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コンサドーレ・ボランティアスタッフ(CVS)5月15日

前回の様子はこちら。
https://note.com/f_yoshihiro/n/n245f051beb70
このときに少し触れたように、仕事がシフト勤務なのを逆に利用して、試合当日の15日水曜日と翌日16日木曜日を連休にしました。ただ、一週間全体で5勤2休にするために、日曜日と土曜日を出勤にするという、コンサドーレが生活の一部にすっかり変わってしまいました。
でも、こうやって試合のある日に融通をつけられるのは恵まれていると、自分は思っています。恵まれていると思うから、その分を平日ナイトゲームでのコンサドーレ・ボランティアスタッフ(CVS)に参加することで、試合の運営の一助になろうと考えました。

しかしながら、まちのミライのCVS担当者から前日までに届いたメールでは、参加者数が少ないことの記載がありました。当日にCVS控室に行くと、実際の参加者は10人にとどまりました。
平日夜に都合がつく人が少ないのは分かっていますが、コロナ前はそれでも40~50人程度のCVS参加者はいました。それがそうではなかったのは、一度でもCVS募集を取りやめたためでしょう。どんな物事でも、一度途切れてしまうと元に戻すことが大変になります。何事も『継続は力なり』です、ほんと。

全体朝礼のあとに担当場所へ移動です。自分の担当場所はカテゴリー1のホーム側でした。値段が一番高くて、一番見やすくて、熱い人が集まる場所です。
午後4時に入場開始。・・・ですが、自分のあたりにサポーターは流れてきません。2分後に最初のサポーターが小声で「ご苦労様です」と会釈しながら通り過ぎたので、自分も「ありがとうございます」と挨拶。労いの言葉をかけてもらえるとやっぱり嬉しいものです。
平日ナイトゲームだと試合開始直前が一番混みあうので、入場開始から15分が過ぎても、30分が過ぎても、行き交うサポーターはまばらで一向に増えず、どこか長閑な雰囲気も漂わせつつ、時間だけが過ぎる感じでした。

時間が過ぎたので休憩時間になりました(詳細な時間は記載しません)。
控室に戻って弁当を受け取って食べ始めたら、同じ休憩時間だったCVS参加者は『Jリーグカレー』を手に取って戻ってきました。抽選で1000名に当たる施策だったので、くじ運のない自分は最初から応募しなかったのですが、意外と当たるものだったようです。ちなみに、休憩を終えて担当場所に戻ったら、自分の前を『PRESS』のIDをぶら下げて通り過ぎた男性も『Jリーグカレー』を手に持っていました。

担当場所でスタンド内の様子を見廻っていたら、車椅子スペースをメジャーで測っている男性がいました。クラブやドームのIDをぶら下げていなかったので、チケットを買って入ったようです。大きさを知りたかったらドームに問い合わせてもいいようなものなのに、わざわざ測るとはご苦労なことです。なお、誰にも迷惑をかけていなかったので、無線でクラブに報告はしませんでした。ま、世の中にはいろんな人がいるものです。
あとそれから、無線では「ホーム側なのに相手チームのグッズを身に着けている人がいる」ことの報告がありました。定めたルールに抵触するような行為は、迷惑をかけている・かけていないに関係なく案外目に留まります。自分もアウェイのスタジアムに行って応援することがあるので、我が振りを見直したいと思います。

試合開始が近づくと、スーツにネクタイ姿で入ってくる人が増えました。平日ナイトゲームだと『仕事人ナイト』と称して1500円で入場できるので、その指定された座席が自分の担当場所でもあるので、一気に混みだした感じでした。
このときに、通路に立ち止まったスーツ姿の男性が来たので、

自分が「お座席分かりますか」と訊くと「わかります」と返事

そして自分がその場を離れると、その人はカレーとビールを持ちながらチケットの番号を何度も見て、通路内を行ったり来たりしてウロウロするのです。
自分には「わかります」と言ったので二度目の声がけはしませんでしたが、

“結局、わからないんでしょ。やせ我慢しないで

と内心では思っていました。
北海道コンサドーレ札幌のホームゲームでのホスピタリティ向上が目的でCVSがいるのだから、こういうときこそ使ってほしいです。

そのほか、チケットを見せてきた男性5人組がいて、列番号『37』と記載があったので、自分が「37まで下りてください」と案内したら、男性が37を「サムシプチル」と発しました。その瞬間に自分は相手が韓国人と気づき、韓国語で「ヨギガ・サムシプチリエヨ」と言ってみました。ちゃんと通じたようで、相手の男性から「アリガトウ」と謝辞をもらったので、自分は「チョンマネヨ」と答えました。
念のため、タブレットには翻訳アプリを入れていますが、今回は使わずに済みました。

