えげつない設定変更

自分はパソコンあてに送られたメールをThunderbirdでチェックしています。理由は複数あるのですが、一つ挙げるとすれば、複数のメールアドレスをThunderbirdで受信できるので、自分が使っているメールアドレスを一度に全部確認できるからです。その中にはGmailのアドレスもあり、それゆえ、ブラウザを使ってGmailあてのメールの確認はしていませんでした。
しかし今日、久々にブラウザを使ってGmailを開いてみたら、最初にこんな画面になったのです。

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画面中央に
「Gmail、Chat、Meetのスマート機能によるデータの使用を許可してください」

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それも「有効にする」「無効にする」のどちらかを選ばないとメールの受信トレイ画面が表示されないという、強制的にどちらかを選ばせる状態になっているのです。いや、どちらか、ではなくて「有効にする」を選ばないといけませんよ・・・と暗に誘導しているから、自分は“えげつないなあ”と思ってしまいました。Googleからしたら「3つのアプリの連携を取れば便利でしょ」と胸を張っているのでしょうけど、強制的な設定変更は違うような気がしています。

私見はともかく、自分も「有効にする」「無効にする」のどちらかを選ばされる羽目になったため、どっちがいいのか、ひと呼吸おいて考えました。

・3つのアプリのうち、使っているのはGmailのみ
・今回「有効」にするとメールが自動分類されるようになるが、Thunderbirdでは分類されていないから自動で分類されても逆に困る
・スマート検索されても逆に困る
・スマート作成やリプライによって「候補」をいちいち表示されても、余計なお世話
・旅行や荷物追跡を活用したためしはないから、いらない
・カレンダーの予定は自分で作成するから、いらない

普段の自分の使い様を考えたら「有効にする」を選ぶとデメリットしかないことに気づいたので、今回は「無効にする」を選びました。選ぶと「パフォーマンスが低下」とネガティブな表現があるけれど、今がそうなのだから「パフォーマンスが低下」とはいいがたいはずで、言葉に惑わされずに気にしないことにしました。
良かれと思っての設定変更を促す案内なのでしょうけど、自分からしたらちょっとしたありがた迷惑のように感じました。

Gmailを使っているとすべてに表示されていると思うので、それぞれで判断してみてください。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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