非常通報装置作動に遭遇
朝、いつものように家を出て、いつものように地下鉄駅へ向かい、いつものようにホームに降りて、いつものように地下鉄に乗っていました。地下鉄もいつものように走っていたのですが、途中駅に到着してドアが開いたら
天井のスピーカーから「指令所です」という音声
が聞こえてきました。
何かあったみたいでそのまま聞いていたら
「非常停止ボタンを押された方、何がありましたか?」
「人が倒れたのですね。あ、ホームに降りたんですね」
「ボタンに書かれてある番号を教えてください・・・4の2ですね」
「駅員を向かわせます」
聞こえてくるのは指令所の人のみ。やり取りしている相手の声は聞こえてこないけれど、何が起こっているのかはだいたいわかりました。ややあって、ホームを駅員が2人ほど走って行くのが見えて、措置を行い始めたようです。
自分は「発車にはまだ時間がかかりそうだ」と思いつつ「このまま動かなかったら振替も考えなきゃ」とも考えていた矢先、運転手は「発車します」と告げてドアが閉まって発車しました。なので、2分ほど遅れての運行にはなったけれど、2分なので遅刻にもならずに済みました。
というわけで、地下鉄車内に設置されている非常通報装置を使う様子に初めて遭遇しました。東京に住んでいたときは東武東上線車内で一度だけ体験したことはあるけれど、スピーカーで応対の様子は流れてこなかったので、札幌はやり方が違うことを図らずも知りました。
個人的には、今回のように一方的でもいいからどういう様子なのかわかるほうが逆に安心しますね。朝のラッシュ時は皆それぞれのスケジュールで動いているわけで、遅れると調子も狂うでしょうから、長引くのか長引かないのかの判断もできます。
さてと、明日は地下鉄が遅れずに運行できるのでしょうか。そうなることを祈るばかりです。
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)
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