試合が始まると全員が休憩に入ります。自分はスタンドで試合観戦せず、控室に戻って持参のタブレットでDAZNでの観戦です。
天井のスピーカーから「ゴール!」と聞こえ、画面上でも浅野選手のゴールが決まって、控室内でも「おおー」と喜びました。
そのあと、控室内ではこんな話になりました。

自分は
「ミシャさんには続けてほしい。解任したら『ぜひウチに』というチームが出るでしょうから」
控室にいた参加者の1人が
「いつぞやのコンサドーレですね(笑)」
自分も
「ですよ」と相槌。

前半40分を過ぎて自分はCVS控室を出て担当場所に戻り、ごみ箱の中の様子を確認して、一般ごみの袋を交換しました。
前半が終了する前からごみを捨てに来る人が現れました。このとき、試しに「飲み残しを先に捨ててください」という案内を通路を歩いている人に向かって言ってみました。つまり、捨てるときに案内するのではなく、捨てる前に意識してもらおうと思ってのことです。一度の試行で効果があったかどうかを結論付けるのは早計ですが、人の流れが先に「飲み残し」へ行ったことから、多少の効果はあったと考えています。
不思議なことに、ごみ箱の前が混雑したのは 前半終了 → ドールズの演舞 → CMが終わったあたり、まで。そのあと、ごみを捨てる人はまばらになった一方で、ハーフタイムにカレーや弁当を買って席に戻る人が散見されました。つまりは、試合開始直前に入場して、試合前半を見てハーフタイムになったから、後半を見ながら遅めの夕食をしようとしたと推測しました。ということは“終了後が・・・だな”と、頭の中で試合後の混雑が予想できました。

試合後半もCVS控室での休憩です。
後半が始まると、種々の事情で帰宅するCVS参加者がいて、見送ったあとにまたDAZNで試合観戦です。コンサドーレが優位な展開でも追加点が決まらず、控室内は静か。天井の場内アナウンスも、静か。そこへジュビロの選手交代が天井から流れたときは、控室内で「入れられたかと思った」とビクッとする瞬間にはなりましたが。

35分過ぎに控室を出て担当場所に戻り、ごみ箱付近に立って試合終了まで待機です。6分のロスタイムが“長い”と思いながら待ち、1-0で北海道コンサドーレ札幌が勝利したときはCVS担当者とグータッチ。けれど、喜びはつかの間であり、退場する人が現れたので、すぐにごみ集め開始です。とはいえ、サポーターの笑顔を見ながらの作業に、悪い気はしません。
『仕事人ナイト』だと、普段あまり来ない・来れない人が来ているようで、分別に戸惑う人も見られました。ここでまた「飲み残しを先に捨ててください」の案内を通路を歩いている人に向かって言ってみました。
で、お立ち台での浅野選手のインタビューが始まると人の流れは止まり、そのあとまた混雑する展開に。つまりは、チームの勝利は混雑の分散化にも貢献しています。他方、ハーフタイムで購入して後半試合中に食べた弁当などのカラや紙製トレイを入れる人が多くて、そこだけ溢れそうになったことから、短時間で袋の交換を3度行う羽目にもなりました。

ごみ箱前での混雑は試合終了後の15分間くらいでした。入場者数が約7700人と少なめだったこともあってか、予想より割と短時間で人はまばらになったので9時25分には全員が撤収することになり、控室に戻りました。
全員が揃ったところで勝利の報告があり、拍手が起こりました。あとは夜が遅いので手短に終礼となり、自分も9時30分過ぎには控室を出て帰宅しました。

さて、次のホームゲームはCVSに参加せず、一サポーターとして試合観戦します。これはクラブコンサドーレの『more FUNオプション』の無料招待券を使うためもあれば、試合後にコンサドーレとは無関係な別の予定があるためでもあります。CVSに参加してからでも次の予定には間に合いますが、できれば試合終了後すぐに移動できるようにしたかったという、個人的な事情です。
6月のホームゲームでは、またCVSに参加するつもりです。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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