被害がなければ他人事
昨日の続き。
https://note.mu/f_yoshihiro/n/n35073cdef604
自分は仕事を終えて帰宅していたので地下鉄の運行停止の影響を受けることはなく、建物に被害がなければライフラインの停止もなかったため、テレビやラジオをつけて地震の状況をずっと確認していました。しかしまあ、東日本大震災のときもそうだったけれど、実際に地震を体感していながら自分や知り合いに直接の被害がなければ、どこか他人事のように冷めた気持ちになるのはよくない傾向だなと思いました。
閑話休題。
朝になり、気になったのが地下鉄の運行状況です。地震発生直後は線路の点検のために全面運休となり、午前3時くらいから運行を再開していることはニュースで知っていました。自分が乗車する時間帯も運行はするだろうと考えつつも、平常ダイヤなのか違うのか、はっきりしなくて気をもみました。
札幌市交通局のホームページでは「終日、時刻表どおりのダイヤとはならない見込み」と書いているのに対し、北海道ローカルのテレビでは「平常ダイヤでの運行」と報じており、どっちが正しいのか判断できないまま普段の出発時刻が近づいたため、普段より2分だけ早く家を出る代わりに
“時刻表どおりであってもなくても、来たのに乗る”
と投げやり的な考えで駅へ行ってみました。
結果は、時刻表どおり。
朝のラッシュ時に間引き運転されていたら、いくら札幌といえども東京以上の混雑具合になっただろうから、地震発生から12時間を経ていないのに平常ダイヤへ戻した判断に安堵しました。なので、いつも乗る時刻の地下鉄に乗っていつもどおりに出社できました。ついでにいうと、心なしかいつもよりも空いていました。
なお、会社では朝礼で「遅番で残っていた社員がエレベーターの停止に伴って途中まで階段で下りた」と報告があり、地震の影響はちょっとだけあったようです。でも、あとはいつもどおりで、誰も地震のことは触れずに淡々と仕事をするのでした。
札幌に限れば被害がほとんどなかったから、やっぱり他人事なのかな。