千歳基地へ行ってきた(その2)
厳密には昨日の出来事になります。ご了承ください。
航空自衛隊千歳基地の千歳航空祭に行ってきました。
新型政府専用機に絞って書いたその1
https://note.mu/f_yoshihiro/n/nfccdd8c592b5
とはうって変わり、ヲタク度と画素数を上げています。
ここでは今年展示していた飛行機を紹介していきます。枚数が多いですがサイズを大きくしました。あらかじめご了承ください。
●U-125A(左)
●UH-60J(中央・右)
救難捜索機。千歳救難隊所属の機体が展示されていました。U-125が先発して要救助者を捜索して救難物資を投下し、UH-60から隊員が降下して要救助者を収容するという役割分担をしています。
●U-4
多用途支援機。入間基地所属の機体が展示されていました。ガルフストリーム社ガルフストリーム4と同型で、指揮連絡や訓練支援などのほか、上皇・上皇后陛下が被災地へ訪問されるときに使用されたこともあります。
●E-767
早期警戒管制機。浜松基地所属の機体が展示されていました。昭和51年にソ連軍機が函館空港に強行着陸したことで防空体制の不備が発覚したため、上空からもレーダー監視をするためにするのが目的。大きなレドームが特徴。
●C-130H
輸送機。小牧基地所属の機体が展示されていました。原型は1954年にアメリカで初飛行し、各国の軍隊だけでなく民間でも使われているベストセラー機。航空自衛隊では80年代に導入し、イラク戦争後は水色に塗ってバグダッドでの輸送任務に就いたこともあります。
●P-3C
対潜哨戒機。海上自衛隊八戸航空基地所属の機体が展示されていました。潜水艦探知から現在は洋上監視が主任務になり、海上での捜索活動はもちろんのこと、ソマリア沖での海賊対処行動にも交替で派遣されています。
●F-15J
日本を守る戦闘機。千歳基地第203飛行隊所属の機体が展示されていました。最初の機体の導入からは30年以上が経過しましたが、地道なアップデートを続けているので今でも第一線で活躍できる機体になっています。
●F-2A
支援戦闘機。三沢基地所属の機体が展示されていました。アメリカで開発されたF-16戦闘機をベースに対艦ミサイルを装備できるようにしたもの。去年9月の北海道胆振東部地震発生30分後に緊急発進して状況把握に務めたのが、三沢の、この機種だったとあとで知りました。
●RF-4E
偵察機。百里基地所属の機体が展示されていました。機種に大きな牙が描かれていますが、本当に口のように開くことはありません。代わりに、口のところにはカメラが装備されており、上空から地上の様子を撮影することができます。大規模な災害が発生したときの状況把握にも使われます。
●CH-47J(LR)
輸送ヘリコプター。三沢ヘリコプター輸送隊所属の機体が展示されていました。世界でも最大クラスの大きなヘリコプターで、原型は50年以上前にアメリカで初飛行していますが、航空自衛隊では改良型を2012年まで導入していました。LRとは大型燃料タンクや気象レーダーを装備したタイプ。
その3ではその他の展示物とブルーインパルスの曲技飛行のことを書きました。ヲタク度とデジカメの画素数は上げたままですので、良ければ併せてお読みください。
https://note.mu/f_yoshihiro/n/n61d68311f1eb (その3)
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)
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