空席バトル
帰宅時に地下鉄に乗ると、5回に4回の確率で座席に座ることができます。ところが今日は乗車時点で空席がなく、吊革にもつかまれない状態で立っていました。
次の駅に着くと乗客が入れ替わり、自分が立っていた場所に近い席が空きました。自分は「座ろうかな・・・」と思ったのですが、その空席の前には、
荷物を抱えた女性と部活帰りの男子高校生が仁王立ち状態
で立っていました。自分よりも空席に近い場所に立っているから、その2人のうちどちらかが座るだろうと思って様子を見ていたのに、ドアが閉まって地下鉄が発車しても、2人とも座ろうとしません。
座ろうとしないのに、男子高校生は自分のほうをチラ・チラと見るようなしぐさをして、自分の様子をうかがっているように見えました。
そうこうするうちに、地下鉄は隣の駅に到着。乗客が少し入れ替わるも、女性と男子高校生は微動だにしません。そして、空席前に2人が立っているので、誰も座れません。自分も降りる駅ではないので、そのままです。
地下鉄はドアが閉まり、発車。これでもう、この2人は座る気がないと判断して、
自分は「すみません」と言いながら2人に割り込んで空席に座る
行動に出ました。
自分が座ったあとも女性は微動だにせず、立ったままスマホをいじっていたのでした。一方で、男子高校生はスマホをいじりながらも、自分のほうをまたチラ・チラと見ていて、座りたかったようなしぐさをしているようにも見えました。
そんな、見ず知らずの人との空席バトル。今日は自分が勝利。
まあ、勝ち負けの話でもないですけどね。
ですが、こういう公共交通機関に乗ったときに、他の乗客との心理的な駆け引きはやっているはずです。皆さんもあまり意識していないだけで、心の中で“座っていいのかな・・・”と周囲の様子を見ていませんか。それが、これです。
明日以降も、勝つぞ。
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)
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