金持ちとカルピス
radikoのタイムフリー機能を使って聞いたラジオ番組の中で、リスナーからの投稿を紹介していました。
『濃いカルピスを出す家って金持ちだよねというリスナーからの話を紹介していましたよね。文句が言いたいです。
オレンジ味やグレープ味のカルピスを出す家のほうが、もっと金持ちだと思います』
これに対するパーソナリティ二人はこう言っていました。
「最後だからごめんな、バッサリと君を斬るけど、俺がガキの頃はそんなに種類あるカルピスはなかったんだよ。あったかもしれないけど、買ってもらったことはないんだよ。・・・悲しい!」
「事件だったんですよ、オレンジとグレープが出たとき」
と、まあ、投稿に対してバッサリと斬り捨てていたけれど、自分はむしろ大きくうなずきました。あの二種類は、白いカルピスより量が少ないのに値段が一緒なので、金持ちが買うものになるのです。
そんな自分も、オレンジとグレープのカルピスは存在こそ知っていても買うことはありません。値段もさることながら、缶やペットボトルで販売されているのを買うほうが手軽で安いからです。
さらに二人の話は続きます。
「今、それどころじゃないでしょ。白いカルピスでも、高級な牛乳を使ったやつもあるでしょ」
「自動販売機にも、濃いカルピスとフツーのカルピス。甘やかせすぎだって、消費者を」
「かき氷にカルピスの原液をかけて食ったとき、あれ、うまかったなあ。こんなうまいかき氷があるんだって、びっくりしたよ。今、小学生に言ったらなら馬鹿にされるよね」
いやいや、今も昔もカルピスを原液で使うのは贅沢の極みだと思いますよ。自分もカルピスの原液をかき氷にかけて食べたことはないですもん。そればかりか、カルピスが缶になって出て飲んでみたら「濃い」と思ったぐらいですから、どれだけ原液を薄め過ぎていたのか・・・とショックでした。
で、そんなことを話していた番組も、今日が最終回。最後は最後らしく、この言葉で終わったとさ。
さよ、おなら。
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)
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