジェスティックかっこよすぎる

Hanabi Blasterは、ブーストを持つカードを1ターンに3回プレイすることで、スチームカウンターを得て、2個貯めると5点オーバーパワーの攻撃をすることができます。
条件は厳しいものの、Symbiosis Shotとはくらべものにならないパワーをもっています。
Point:ブーストを持つカードをプレイするだけでカウンターは貯まるので、3回目のアクションカードはブーストする必要はありません。デッキを温存する意味でも、Action Pointを得るべきか考慮しながらプレイしましょう!

デッキの中身は、Hanabi Blasterに安定してカウンターを乗せるために、
Maximum Velocityを打つことを狙いとした過去のDash I/Oとは異なり、毎ターン3回ブーストと書いてあるカードをプレイすることに重点を置いています。

コンセプト2:Plasma Mainlineを活用して、強いターンを長続きさせる。

ジーニアスからは優先してメインラインを出します

Plasma Mainlineは非常に強力なアイテムで、スチームカウンターを5個保持して盤面に定着し、その後に出てくるアイテムにスチームカウンターを1個配ることができます。
青が少なめのデッキに、安定したピッチを供給するTeklo Coreや、Armory Deckで追加された最凶のカードであるCerebellum Processor。メカノロジストのアタックアクションカード全てを+1パワーしてくれる強力なPenetration Script。これらのカードは盤面に1ターン追加で残るだけで、ものすごいアドバンテージを稼いでくれます。
Spark of Geniusを活用して、なるべく早いターンにPlasma Mainlineを設置し、アイテムの効果を継続的に得ながらDash I/Oの出力を最大限に引き上げて勝利を目指しましょう。

実際にデッキを回してみて

High Octaneが無くなったダメージは大きいので、Tierのトップに君臨するようなデッキでは無くなってしまいましたが、デッキの構成上安定度は改善された印象でした。
オンラインでも70%以上の勝率を出すことはできたのと、紙でもフリプで回している限り、対面した人からも「前と近い圧は感じる」「ちゃんと今でも強いデッキ」とリアクションをもらうことができたので、ある程度の完成度にはなっていると思います。

最後に

自分が使っているメインデッキに、禁止改定が入りだいぶ感情的になってしまっていますが、DashはFaBをはじめたときに最初に使ったヒーローでもあるので、これからも使っていきたいと思っています。
同じように悲しい思いをしたDash I/Oユーザーや、新しく始めようとDash I/OのArmory Deckを買った初心者の方へ何か希望となる情報が届けられればと思います。
大きな大会が無いオフシーズンですが、秋葉原から5分の好立地に新しいFaB専門店もできたらしいので、みんなでFaBを楽しんでいきましょう!

いいなと思ったら応援しよう!