ライフガードの聖地『ライフガードスクエア』へ行ってみた!!
ライフガードをご存じ?
ライフガードは1986年に株式会社チェリオコーポレーションより発売された超生命体飲料である。何度かリニューアルしているが基本は迷彩柄のペットボトルに包まれたローヤルゼリー配合の微炭酸飲料。まぁ皆様も飲んだ事はあるでしょうけど、美味い。とにかく美味い。子供の頃から血液に循環されていると言っても過言ではないほど飲んでいる。そして美味い(しつこい)。
こんな所です
場所は原宿、裏原宿と呼ばれるキャットストリートの一画にあります。2021年11月12日にオープンしました。以前はSHIPSがあった場所。チェリオの自販機もずっと鎮座しており、古くからウサダーブロンズ像が君臨しているライフガードファンにとっては聖地なのです。ちなみにウサダーブロンズ像は脇の小道を階段上ってこんにちはする、ちょっと秘境的スポットになっているので行ってみたい人は検索してみてね!
https://www.usadar.jp/bronze.html
内部はライフガードパラダイス
ライフガードスクエア。まず到着していきなり出迎えるは、派手を司る神である音柱も啞然とするレベルの圧倒されるド派手な外見。ライフガードのパッケージがそのまま建物になっちゃったという様相の派手派手さ。人によってはもうこれを見るためだけが目的でも腹八分目かもしれない。ライフガードマニアにとってはこの奥がどうなっているのか、期待せざるを得ない、そんな外見です。
中に入ってまずお目見えするのはライフガードにペイントされたトヨタ『GRヤリス』のコンセプトカー。これはただの展示物ではなく、イベント時は公道も走ります。驚きなのはラッピングではなく実際にピンストライパーであるM&K CUSTOM SIGNS MAKOTO、小林誠氏によるペインティングなんです。近づいてじっくり見てみると手描きならではの奥行が感じられます。小林誠さんは2009年よりライフガードの代名詞であるこのパッケージデザインを手掛けているんですね。昔の落ち着いた迷彩柄も良いけど、やっぱり傍目から見ても「ライフガードだ!」と分かるこのデザインは興奮します。
右に目を向けるとそこにはこれまたド派手なライフガードカラーなストリートピアノ。最近はストリートピアノを弾いて観衆を感動に誘うYouTubeが少なからずUPされていますね。ライフガードスクエアでの映像もあるのでぜひご視聴いただきたし。そしてピアノを弾ける方はここで音色を響かせてみて下さい。私はピアノが弾けないので大人しく写真撮影のみで終了。
奥に進むとこんなものもありました。謎のボード。どうやらフラッシュを使って撮影すると何かあるらしい。では早速パシャリと撮影。
浮かび上がるウサダー! これは子供が喜びそうな面白ギミック。こういう何気ない遊び心ってちょっと嬉しいですよね。心が子供なのではしゃいじゃいました。
さてその両脇にはいよいよ楽しみにしていたチェリオの自販機!
左側の自販機はライフガード一色。あらゆるライフガードを網羅したライフガードフリークには夢のような自販機。驚きなのはライフガードの飲料だけではなくコリスさんのお菓子やウサダーのフィギュア、コラボ中であるモンスターストライクのアクリルスタンドまで販売しているんです。先に言っておきます、お財布は思った以上にゆとりを持って行きましょう。あと帰宅時はかなりの重量になるでしょうからトロリーバッグがあっても良いくらい。
一部ライフガードではなくジャングルマンや、ゴジラエナジーと言うゴジラとコラボしたエナジードリンクもあります。ラインナップは都度、変わると思うのでチェリオを愛する者は定期的に行くべし。
右の自販機にはライフガード以外のチェリオ飲料が勢ぞろい。チェリオグレープ&メロンやスイートキッスといったチェリオのメジャーラインナップに加え、鉄魂やめがぱちといった異色のエナドリ、なかなかお目にかかれないお茶や紅茶はもちろん、期間限定ドリンク(この時はキャラメルポップコーンサイダーでした)も購入可能。
以前だと醤油のようなパッケージで話題になったなんちゃってオレンジなど面白ドリンクが毎年発売されるので、こちらも定期的に覗いてみたいところです。
最下段には次世代飲料CBDXが。こちらはCBDという大麻草に含まれたカンナビジオールを抽出して配合しているドリンクらしいです。もちろん違法ではありません。驚くべきはそのお値段、なんと500円!!
