角材

今日の札幌は早朝と昼間にものすごく雪が降りました。勤務先が高層ビルの高層階にあるため、雪雲が北西方向から迫ってきていたのはよく見えたし、降り始めると窓の向こうは真っ白になって風景は何も見えなくなったため、自分のみならず先輩方も窓際まで来て「なんかすげぇ・・・」と、驚き半分嘆き半分の感想を漏らしていたのでした。
一気に雪が降り積もったわけですが、自分が自宅から地下鉄駅へ、逆に地下鉄駅から自宅までの間は雪が降らず、傘を差さずに歩ける晴れ間もありました。それは勿怪の幸いというより、自分が“晴男”だからかもしれません・・・なんてね(笑)。

傘を差さずに帰宅すると、マンションの踊り場には雪が降り積もっていました。なので、着替えてすぐさま箒を使って雪を払いのけることにしました。すると・・・

雪の中から角材が出てきたではありませんか。というか、雪が降る前から角材が踊り場に置かれていたことは覚えていたので、今日の降雪で全部が隠れてしまったというほうが正しいです。誰が何のために置いているのか全く分からないけれど、勝手に移動させるわけにもいかないから、気にはしていたけれど放置状態のままでした。
それで、角材が置いてある部分の除雪をすべきか否か、はたと考えてしまいました。

“いじっていない”を主張するために除雪しないべきか、
“物が置いてある”を見せつけるために除雪すべきか、

考えて“物が置いてある”を見せつけるために除雪することにしました。
踊り場は自分だけが使うわけではないのし、雪で隠れている状態で誰かがつまづいたら・・・とか考えたら、見えるようにしておかないといけないでしょうね。なので、写真撮影後に角材の上に降り積もった雪も箒で払いのけました。

ちなみに、今、自分が住んでいるマンションでは空室のリフォーム工事などを行っていません。だから居住者の誰かが何かの目的で角材を持ち込んだのだろうと推測できますが、持ち込んだのならとっとと使ってほしいと思うわけです。
何の変哲もない角材だけど、考えれば考えるほど摩訶不思議。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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