スリッポンが流行?

昨日、自分は休みでした。路地も含めてアスファルトが出ていることから、今年初めて夏用の靴を履いて出かけました。すると、雪解けでデコボコになったアスファルトの上ではちゃんと歩けるのに、地下鉄に乗って都心部の地下道を歩いたりデパートの中に入ると、途端に足を取られたのです。それはつまり、靴底が摩耗していたことで、ツルツルに磨かれた地下道のタイルでは滑りやすくなったわけ。
「去年はそんなことなかったのになあ」と思いながらも、滑る靴底はちょっとヤバイので、靴屋にも寄って新しい靴を買いました。昨夜に防水スプレーを靴全体に吹きかけ、一晩乾かしておきました。写真の左が昨日履いてヤバかった靴で、右が昨日買った新しい靴です。休みの日に履く靴なので、仕事ではなくカジュアルなスニーカーを選びました。

左右を見比べて、ちょっとした違いがあることに気づきましたでしょうか。
履き口のところです。部位名称でいうと『ヒールタブ』というところが、新しく買った靴では“グイッ”と上がっています。なぜこのようになっているのかというと、靴べらや指を入れずに履けるようにするためです。

スリッポン

というらしいです。
自分はスリッポンを求めていたわけではなく、カジュアルな感じでサイズが合うものであれば良かったのですが、選んだ結果が靴べら不要な靴になったのです。でも、店内を見渡してもスリッポンを謳っている靴が多く陳列されているので、今年の流行なのだろうと勝手に推測しています。
そんな、靴べら不要の靴といったら、自分が中学生だったときの数学の先生が『スポックシューズ』というのを履いていたのを思い出しました。靴の真ん中にVの字の大きな切り欠きがあって、黒や紺の靴下がモロ見えだったのが強い印象に残っています。といいますか、そこばかり目が行っていたんですよ、なぜか。

あとそれから、靴を選ぶときは毎回悩みます。で、今回も悩みました。
自分の足のサイズが25cmくらいなのですが、メーカーや製品による微妙な違いで、25cmで大きかったり24.5cmで小さすぎたりするので、試し履きは欠かせません。そこへ靴べら不要の靴だとどうなるかと思ったら、25cmで大きくて24.5cmでしっくりいきました。すると今度は、もう少し明るい青色の靴が欲しかったのに、その色で24.5cmは生産されておらず、濃い目の青色の靴で妥協したわけ。
結果としては一件落着ですが、靴を買うたびに毎回悩むのだから、悩まされます。はい。

(お読みいただきありがとうございました。内容に共感していただけたら心付もお願いします)

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