〝排他的〟な〝多様性〟

将来は上手く漂白剤を使えるようになりたい、鳥です。
漂白剤って、あれ意外と難しいですよね。
何度か使って、失敗した経験があります。
ハイターが口に入った〜ので、すぐ吐いた〜、みたいなね。
あんまりないですね、はい。
でも、この部分だけ漂白したかったのに、別の部分にも浸透して、「あ〜ぁ」みたいなことはありますよね。
今回は、心と頭を一度、真っ白にして読んで欲しい話。

さてさてさ〜て、最近は〝多様性〟を認めなければならない時代になってきましたね。
『さてさてさ〜て』って、メリオダスがよく使うじゃないですか?
あれ、ちょっとエチエチですよね。実生活で使ってみたいですけどね、なかなか意識してないと出てこないですよね。
メリオダスの件は、アルティメットプルスウルトラどうでもいいですけど、

僕、個人的に、昨今の〝多様性〟をやたら主張する傾向があまり好きではないんですよね。
分かりやすさを重視して、〝ジェンダー〟に焦点を当ててみますね。
一応、誤解を招くのを恐れて、僕自身の保身の為に言っておきますが、
僕は、社会一般的に言うところの、所謂、性的マイノリティーの方々に対して、偏見とか持ってないですからね。
そもそも、僕はマーク・ジェイコブスを尊敬して、崇め奉っているので、そこからも分かってくださるとは思いますが、、、。

まぁ、〝多様性〟を認めるのが嫌なのでは無くて、
正確には、今の時代のその姿勢が嫌いだと言う話です。

例えばね、もしもテレビで有名な方が
ゲイの人に「うげぇ〜、男が好きなのかよ。気持ち悪い」って言ったら、どうなりますかね。
簡単ですね、その瞬間にきっと、Twitterで総叩きを喰らうことになるでしょうね。
「多様性の時代だぞ!!」ってね。
僕ね、それが嫌なんですよ。
〝多様〟ってどういう意味ですかね。
僕は、色々なものがあることだと思っているし、実際に、そう定義されているはずです。零から百まで色々あるねってことなんじゃないかな、って。

でも、今の時代って、
「多様性だ!!」って、声をあげている人に限って、
多様性を認めていないことないですか??
性的マイノリティーのことを認められない立場の人たちを認められないのって、
それって多様的とは言い難くないですか。

僕が言いたいのは、そこなんですよね。
別に同性愛やLGBTを認める認めないって言う、そこの是非では無くて、
多様性、多様性って言ってる君らは画一的な世界を目指しているんじゃないの??って
ならば、〝多様性〟なんて聞こえのいい言葉を使わずに、
「世界中のすべての人がマイセクを差別せずに認める、そんな画一的な世界を創りましょう」って言っちゃえばいいのにな、ってすごく思うんですよね。
それでも〝多様性〟を謳うのであれば、零の人も百の人も認めるべきだと思うんですよね。
ちなみに、僕は、ジェンダーに関しては、すべての人が差別せずに、マイセクを認める一様な社会になればいいのになって思ってます。

てか、そもそも心の性ってなんですか。
なんか、多分、今までにまだ同性を好きになったことがない、僕が言っても説得力がないとは思うんですけど、
人類がここまで進歩してきて、いまだに男女二元論に縛られて、そこから抜け出せていないのダサくないですか。
生物のピラミッドの頂点に立ったかのように、胡座をかいている僕らが、
お前ら動物とは違うぜって、他の生物を見下している我々が、
未だ、オスとメスの概念に囚われてるのって、わりと滑稽な話じゃないかと僕は思うんですよね。

生殖の観点から、男と女で番になるのが効率がいいのは理解できます。
しかしながら、人間というのは〝恋愛〟をするじゃないですか?
他の動物が恋愛をするかどうかは知らないですけど、人間はしますよね。

んで、恋愛って、
「この人のこと好きかも」って錯覚から始まるものだと思うんです。
だって、〝好き〟の定義ってないですよね?
恋をしたら皮膚が変色するとかね、分かりやすい何かがあればいいですけど、
残念ながら変色はしないんですよ。
〝恋〟の始まりは錯覚だと思うんです。
そこから、「この人のことが好きだ」っていう、思い込みに変わるんですよね。

その時に僕らには、男女二元論とか、「男は女を好きになるもの」だって言う、
伝統的で社会的な遺伝子があって、それで「好きかも」って錯覚を起こす対象を〝異性〟に無意識に限定しちゃってると思うんです。
だけど、だけども、たまに、失礼な言い方かもしれないけれど、そういう遺伝子を持たない突然変異体がいるんですよね。それが、男女二元論に縛られない、今はまだマイセクと呼ばれる方々だと考えているんですけど、

でも、それって、進歩ですよね。
だって、ダーウィンの『自然選択説』やド・フリースの『突然変異説』、木村資生の『中立説』を経て、突然変異遺伝子が進化の要因であることは、広く認められているはずです。

そう考えると、有名なファッションデザイナーや、アートスティックの分野で活躍している人に同性愛者が多いのも納得ですよね。
だって、彼らは、僕らの一歩先にいる進化した人類なのだから、僕らが持てていない視野を持っているのは、至極当然な訳です。

僕は、これからは、それがいつになるのかは分からないけれど、
男女二元論に囚われないのが人類にとって当たり前になる時代が来ると思ってます。それが人類の進化であるから。
男性が彼氏を実家に連れて行って、父親に「男なんて許さん!!認めないからな!」って言われる時代から、「あんな男は認めん!!」って言われる時代が来ると思います。それも、多分、そう遠くない。


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