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AROMABLENDBARでオリジナルフレグランス作り

夏休みにAROMABLENDBARさん(※以下敬称略)でオリジナルフレグランスを作ってきました!


AROMABLENDBAR

きっかけはX(Twitter…)のFFさんに作ってる方が何人かいらしたこと。投稿見る感じでは使える香りの幅も広そうでいろいろな香りが作れそうなところが面白そうでオーダーしてみよう!と。

こちらで作る香りは肌にはつけずに楽しむタイプ。

店舗で作る?オンラインで作る?

最初に迷ったのがこれ。
HPなど見てみるとどちらもあるけど違いがわからない…というわけでまずは問い合わせ。

店舗だと決められた時間(40分)の中で、かつ、シングルの香りをその場で組み合わせて作ることになるからある程度テーマ(方向性)が決まってるシンプルめな香りのほうが良い、とのこと。
逆にオンラインだと複雑な香りも可能。

なるほど〜。元々わたしが作りたいと思ってる香りはオンラインのほうが良さそう、とも回答をいただいた。
が、お店でその場で作るライブ感も好きだし、あとこちらのお店が素敵な雰囲気で行ってみた〜い!
となったらまずはお店に行ってみて、あわよくばオンラインでどんな感じで作れるか聞いてみて、その後オンラインで作ろ〜〜〜(単純)
解決!というわけでまずはお店の予約をしてみた。

お店で作ると以下のような形。
・所要時間40分
・30ml ¥8,800

今回のテーマ

『夜の庭』

お店で作る場合にはシンプルめな香りがいいということと、おそらくフローラル系は充実してるんじゃないかな…というなんとなくの想像からフローラル系、で、なんとなく花束っていうより庭というか…いい雰囲気の庭で過ごす時間もイメージできる香りがいいな、と思った。

ただ、よくある(というくくりはよくないが…)明るいフルーティフローラルは違うんだよな〜と思って『夜の』とつけておいた。
ちなみにこれはここまでいくつかオーダーした上での経験則だけど、イメージを伝える時に時間帯を加えるのは結構有効な気がしてる。

というわけで今回のテーマは『夜の庭』でいきます!

当日の流れ

ちなみにお店の近辺の土地勘がないうえにどの駅からも10分くらいかかる立地だったから早めに出たんだけど、着いたらちょうどいい時間だった。間に合ってよかった〜!

カウンセリングシートの記入

まずカウンセリングシートでどんな香りがいいか、強さはどれくらいがいいか、ということを記入。
香りのイメージはフローラルと…オリエンタルかな…と記入しながら「夜の庭」みたいなイメージ、と早速伝える。

香りを選ぶ

まずはフローラル系の香りを出していただき比べてみる。意外と単品の香りをかぐ機会ってないからここが発見多くて面白いんだよな〜
出していただきつつ、カウンターに並んだ香料を見てこれも気になる…などと言いながら大量にムエットでお試し。

フローラル系で気になったのがイリス
イメージするイリスと違ってパウダリーな感じが少なめでこれは庭にあってほしい。

あとは気になって出してもらったフィグ
果実っぽいフィグとフィグリーフの2種類あったんだけどあんまりグリーンぽさ出したくなくて果実っぽいほうに。

それ以外のフローラル系が決められずにいたら、ここら辺でいったんオリエンタル系の方にいきますか、となってオリエンタル系とかベースに向いてるウッディ系の香料を出していただく。

ベースにするならウッディ系がアンバー系だよな〜と悩みつつ試した濃いめのアンバーが好きな香りでこれかな…と
ウッディ系もどれもいい香りだったんだけど、ちょっとテーマからズレるような??という感覚を信じ。

あとはラブダナム
元々好きなのと、単品だと意外と重さがなくて程々の甘さが良いな〜と加えることに。

ここでこの4つのムエットをまとめた状態でお試し。いい香りなんだけどちょっと甘すぎるし何か足りない…
何か…
何か…あ!スパイスだ!

というわけで今度はスパイス系をいくつか出していただく。

まず好きだなってなったのがシナモン
ただ、これ入れるとお菓子っぽくなっちゃうかな〜テーマからズレる気がするな〜でも好きな香りは入れたい、ということで悩みながら入れることに。

さらにもう少しシャキッとしたスパイスも…と思ってブラックペッパー、ピンクペッパー、スパイスブレンド(たしかカルダモンとかクローブだったような…?)…あたりで悩みピンクペッパーに。
ブラックペッパーだと締まって、ピンクペッパーだと弾けるように広がる、みたいに説明いただいてその説明だとピンクペッパーかな〜となったので。

ここでいったんブレンドして試して調整をしていこうということに。

で、試作1回目。オリエンタルが強い〜〜〜
いや好きなんだけど、今回は庭なんですよ。

でもどの花の香り入れるかピンとこなくて、ふとスパイスの時みたくフローラルブレンドみたいな香りがあるのでは?と…あった!
のでそれを追加。ややハーバル寄りのフローラルなので甘くなりすぎないのも良さそう。

それが試作2回目だったんだけど、やっぱりフローラル感が足りなくて、夜の庭なら…ってことで、さらにチュベローズとイランイランを追加。
ちなみにこの2回目の試作はテーマから少しずれてたけどだいぶ好きだった。

そしてチュべとイランイラン加えた3回目の試作。いい雰囲気の庭だ!
そして最後にもう一滴シナモン加えるのもいいですよ、と言われてシナモン好きのわたし、まんまと乗っかる。

これで完成〜!!
オリエンタルな庭そのもののような、そこで過ごしてる時の空気感のような…良い香りにできたのでは!

名前を決める

忘れてた、そういえばカウンセリングシート書いてる時に名前決めてラベルに印字します、って言われてたんだった。

名前つけるの得意じゃなくてすごく悩んだんだけどテーマ通り『jardin de nuit(夜の庭)』に。
ちなみに秘密の花園的な名前も悩んだけど、昔使ってたジャルダンダンテルディ(禁じられた庭)がよぎって却下。

ラベルを貼ってもらって今度こそ完成〜!!


使った香りもラベルに!

今度はオンラインでオーダーしたい

お店で作るのも楽しかったんだけど、元々作りたかった香りもやっぱりチャレンジしたいから次はオンラインでオーダーしてみようと思ってる!

オンラインは今は2パターンあって、HPのperfume makingってサービスを使うパターンと、直接DM/LINEなどでやり取りするパターン。
※こちらの投稿より

perfume makingもおもしろそう!テーマが特になく好きな香りを作りたい場合はこっちかな。
サンプル(有料)として5ml×2本 or 5ml×4本が頼めるということでこれだけでも満足してしまいそう…!30ml前提で調整ってプランもある模様。¥12,000とかだったような。

わたしはテーマが比較的しっかり決まってるから直接オーダーしようと思ってる。(料金の話ばっかするのもアレだけどこっちのがちょいお高め。最初から相談乗ってもらうからね!)

今回はお店行って話してみて楽しい時間過ごせて想像以上の香り作れたんだけど、オンラインだとさらにいろんな香りを使って作れそうなので楽しみ!オーダーに向けて詳細を練らなきゃ。

それでは!