0.5cmの差
今日は休み。仕事に行くときに履く靴を新調することにしました。が、毎回のことながら、靴の新調には常に悩みがつきまとうのです。それは何かというと、値段やデザインもさることながら・・・
サイズが合わない。
自分の足のサイズは25cmくらいです。
まず、そのサイズの靴自体が少ないのです。そして、仮にあったとしても値段が高かったりデザインがいまいちだったりと、どこか納得できない部分があって、買うのを躊躇することも多々あります。だから、行けるお店も意外と限られていて、片手で足りるほどだったりします。今日はその中の一つに行って無事に買うことはできたのですが、傍目には「それでいいのか?」と思われてもおかしくない結果になりました。
お店に行き、女性店員の一人に声をかけて「この靴の24.5cmか25cmのものはありますか?」と訊いてみました。店員は「茶色が24.5、黒が25で、両方あります。両方履いてみますか?」と言ってきたので、お言葉に甘えて両サイズの靴を試し履きしました。靴の中での指先が痛くならなかったのが25cmだったので、まずは買う靴の一足が決まりました。
その靴の色が黒色だったので、自分は店員に「色違いの茶色はありますか?」と改めて尋ねてみました。しかし返事は「ないです」だったため、同じデザインではなく別なデザインの茶色い靴を探し、試し履きもしました。それで決めたのが、24.5cmの靴だったのです。
25cmの黒い靴と24.5cmの茶色い靴をレジに持っていくと、別の店員がサイズを確認し
「25cmと24.5cmですけど・・・」
敢えて“サイズが違いますよ”と念押しするような問いかけをしてきました。でも試し履きをした結果なので、サイズが違っていても間違いではありません。だから自分は自信をもって
「はい、それでお願いします」
と伝えて、代金を支払いました。
メーカーによってサイズが異なることはよくあることですが、自分にとっては、数字上、違うサイズの靴を一緒に買って履くことは実は初めてでして、たった0.5cmとはいえ
数字のマジックだ
と思わずにはいられませんでした。
そして帰宅してひもを締め直ししてみたら、サイズが違っていても履き心地はほぼ同じでした。それはそれで、なんだか不思議な感じもしますけどね。
(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)
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