使用後に押す でスッキリ

radikoのタイムフリー機能を使って聞いたラジオ番組の中で、パーソナリティーの一人がこんなことを言っていました。

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「デパートのトイレで用を足そうと座っていました。横の壁をドンドン叩かれるという経験をお持ちですか? 大きい声で言ってくれればいいのに、おそらく「(小声で)ウォーター!ウォーター!」と言っているんですよ。思うに、水が流れないというふうに訴えているんだと思う。大きな声で「ウォーター!」と言ってくれればわけわからなくても言えるでしょ。ただ、日本語でプレートを貼っていますけど「手をかざして水を流してください」とあるでしょ、もうちょっと外国語で書くとかすればいいのに」
「水の出し方教えようとしても英語わかんないもんね」

たしかに、トイレが進化すれば水を流す方法がタンクのレバーとは限らなくなってますよね。それでもボタンがあればまだ誰でもわかるけれど、ボタンさえもなくて手をかざすタイプだったりすると、どうやっても水が流れず焦った経験は自分も実はあります。
その一方、そういう手をかざすタイプだと、個室によっては感度が良すぎたりするのもあるんです。とあるデパートのトイレの個室は、トイレットペーパーを取ろうと上半身を右もしくは左に動かしただけで水が流れるので、無駄に水を流している気がして変な罪悪感みたいなのを感じたことがあります。
大勢が利用する施設のトイレは調整が難しいのもわかるのですが、いっそのことユニバーサルデザインで

『使用後に押す』というボタンを大きな黒丸で表示するぐらいがちょうどいい

ような気がします。
最近では体重などを感知して立ち上がると水が流れるタイプのトイレもありますが、自分はそれよりも、自らの指でボタンを押して、自分の出したものが宇宙のかなたに消え去っていく様子を見届けるほうが、よっぽどスッキリするというものです。


(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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