先月のことは話さず・訊かれず

毎月10日前後に献血していることにしているので、今月は今日行ってきました。
受付で問題がなかった(ただし、コロナ陽性になったことは伝えた)ので医師の問診になりました。ここでも女性医師から「一年以内で何か病気やけがに遭っていませんか」と訊かれたので、自分は「コロナに罹りました」と答えると、医師からは続けて

「同居の家族で二週間以内にコロナに感染しなかったですか」
そこまで訊かれました。
自分は一人暮らしだし、別居であっても身内にコロナに罹った人はいないので
「いえ、いません」

と答えて、ようやくOKが出ました。今までは自身の感染有無の確認だったのに、家族の罹患状態を確認するのだから、まだまだコロナへの警戒が緩んでいないみたいだと思いました。
医師のOKが出たので、次は血液検査です。担当の看護師さんが

「どちらでの採血をご希望されますか?」
と尋ねてくるので、自分は先月のことを話さずに
「どっちでもいいですが、最近は右の外側です」

と答えました。
“先月のこと”とは、左ひじのメス跡から膿が出て輸血に使えなくなることを避けるために、医師が申し送りしたうえで右腕からの採血になったことです。
https://note.com/f_yoshihiro/n/n40d15746aee9
献血ルームにはカルテのように記録が残っているはずだから、自分から話さなくても分かっているはずと思っていました。でも、そうやって訊いてきたあたり、ひょっとしたら記録が残っていても気にしていないのかもしれません。
結局、今までと同じように採血担当の看護師さんに両腕を見てもらい、血液の流れが良いことから

「右腕にしましょう」

と決まりました。
そのあとはいつもと同じで、右腕の外側の静脈に針が刺さり、遠心分離機が唸りを上げるけれども“血が足りねえぞ、ゴルァ”という「キンコン・キンコン」が鳴りつつも、いつもと同じように65分くらいで終わったのでした。
だからまあ、結果オーライという部分はありますが、来月は自分から言ってみようかしらん。

「左腕の採血はヤバイ」って。どうヤバイのか却ってわからなくなりそうだけど。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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