サブスク解禁かぁ……認知が広がればメリットなのかな(CHAGE and ASKAの楽曲がついにサブスク解禁とのこと。全楽曲。)

久々の記事なのですが。
かつて、いや今も心の割と広い面積で好きなミュージシャンがおりまして。

CHAGE and ASKA がそうで。

元々大ファンだったのですが、
2014年のASKAさんの逮捕から心がやや遠ざかって。
もちろんChageさんは引き続きソロミュージシャンとして精力的にライブ活動や楽曲発表し続けているし、
ASKAさんに関しても執行猶予がつき更生施設にも入り、社会復帰されて再び音楽に向き合い活動されているから、
2人とも現在の活動を応援している。

ただこのとき気づいたのは、
私はCHAGE and ASKAという音楽プロジェクトが好きだ、ということだった。
ソロの音楽活動も好きなのだけれど、
2人を中心とした音楽とライブが、やはり圧倒的で。
現役で追いかけてこれたからこそ、その凄さを体感したからこそ、2人での活動が最も好きだ。
ある意味、ミーハーなとっつき方だろうし、真摯にファンをされていたりお二人のソロ活動を現在も熱心に追いかけておられる方には甘く見られると思う。
現在のお二人の活動のファンの方々に多大な敬意を払います。

でも現在、テレビで楽曲が流れたり何かしら本人が話題で取り上げられたり、
もちろんChageさんやASKAさん本人が出演されてたら、それはそれで嬉しいし、ワクワクする。
カラオケ番組やものまね番組や、アカペラ番組でチャゲアスの曲が使われてるのを聴くと、認知されている、楽曲の良さが広がる可能性を感じるのが、やっぱり嬉しい。
単純に、嬉しい。

なんやかんやで、心から離れないプロジェクトというか、ミュージシャンです、CHAGE and ASKA。

■ファンになったきっかけや経歴

「YAH YAH YAH」がちょうど大ヒットした小学校高学年の頃に知り、先に熱烈なファンだった同級生の影響で私もファンになった。
ファンになる前に聴いたことがあり気になっていた楽曲も実はチャゲアスの曲と知り、尚更ハマったりもした。
(「SAY YES」とか「WALK」とか「太陽と埃の中で」とか)
そこから、ベストアルバム「SUPER BEST 2」と
アルバム「Red Hill」と
リアルタイムで発売されたシングル「HEART/NATURAL/On Your Mark」と
企画ベストアルバム「Yin&Yang」を買って
そこからさかのぼってアルバ厶を買い足したり聴いたりしてきた。
当時VHSでライブビデオも買った。

ちょうど年齢が2周り上のお二人。
だからお二人にはさん付けする方がしっくりくる。
憧れのお兄さんというか、尊敬する大人という感じ。
本当に人生で熱烈にハマったミュージシャン、ナンバーワン。
人生に大きな影響を与えられた存在。
楽曲の魅力をこれでもかと言うほど語りたい。

大阪城ホールにライブも行き、出演されるラジオもできる限り聴いた。

それは1993年〜1995年頃、メガヒット&デビュー15周年あたりの、チャゲアスの世間に与えるパワーというか影響力が最大の頃。最大瞬間風速が吹き荒れてた頃に、ちょうどかち合っていた。
日本テレビの2時間チャゲアスの特番とか、
ミュージックステーションの1時間チャゲアススペシャルとか、
フジテレビ系列のFNS歌謡祭に必ず出演してたりとか、
赤坂泰彦のミリオンナイツとか
チャゲのラジ王とか
TOKYO FM系列で期間限定でチャゲアスの楽曲のみを取り上げる企画番組とか、
観たなあ、聴いたなあ。

彼らの魅力は、時間を掛けないと語れないし、今後も語り続けないとならない存在だと思う。
年代を経るごとに変化していった音楽達と、それでも一本筋の通った何か。
多彩な楽曲。聴き手を引き付けるアレンジと歌詞。
個性しかない声。圧倒的歌唱力。
錚々たるサポートメンバー。
ライブの爆発力。

本当に、唯一無二であり、個性的で、熱いミュージシャンなのですよ。
もっと良さを知ってほしいミュージシャンなのですよ。
そして実は、これまでサブスク解禁されていなかったのですよ。

■そしてようやく表題について

YouTubeではすでにCHAGE and ASKA公式チャンネルがあり、いくつか代表曲がライブバージョンも含めて視聴できていましたが、

2024年8月25日、CHAGE and ASKAのデビュー45周年(……!)を機に、
全楽曲をサブスクリプションサービスにて配信することが決定しました!!

まずはベストアルバム「VERY BEST ROLL OVER 20TH」の楽曲から、とのこと。

https://www.chage-aska.net/information/2024082501.php


これまでは、ASKAさんがサブスク解禁に前向きでない、というのはなんとなくインタビューか何かで知っていた。
山下達郎氏も自身の楽曲をサブスク解禁していないし、各ミュージシャンごとに対応は分かれても良いと思うのですが、
2024年現在、音楽を語る上でインターネットサービスの影響力はもはや避けられず、チャゲアスの楽曲がサブスク解禁されていなかったことに対して私は
(大体2010年以降に音楽を聴き始めた若者にチャゲアスの楽曲をもっと知ってほしいなー!)
要は、CHAGE and ASKAとしての音楽活動をリアルタイムで知らない人達に、チャゲアスの楽曲をお届けする手段が増えればよいのに……ということを思っていた。
もちろんテレビもラジオにも影響力はあるけれど、サブスクに対する姿勢はミュージシャンの活動や認知さえも左右されてしまう現状で、音楽を広める手段が増えたことを、まずは喜びたい。

この点において、下記のASKAさんのコメントで、ASKAさん自身は楽曲のサブスクのシステム自体には否定的ではなかったことが、改めて知れて良かった。
時代の変化をある程度受け止め、自身を変化する力をまだ持っていてくれたことにホッとした。
ASKAさんはかつてインタビューか何かで「人は変わり続けるもの、変わり続けないといけないもの」というような主旨のことを言っていたと記憶していたから。

https://www.fellows.tokyo/blog/detail/210/

Chageさんは4年以上前からサブスク解禁したかったというのは、ちょっと切なかったけど、よかったねという気持ち。
お二人が合意、納得した上での解禁であるなら、ファンとして嬉しい。

もちろん今回一気に全楽曲が解禁できたのは、楽曲の権利関係が整理されていたからと思われるので、その点についても良かったと思う。
著作権というか、制作に参加したものに対する権利の所在は、本当に大事。


さて、私自身は「音楽は買うもの」という意識は、リスナーとして消費者として持ち続けたいと考えている。
特に好きな楽曲それ自体に対しての対価を何処かで払いたい、という意識を。
今回の記事を書いているうちに、いろいろあって手放したアルバムやDVDをまた「購入」したくなってきている。
音楽のサブスクのサービスは、YouTube Music(無料)しか使ったことがないのと、私はストリーミングやデータダウンロードよりは、形に残せるメディア購入派なため。

入手できる分に関しては、手元においておきたいな。
でも廃盤分は、サブスク利用になるのかなあ。
CHAGE and ASKAの楽曲入手、という人生の目的が増えた。

CHAGEさんとASKAさんの活動も時々チェックしようかな。
……と思ったら、Chageさん大阪でライブあるし、ASKAさんは来月京都でフェスに出演するやん!うおー!
……応援します!

(これからもお二人とも、ファンを楽しませてください!
穏やかに長生きしてください!)

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