ライフガードスクエアは二階建てになっており、イベント等を実施している時は二階を用いるそうです。残念ながらこの日は一階のみの営業でした。
それでもライフガードスクエア内に2台、外に2台と合計4台のチェリオ自販機にはほぼ全てと言っても過言ではないほどのラインナップが取り揃えられており、チェリオ好きには嬉しい反面、大量に買ってしまうというお財布に優しくない(褒め言葉)素晴らしいスポットです。
買ってみた
じゃん。はっきり言って買い過ぎました。帰りはめちゃくちゃ重かった。だがこれでもほんの一部。本当はもっと買いたかったけど重量の限界でした……。
せっかくなので一部をレビューでご紹介。まずはひときわ目を惹くキャラメルポップコーンソーダ。1ペットボトル120円。キャラメルポップコーンの炭酸飲料とか味が全く想像つかない。まぁとにかく飲むべし。いただきます。
ペットボトルのキャップを捻って開封すると……甘い!!
匂いは完全にキャラメルポップコーン。相変わらずこの再現力は変態だ。流石チェリオだぜ。
一口含んでみると……キャラメルポップコーンだ。味も完全にキャラメルポップコーン。なのにサイダー。サイダー飲んでるのにキャラメルポップコーン食べている……いや、飲んでいる。なんだこれ……駄目だ脳がおかしくなる!
でも不思議と嫌じゃない。キャラメルポップコーン食べなくても食べながらサイダー飲んでる気分を味わえる。甘いもの好きにはたまらないサイダーかも。
続いてはゴジラエナジー。1缶200円。パッケージはシン・ゴジラを採用しており、ゴジラエナジー自体もその発光色のような濃厚な紫色になっています。カフェイン210mg、アルギニン630mg。カフェインで言えば市販のエナジードリンクと比べてもかなりの量です。まぁ元が500mlという大サービスボリュームなので2日に分けて飲むのがベストかもですね。そうすれば1日105mgで控えめなカフェイン量にもなります。
味は程よい刺激とクセのないフレーバーで非常に飲みやすいです。エナドリって妙に濃い甘さがある気がするのですが、ゴジラエナジーは喉ごしや
後味もかなりさっぱりしていて日本人を意識した作りになっているかなという印象です。うっかりしていると1缶いっちゃうかもしれない。カフェイン摂取には気を付けてね!(カフェイン量はコーヒーの方が多いですけど)
最後にどうしても紹介したいのが先日発売となったライフガードZEROです。そう、コーラに付いているZEROなんかと同じ、すなわち糖質ゼロのZEROです。
早速飲んでみると……なるほど、確かにこれはZEROだ。ライフガード特有の後味であるハチミツのような甘い口当たりが無いのです。飲んだ後も口の中がさっぱりスッキリ。これは美味しい。というか人工甘味料でもライフガードはライフガードなんだなぁ。
後味に関してはライフガードがもの凄く好きな人は納得いかないかもしれない。でも味は間違いなくライフガードだし、個人的にはこの飲んだ後のスッキリ感は好きです。ZEROの方がグイグイ飲めちゃうかも。特に暑い時期は爽快間違いなし。
そしてやはりありがたいのはカロリーですね。糖質ゼロにした事で大人になってちょっとカロリーが気になる……というう方も気にせずライフガードを楽しめる、これは革命ですよ。だって冒頭にも書いたように、子供の頃から血液に循環されているライフガードですもの。大人になっても沢山飲みたいじゃん。カロリー気にせず飲めるなんてその夢を見事に叶えてくれたチェリオ様に感謝。これなら老後の心配も無用ですね。一生ライフガード飲める。
総括
ライフガードに対する熱量が尋常じゃないのでとんでもない文量になってしまい申し訳ないです。ここらでまとめます。
【良い点】
・とにかくチェリオの飲み物がとんでもなく買える。
・ライフガード色に包まれたオブジェを堪能できる映えスポット。
・入場料無料。トイレや椅子もあって待ち合わせや休憩所としても最適。
【悪い点】
・世界中で原宿に1か所しかない。
・とにかく飲料を買いすぎてお財布に優しくない。
もし貴方が原宿を訪れるのであれば必ず立ち寄るべきです。ライフガードスクエアでジュース1本買って休憩するだけで心安らぐでしょう。ライフガードのド派手な模様で落ち着かない? 君は何を言っているんだい?
ライフガード好きにとっては他のライフガード好きにマウント取れます。というか行かないとファンを名乗れませんよこれは。
以上、ライフガードスクエアのご紹介でした。
原宿行く機会もなかなか無いんだけど、ライフガードスクエアのためだけに原宿行くのもアリ、とライフガードを飲みながら残り僅かなストックを横目に、この記事を締めくくりたいと思います。早くも補充のために買いに行かなきゃだわ!